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久地神社(→神奈川県川崎市高津区久地1丁目)は、創建年代などは不詳ですが、神仏習合の江戸時代には赤城社といい、日蓮宗寺院の秋興山 浄元寺(→神奈川県川崎市高津区久地1丁目)が別当寺として祭祀を司っていました。1868(明治元)年に神仏分離令が発布されると天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭神とする久地神社と改称し、明治時代前期の1881(明治14)年に近隣の3社を合祀しました。〖祭神〗・天照大神(あまてらすおおみかみ)久地...
千年神社(→神奈川県川崎市高津区千年)は創建年代などは不詳ながら、古くから千年(ちとせ→旧岩川村)の鎮守として崇敬されていた天王社・御嶽社・伊勢宮が高度経済成長期の1955(昭和30)年1月21日に区画整理事業の一環で合祀され、千年神社として改築されたものです。天屋兒根命(あめのこやねのみこと)と日本武尊(やまとたけるのみこと)を主祭神として祀っています。江戸時代には星王山 宝蔵院 能満寺(→神奈川県川崎市高津区千年)が別...
松林山 安楽院 明鏡院(→神奈川県川崎市高津区末長)は、室町時代に僧の実海が建立したとも江戸時代前期の1628(寛永5)年に僧の慶丁が創建したとも伝わる天台宗寺院です。遠く多摩川を望む緑豊かな高台の上にあり、本堂の軒下に吊るされている鐘が、竹林を抜けてきた風を受けてカラカラと鳴るのが情緒的です。本堂の向かいには寺のシンボルとなる三重塔と平和観音像が聳え立っています。明鏡寺は、江戸時代には徳川将軍家の菩提寺の1...
末長杉山神社(→神奈川県川崎市高津区末長2丁目)は、創建年代などは不詳ですが、江戸時代には隣接する天台宗寺院・松林山 安楽院 明鏡寺(→神奈川県川崎市高津区末長)が別当寺として祭祀を司っていました。傾斜地にあるため末長杉山神社の境内から明鏡寺の本殿や三重塔を眼下に収めることができます。神仏習合の頃には約30cmの木の立像(→仏像)が神体だったようです。現在の社殿は2007(平成19)年に改築され、同年11月29日に入魂祭なる...
雁三山 正幡院 常照寺(→神奈川県川崎市多摩区宿河原3丁目)は僧の法印賢智が創建した真言宗豊山派寺院で、創建年代は室町時代中期の1449(宝徳元)年とも1497(明応6)年とも1557(康正3)年とも言われていますが、法印賢智は戦国時代前期の1502(文亀2)年4月7日に死去しているので、創建はそれ以前であることが分かります。常照寺は、江戸時代には本山・末寺の制により明王山 聖無動院 宝仙寺(→東京都中野区中央2丁目)の末寺で、山号は雁...
市ヶ尾杉山神社(→神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町)は、江戸時代初期の創建された五十猛命(いそのたけるのみこと)を祭神として祀る旧市ヶ尾村の総鎮守で、社殿の隣には境内社として稲荷社が祀られています。江戸時代までは杉山社と呼ばれ、近くにある真言宗豊山派寺院の初割山 東福寺(→神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町)が別当寺として祭祀を司っていました。東福寺については後日ご紹介いたします。〖杉山神社(市ヶ尾)〗祭神: 五十猛...