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【 光線過敏症 と 化学構造式 】光毒性・光アレルギーのメカニズムを詳しく解説!
光線過敏症 と 医薬品の化学構造式 の関係について、医薬品・化粧品成分と光が反応すると人体に何が起きるのか、化学・薬学の視点で深く掘り下げて解説します!まさか日焼け止めで光線過敏症なんて?!と思いもしないようなことにも理由があるのです。薬剤師である筆者が詳しく解説します!
Ca拮抗薬(DHP系、BTZ系、PAA系)の化学構造と特徴〜構造式から薬剤を比較する〜
L型Caチャネルにはニフェジピン(N)部位、ジルチアゼム(D)部位、ベラパミル(V)部位があり、N部位はチャネルの外側に、D、V部位はチャネルの中心部に存在します。今回はCa拮抗薬の中でも、ジヒドロピリジン(DHP)系とベンゾチアゼピン(BTZ)系、フェニルアルキルアミン(PAA)系について構造を確認していきます。
フィネレノン(ケレンディア®︎)の化学構造と特徴〜ミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬〜
従来のスピロノラクトンやエプレレノンなどは構造式にステロイド骨格を含み、MR以外のステロイドホルモン受容体への作用による副作用が懸念されていました。それを克服するため上市されたのがエサキセレノンです。フィネレノンはステロイド骨格を持たない2剤目のMR拮抗薬でDHP系Ca拮抗薬に非常に類似した構造を持っています。