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終止コドンのページを更新終止コドンとは、遺伝暗号を構成する64種のコドンのうち、対応するアミノ酸(とtRNA)がなく、最終産物である蛋白質の生合成を停止させるために使われているコドン。終結コドンあるいはアミノ酸を指定しないことから、ナンセンスコドンとも呼ばれる。一般に核ゲノムから転写されるmRNA上のコードでは、UAA(オーカー)・UAG(アンバー)・UGA(オパール)の3種がある。<出典:Wikipedia>⇒遺伝学のターミネーター(Terminator)終止コドン
アンチコドン(anticodon)のページを更新アンチコドン(anticodon)は3ヌクレオチドからなる単位であり、mRNAコドンの3塩基に対応する。それぞれの種類のtRNAは、固有のアンチコドンの3連配列を持ち、アミノ酸に関する1つまたは複数のコドンに対して3つの相補的な塩基対を形成することができる。アンチコドンの中には、ゆらぎ塩基対によって複数のコドンと対をなすものもある。アンチコドンの最初のヌクレオチドは、mRNAには存在しないイノシンであることが多く、対応するコドン位置の複数の塩基と水素結合することができる:29.3.9。遺伝暗号(en)では一般的に、4種類の塩基と3つの位置によるすべての組み合わせ、あるいは少なくともピリミジン塩基とプリン塩基の両方によって、1つのアミノ酸が特定される。たとえば...アンチコドン(anticodon)
【第11回】細胞はどのようにして開始コドンAUGを見つけ出すのか?翻訳の開始と終了機構について詳しく解説!
はじめにタンパク質の翻訳は開始コドン「AUG」から始まります。また、「AUG」は開始コドンとして使われるだけでなく、タンパク質に含まれるアミノ酸の一つであるメチオニンを指定するコドンとしても使われます。つまり、一つのmRNAに「AUG」配列
【第10回】mRNAからタンパク質へ!翻訳の仕組みを詳しく解説!
はじめにあるコドンと結合する特定のtRNAは、特定のアミノアシルtRNA合成酵素によって正しいアミノ酸が付加され、mRNAの遺伝情報はアミノ酸配列へと変換されます。このtRNAとアミノ酸の特異的な結合の仕組みについては、以下の記事で詳しく解
【第9回】どうやってmRNAの遺伝情報がアミノ酸配列に変換されるのか?tRNAの働きを詳しく解説!
はじめにmRNAの塩基配列情報を用いてタンパク質が合成されることを翻訳と言います。タンパク質はアミノ酸が鎖状につながったものなので、mRNAの塩基配列はアミノ酸配列を指定しているということになります。DNA複製もRNAの転写もヌクレオチドを