深海エビ漁でイトヒキカガミダイ
今日は忙しくてなかなか乗船できなかった深海エビ漁に今年初乗船。魚ボラの標本用の深海魚を求めて4時前に出航。漁場まで2時間弱。漁場に到着する頃にようやく辺りが明るくなってくる。網を入れて操業。すると日も昇って来る。1時間程網を曳き、いよいよ網を揚げ、魚とのご対面。網が水面まで揚がるとエビの選別をしやすくする為に網の口を開き、浮いた魚を外へ放出する。その時に確保したい魚をタモ網を借りて掬う。その時はカモメも集まり私との争奪戦となる。するといつもは大きな個体ばかりのカガミダイだが、標本サイズの小さな個体を発見し急いで確保。確保したい魚をひと通り掬い取り、争奪戦を終え掬った魚をクーラーへと移す。すると小さなカガミダイの背鰭が糸状に伸びている。これはイトヒキカガミダイである。イトヒキカガミダイは昨年新種記載されたばかりの...深海エビ漁でイトヒキカガミダイ
2022/03/07 19:29