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2015/12/16

1件〜100件

  • スーパーでタキゲンロクダイ発見!

    台風11号接近中。今日は日曜日であるが台風の影響で中央市場の休みが変更となり、うちの市場が開市となったので仕事となる。定置網漁を操業後、本船を築港に避難させ仕事終了。仕事が早く終わったのでカミさんと鹿児島へ買い物に出掛ける。目的地ではなかったが、昔から気になっていたまだ一度も行った事のない安いスーパーを覗いてみる。品揃えが他のスーパーとはちょっと違い面白そうではあるが、わざわざ行くまではないなと思いながら店内を見て回る。すると鮮魚コーナーもあり、そこで驚く。普通の鮮魚が並ぶ中、タキゲンロクダイがパック詰めされ売られているではないか。種名がツバメウオとなっておりツッコミどころではあるが、それよりもタキゲンロクダイであることが衝撃過ぎる。チョウチョウウオの仲間なので食べれば美味しいかもしれないが、この魚が流通...スーパーでタキゲンロクダイ発見!

  • 予兆のあったタキゲンロクダイ確保

    今日は水揚げ後、お隣の定置網の水揚げの様子を見に行く。すると捨てられる雑魚が入ったカゴの中にタキゲンロクダイを発見。魚ボラの標本用に頂く。タキゲンロクダイはここでは珍しく、以前にうちの定置網で幼魚が初入網し、その日に他の定置網でも成魚が入り、)幼魚・成魚を共に一度で初確保している(ブログ20103.11)。今回は久し振りのご対面である・・・と言いたいが、実は先週定置網の近くで見ておりこの予兆があった。先週うちの定置網でお世話になっている網業者が来て、うちとお隣の定置網の間にある瀬を確認したいと水中カメラで調査をした。その時に瀬の上にペアなのか2個体のタキゲンロクダイが映ったのである。前回初確保して以来出会っていなかったので驚き、生息を確認しただけではなく網に入ってくれないかなと思ったばかりであった。その時...予兆のあったタキゲンロクダイ確保

  • 残念!モノノケトンガリサカタザメ

    今日の定置網漁で3個体のモノノケトンガリサカタザメが入網(ブログ20228.29)。そのうち2個体がいつもとは違う感じで胸鰭中央にある黒斑が無く、胸鰭を中心に体全体に小斑点が散在している。3個体中1個体がその様なら変異かと思うが2個体がいつもとは違う感じなので別種を疑う。そのうち1個体を標本用に確保する。確保したものの今までで一番大きなサイズであり、車に積めるだろうかと不安になる。車に積める一番大きなプラケースに入れても全長の3分の1以上が入らず、腹鰭から後は飛び出た状態。車に積もうと後ろの座席を倒して積んでも飛び出た部分が入らず、結局助手席も倒し、そこに尾鰭を入れ込み、尾鰭を横目に大学まで運転する事となる。鹿児島市内に入ると信号によく引っ掛かり、隣に並んだ車や市電から車の中を覗かれないかと余計な心配をし...残念!モノノケトンガリサカタザメ

  • 別種?モノノケトンガリサカタザメ

    今日は定置網漁で網を絞って行くと大きなモノノケトンガリサカタザメが目の前を泳いでいるのを見つける。かなりサイズが大きそうに見え、厄介に思う。網を絞り上げ魚を取り込むとモノノケトンガリザメも一緒に揚がって来る。泳いでいた時よりも小さく見え、水中だったから大きく見えたのかとホッとする。すると次に大ダモを魚の中に入れると大きなモノノケトンガリサカタザメが引っ掛かる。まだいたのかと驚く。大ダモには入らないのでフックで引っ掛けクレーンでデッキ上げる。こちらが泳いでいる時に見た大きな個体である。更に同じくらいのサイズがもう1個体おり、全部で3個体もモノノケトンガリサカタザメが揚がる。一度に3個体は初めてかもしれない。更に小さな個体はモノノケトンガリサカタザメの特徴がよく現れた普通の個体であるが、大きな2個体は体型はモ...別種?モノノケトンガリサカタザメ

  • 楽しかった定置網漁

    今日の定置網漁に見覚えのあるお方が乗船。思い出に残る楽しい一日となりました。楽しかった定置網漁

  • うちの定置網でもヤシャカマス

    今日は定置網漁で網を絞って行くと大きなカマスの仲間が泳いでいるのを発見。またかなと思い取り上げる。すると思った通りヤシャカマスである。ヤシャカマスは2年前に日本初記録種として記載されたカマスの仲間で、先月も市場に揚がっているのを見つけ標本用に確保している(ブログ20227.9)。だが、他の定置網の漁獲物な為、自分の所で獲れた個体も標本登録したいと思っていた。実はブログでは紹介していないのだが、うちの定置網では先週もヤシャカマスが入網しており今月2個体目である。サイズが大きく家の冷凍庫では保存できないので、標本用に確保したらその日のうちに大学へ持ち込まなければならず、先週は大学へ走る時間が無く、標本用には確保していない。今回は土曜日ではあるが予定は入っていないので大学へ走ることも出来る。だが、綺麗な個体では...うちの定置網でもヤシャカマス

  • ダーウィンが来た!放映

    モノノケトンガリサカタザメが新種記載(ブログ20209.20)され、私もその著者に入れてもらっている。もう2年も前の事であるが、今回モノノケトンガリサカタザメをテレビで取り上げてくれるという事で第一著者の方からメールを頂く。そのテレビはNHKのあの「ダーウィンが来た!」で、その後テレビディレクターの方から電話で軽く取材され、何度もメールのやり取りを行い、現地まで来られてインタビューや定置網漁の乗船取材を受けた。そして今日、「夏スペシャル新種発見!身近に潜む大スクープ」と題して放映された。実はどのような内容になっているのか少し不安があった。取材を受けた段階で、私は新種とは気付けなかった人として取材を受けている感じがしており、テレビで公開処刑されるのではと思っていた。ところがテレビを観ると決してその様な感じは...ダーウィンが来た!放映

  • フタスジリュウキュウスズメダイ初確認初採集

    今日は仕事が早く終わったので素潜り採集に行く。海に入ると陸から見た目以上に濁りがある。今回もひと通り散策するがなかなか欲しいと思う魚が見つからない。そのような状況の中、ようやく枝サンゴの上にフタスジリュウキュウスズメダイを発見。フタスジリュウキュウスズメダイは普通種であるが、うちの海域では初めて確認。これは採集したいところではあるが、枝サンゴの上にいるという事は採集しようとすると枝サンゴ内に逃げ込まれ採集出来ないパターンである。採集は厳しそうなので生息確認だけでも残そうとカメラで撮影に挑む。見るとまだ幼魚であるが大小2個体確認。写真を撮っていると大きな個体の方は行動範囲が広く、サンゴから離れることもある。これならば採集出来るかもしれないので網を仕掛ける。大きな個体がサンゴから離れた所を後ろから追い、何とか...フタスジリュウキュウスズメダイ初確認初採集

  • タカサゴヒメジ

    最近はコロナ感染がこんな小さな過疎の町にも押し寄せて来ている。昨日は遂に市場の職員も感染が判明。更に今日は市場職員全員が感染している事が解り全員が休み。うちの会社は定置網だけではなく、市場運営もしている。なので今日は定置網漁を終え、自分達で市場に水揚げ後、市場運営の方を担当する。するとお隣の定置網が漁を終え帰港。その水揚げ作業を一緒に行う。水揚げ作業をしていると綺麗なタカサゴヒメジを発見。ここではタカサゴヒメジは普通種であるが幼魚ばかりで成魚はちょっと珍しい。成魚になると体側上部の鱗一枚一枚に紫色の紋が入りとても綺麗である。実はこのタカサゴヒメジの成魚を探していた。今年刊行した薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)ではタカサゴヒメジの写真を3枚掲載しているが全て幼魚であり、鱗にこの綺麗な紋が入っ...タカサゴヒメジ

  • 遂に確保 イトウオニヒラアジ?

    今日は定置網漁を終え帰港すると、市場に待ちに待った魚が並んでいる。今までに何度か遭遇しているが標本を確保できていない謎なギンガメアジ属の魚である(ブログ201710.31)。昨年も市場に揚がったのだが(ブログ202110.18)、その時は既に仲買が目を付けており確保出来なかった。今回はまだ時間が早く、今のところ仲買人はまだ誰も来ていない。魚種を確定する為にも仲買人が来る前に魚ボラの標本用に確保する。今回は10個体程揚がっており数個体確保したいところではあるが、やはり高値予想なので1個体のみ確保する。この魚、あれからも色々と考えたのだがやはり一番有力なのはイトウオニヒラアジである。イトウオニヒラアジの事は自分が一番よく知っていなければいけないのだが、未だに幼魚ですら迷うところがあり本当に難しい魚種である。仕...遂に確保イトウオニヒラアジ?

  • ナガタチカマス初確保

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げしていると、お隣の定置網船が帰港。いつも標本を確保して来てくれる人が遠くから身振り手振りで何やら持って来てくれた模様。船まで見に行くとナガタチカマスである。ナガタチカマスはここでは珍しく、昔市場に揚がった個体を地べたに置いて写真を撮ったことがあるだけで、薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)にもその写真が使われ、いまだに標本を確保しておらず、標本写真もない。実は先月も市場職員から魚の名を教えて欲しいとメッセージが来たのだが仕事中で気付かず、仕事が終わってからメッセージを見ると市場に揚がったナガタチカマスの写真であった。気付いた時は入札後で仲買が購入して行き、市場にはもう魚がない状況で確保することが出来なかった。残念で後悔していたがこんなに早くまた揚り、しかも今度は...ナガタチカマス初確保

  • アカエソ属ばかり

    もう7月である。例年なら5月頃から素潜り採集をするのだが、今年は仕事が忙しくまだ行っていない。仕事も一段落し、今日やっと今年初の素潜り採集に行く。海に入るともう夏の海。カラフルな魚がいるものの標本用に欲しい魚はなかなか見つからない。欲しい魚は見つからないものの、アカエソ属の姿はちらほら確認出来る。薩摩半島で記録の無いミナミアカエソを昨年から探している。昨年採集した個体は魚ボラでヒトスジエソと同定された(ブログ202110.14)(ブログ202110.19)。自分では同定出来ないのでアカエソ属の魚を見つけたら採集する。そんな感じで魚を探していたら、最終的にアカエソ属の魚ばかり6個体採集して終了となってしまう。アカエソ属の仲間は採集の仕方が少し違う。普通の魚はフェンスネットで採集する時、魚に気付かれない様に魚...アカエソ属ばかり

  • ヤシャカマス初確保

    今日は風が強く定置網漁の出漁を断念。陸で仕事をしていると風が止み、出漁。他の定置網も出漁する。操業を終え帰港し市場を覗くと大きなカマスの仲間が水揚げされている。これはと思い直ぐに見に行く。すると思った通りヤシャカマスの様に思える。ヤシャカマスは魚ボラの学生が論文を執筆し、2年前に日本初記録種として標準和名が提唱された。それまでに標本は確保していなかったのだが、これまで私が定置網や市場などで撮ったオニカマスの写真の中にヤシャカマスが混ざっており、論文に写真資料として使って頂いた。オニカマスと思って撮っていた写真は近年の個体は殆どがヤシャカマスで、逆にオニカマスが最近見つかっていない状況である。標本を確保していなかったので、今度見つけたらサイズに関係なく確保しようと思っていた。という事でこの個体を魚ボラの標本...ヤシャカマス初確保

  • 3年おきのジンベエザメ

    今日は定置網漁で網を起こしていくと水玉模様の大きな魚が目に入って来る。ジンベエザメである。今回のジンベエザメはとにかくデカい。網を絞ると全長で7メートルはある感じ。大人しく暴れないのでまだいいが、それでもこのサイズだ網の外に帰すのも大変である。網を沈めたり、船のクレーンを使って何とか逃がすことが出来た。魚ボラの標本にもならないサイズなので、せめて体に吸着しているコバンザメの仲間だけでも確保しようとタモ網で掬おうとする。すると、コバンザメもこちらを見ているようで網を出すとサッと裏側に逃げてしまう。時間を掛けてコバンザメを確保している場合ではないので諦め、ジンベエザメを逃がすことに専念する。前回ジンベエザメが入網したのがいつなのか調べると3年前の7月である。更にその前はその3年前であり、うちの定置網では3年お...3年おきのジンベエザメ

  • 残念だけどホッとしたアカグツ幼魚

    今日は定置網の仕事で沖作業。暑さもあり結構疲れた感がある。仕事が終わり帰宅すると別件で電話があり、車で向かう。終えて帰宅するとまた呼び出しと疲れているがゆっくり出来ない状況。夕方になってしまうがまた電話が鳴る。すると今度はお世話になっている深海エビ漁の方からである。今年の深海エビ漁の初漁だったそうで見たことのない白いアカグツの様な魚が獲れ、持ち帰って来てくれたとの事。これは気になるし確保して頂いているので受け取りに伺う。向かう途中、もしも珍しい魚であれば今から大学へ走らなければならなくなると思い、珍しい魚であって欲しい反面、家での冷凍保存で済む魚であってもらいたいという思いと錯綜する。魚を受け取ると体型はアカグツ属であるが体色は白く、各鰭の先端が黒い。鰭先が黒いのはヘリグロアカグツである。ヘリグロアカグツ...残念だけどホッとしたアカグツ幼魚

  • 成長過程? ツノハタタテダイ幼魚

    1ヶ月近く掛け、定置網を新たなものにやり替える作業を行っていて、先週終了。今日からやっと定置網漁の再開である。漁模様はギンガメアジが多くまずまずの漁模様である。そんな中、市場で選別作業をしていると見慣れない小さな魚を発見。ツノハタタテダイの幼魚の様である。ツノハタタテダイは素潜り採集で見る事があり、採集もしている。でも定置網に入ることはない。だが、5月にハタタテダイ属のトリクチス幼生をお隣の定置網の方から頂いている(ブログ20225.27)。それが体側や臀鰭が黒く、今まで見た事が無い体色をしており、その体色からツノハタタテダイが思い浮かんでいた。今回、この個体が獲れ、以前の個体もツノハタタテダイではないかというのが濃厚になった感じである。この様に若魚や幼魚からわからなかった稚魚が判明していけば本当に本望で...成長過程?ツノハタタテダイ幼魚

  • 今月2種目の日本初記録種チャイロウツボ(新称)

    今日、魚ボラの学生からメールで論文出版の報告が来る。日本魚類学雑誌早期公開版で日本未記録種GymnothoraxpseudoprolatusSmith,HibinoandHo,2018の論文が出版され、標準和名チャイロウツボ(新称)と提唱されました。今年の3月に以前にうちの定置網で採集したウツボの仲間の論文のチェック依頼が学生から来て、やり取りしていた。その標本の採集日が2009年となっており、13年も前の標本である。その論文を読むと国内未記録種であり、更に驚くことに台湾産ホロタイプ標本1個体に基づき新種記載されており、原記載以降追加標本は報告されておらず、この個体が2個体目となるとの事である。この個体を採集した当時の魚ボラではオナガウツボと同定され標本登録されていたみたいである。その採集日当時に自分で撮...今月2種目の日本初記録種チャイロウツボ(新称)

  • 申し訳ないクラゲウオ幼魚

    現在うちの定置網は大掛かりな網や側の入れ替え作業中。更に2泊3日の強行出張から昨日帰ったばかりである。今日は天候が悪く沖での作業は難しそうなので体を休めるうえでも仕事が休みとなる。家でゆっくりしていると出漁したお隣の定置網の方から標本用の魚を確保したと連絡を頂く。標本を受け取りに急いで港へ行く。確保してもらった魚を頂くと、指先に乗る位のとても小さな魚である。よく見るとクラゲウオの幼魚である。クラゲウオは今までに幼魚をいくつか確保しているが、今回の個体が今までで一番小さい。よくこの小さな魚を見つけたものだと感心してしまう。このサイズの標本はないのでとても有難いのだが、このサイズを冷凍保存すると解凍時に腹部が確実に割れてしまうと思われる。だが、今日は休養という事で大学へは走りたくない。折角確保してもらって申し...申し訳ないクラゲウオ幼魚

  • オオモンカエルアンコウ

    今日は定置網の網を揚げる作業。網をデッキ上に揚げて行くとオレンジ色の大きな塊が網に絡んで揚がって来る。見て直ぐにオオモンカエルアンコウだとわかる。思い掛けない獲物に驚く。これは魚ボラの標本用に確保したいので網から外し確保する。今日は網揚げ作業で疲れたので大学へは走りたくはない。だが、サイズ的に大きいので家の冷凍庫で冷凍保存出来るかどうか心配である。持ち帰り冷凍庫に入れてみると何とか入れることは出来た。これで大学へ走らずに済み、ひと安心。でも、冷凍庫のスペースをかなり使ってしまうので今後の標本確保が心配である。オオモンカエルアンコウ

  • 大きなシロシュモクザメ

    今日は定置網漁で巨大なシロシュモクザメが入網。船のクレーンを使わないと揚げられない大きさである。クレーンを使い吊るのだが暴れてなかなか揚げることが出来ず大変。やっとデッキ上に揚げるもまだ暴れて危なく、頭部と尾をロープで縛りようやく落ち着く。この状態を見たことがあるが、4年前にも同じように大きなシロシュモクザメを獲っている(ブログ20184.28)。当時のブログを見ると暴れなかったみたいだが、今回は暴れてとても苦労する。大きなサメなので内臓と取り除くのだが、これも前回と同じように仔魚が出て来る。最終的に24個体出て来る。1個体のみ魚ボラの標本用に確保し、あとは海に放す。今回は頭部も落とし水揚げ。頭部無しで77キロあり、恐らく100キロ超えのシロシュモクザメであったと思われる。大きなシロシュモクザメ

  • トビウオ類幼魚を標本登録

    昨日、研究者の方から気になる情報を頂いた。しかも、現在その事で鹿大に標本調査に来ているとの事。という事で今日は大学へ行く予定。以前から冷凍が厳しいトビウオ類の幼魚を生きた状態で持ち込みたいと考えていた。運良く今朝の定置網漁でトビウオ類の幼魚を数種生きた状態で確保する事が出来た。更に市場でアカネキントキも確保したので仕事終了後、大学へと向かう。ただ、仕事が遅くなってしまい、大学に到着するとその方は帰る準備をしており、車で駅まで送りながら話をする。その後、大学へ戻るも今日は土曜日なうえ、まだ時間が早いので来ている学生が少ない。申し訳ないがその少ない人数でトビウオ類の幼魚などの標本処理・登録をしてもらう。トビウオ類の幼魚は最初、真上からの撮影用に展鰭し、撮影後、今度は真横からの撮影用にまた展鰭しなければならず、...トビウオ類幼魚を標本登録

  • アカネキントキ初確保

    大学にお客さんが来ているという事で今日は大学へ行く予定である。大学へ行くので何か持ち込もうと思い、今朝の定置網漁では頼まれているトビウオ類の幼魚を生きた状態で確保する。帰港し水揚げ作業中、お隣のツボ網の方がキントキダイ科の魚を水揚げしようとしていた。見ると尾鰭は湾入しておらず、よく見るホウセキキントキではなさそうである。更に今まで詳しくは認識していなかったミナミキントキも今では認識出来(ブログ20225.2)、それでもない。となると消去法でこの体型や鰭などの色彩からアカネキントキとなる。アカネキントキは自分では今までミナミキントキと混同していて同定するのを諦めていた。今回、この個体を見てピンと来てアカネキントキだろうと思い、魚ボラの標本用に確保する。今回アカネキントキは初確保なので本来なら家に帰って展鰭し...アカネキントキ初確保

  • レプト幼生で日本初記録 ナンヨウオキアナゴ(新称)

    昨年の9月に深海エビ漁の方からアナゴ科のレプトセファルス幼生を頂いた(ブログ20219.6)。レプト幼生といってもそれは体だけで頭部は成長している非常に面白く、謎な個体であった。そのレプト幼生を魚ボラの学生が研究し、形態的・遺伝的と両面の特徴からオキアナゴ属魚類のCongriscusmaldivensisのレプトセファルス幼生であると同定し、本日、魚類学雑誌早期公開版で出版され、新標準和名ナンヨウオキアナゴ(新称)と提唱されました。当時は全く知見や論文等が見つからず、種までの同定は難しそうで迷宮入りかと思われたが、研究してくれた学生のお陰で解明され、国内未記録種という事でとても嬉しい結果となる。更に有難いことにお魚友達の有名な方からはオキアナゴ属の別種でこの個体の変態過程が進んだ状態の写真など情報を頂き、...レプト幼生で日本初記録ナンヨウオキアナゴ(新称)

  • 間に合わなかったテンジクガレイ

    今日は市場にテンジクガレイが1個体揚っていたので、魚ボラの標本用に確保する。テンジクガレイは定置網で獲れ、ここでは普通種である。だが、自分では気付いていなかったのだが、今までに魚ボラ用の標本を確保していなかったのである。昨年、大学へ行った時に魚ボラの学生がテンジクガレイを研究対象にしているとの事で確保依頼を受けた。その頃、市場には連日テンジクガレイが揚がっていて、その日にも揚がっているのを見ていたので、明日、遅くても数日中には確保出来ると思っていた。ところが翌日からテンジクガレイは市場から姿を消し、今日まで揚がることが無く確保することが出来なかった。その学生も3月には大学を卒業してしまい、標本を渡すことが出来ず申し訳なく残念でならない。実はこのように注文を受けると何故か急に手に入らなくなる現象がよくある。...間に合わなかったテンジクガレイ

  • 悩ましいニシキカワハギ属幼魚

    今日は定置網漁の水揚げ作業後、天気が悪くその日の仕事が終了。その後、市場内を散策しているとお隣の定置網が漁を終え帰港する。水揚げ作業が始まり、何か面白い魚がいないかと選別作業を手伝う。するとニシキカワハギ属の幼魚を発見。体色から自分が知るニシキカワハギ(ブログ20175.1)ではない。となるとこの時点で初確保決定。種名までは覚えていないがニシキカワハギ属の中に体色が前後で別れている種がいるのは知っていたのでそれだろうと思う。家に帰り調べると直ぐにヌリワケカワハギと判明。一応検索図鑑で調べるとヌリワケカワハギもニシキカワハギと同じく鰓孔の周辺に暗色斑があるとなっている。更に第一背鰭棘の後側面に下向きの微小棘が多数あるとなっている。先ず暗色斑だが、この個体の状態があまり良くないうえ、まだこのサイズではニシキカ...悩ましいニシキカワハギ属幼魚

  • 久し振りのメバル属幼魚

    今日は夜間採集の日。いつもの港へ行くと車が止まっており、岸壁の端の方で釣りをしている。いい歳してタモ網を持って魚を掬っている所を見られたくないうえ、最近は収穫もないのでタモ網を持たずに懐中電灯だけでサッと見て帰ろうかと思う。釣り人から離れた場所から海中にライトを当ててみる。すると、見覚えのあるフォルムの魚を発見。メバル属の幼魚のように見える。掬ってみないとわからないものの、メバル属の幼魚となれば採集せずにはいられない。という事で車までタモ網とバケツを取りに行き、採集に取り掛かる。そして難なく採集。見るとやはりメバル属の幼魚である。メバル属の幼魚はこの港では4年振りの採集となる(ブログ20184.14)。更に近くにもう1個体見えそちらも採集。こうなれば形振り構わず釣り人の近くまで散策する。結局メバル属の幼魚...久し振りのメバル属幼魚

  • トリクチス幼生

    今日は定置網漁を終え、市場で選別作業をしていると、お隣の定置網の方が小さな魚を持って来る。見るとチョウチョウウオ科のトリクチス幼生の様に見え、吻が尖っているのでハタタテダイの稚魚かなと思う。だが、いつも見るハタタテダイとは違い何だか全体的に黒っぽい感じである。鮮度の問題かもしれないが折角持って来て頂いたので確保し持ち帰る。家に帰り虫眼鏡でよく見ると鮮度的には問題なく、ただ体色が黒っぽいだけである。ハタタテダイのトリクチス幼生は今までにたくさん見ているが、このサイズだと既に体色が黒と白のストライプであるが、この個体に白い部分はない。更に臀鰭も後半のみ黒いがこの個体は臀鰭全体が黒い。となると、この体型から見てハタタテダイ属の別種ではないだろうか。体側や臀鰭が黒いとなると、以前に採集したこともあるツノハタタテダ...トリクチス幼生

  • 苦手なウツボ科魚類

    今日は定置網漁で久し振りにウツボではないウツボ科魚類が獲れる。今までに何度も獲れた事がある種かもしれないが自分が同定出来ないので一応魚ボラの標本用に確保する。家に持ち帰る前に一応写真に収める。家に帰り冷凍保存する為ビニール袋に個体を入れる。体長が長いものの体は柔らかく、意外と冷凍するにも嵩張らずに済む。ダメ元で同定を試みると検索図鑑ではオナガウツボ辺りである。だが、2020年にオナガウツボの近似種が新種記載され、ゴボウウツボと標準和名が提唱される。ゴボウウツボはうちの海域でも既に確認されており、その可能性もある。肛門の位置が違うらしいが既に冷凍中という事で確認することも出来ず、あとは魚ボラ任せとする。だが、オナガウツボかゴボウウツボかと考えているものの意外と全く別種の恐れもある。それほど自分ではわからず、...苦手なウツボ科魚類

  • トビエイの標本新たに初登録

    先週確保したトビエイ(ブログ20225.16)を漁協の冷凍庫に入れている。だが、本来は冷凍庫ではあるが調子が悪く凍らすことは出来ず、冷蔵庫状態。冷やしているだけな為、エイを触ると柔らかい。数日のうちに大学へ行くだろうと思っていたがもう1週間も経ってしまう。今日は所用で鹿児島に行く予定である。昨日確保したミナミキントキ(ブログ20225.23)もあるので鹿大にも寄ろうと考えている。トビエイはもう腐ってしまっただろうと諦めていたが、袋から出して状態を見ると臭いや汚れた液は出ておらずギリ大丈夫そう。という事でトビエイも持って行く事に。用件が済むまでもトビエイが車の中で悪臭を発しないか心配であったが何とか持ちこたえ、無事に大学に到着し、撮影に標本登録してもらう。昨年の11月にうちの定置網で得たトビエイの標本がスミ...トビエイの標本新たに初登録

  • アカイサキ

    今日は定置網漁を終え、市場で水揚げしていると綺麗な見慣れない魚が並んでいる。アカイサキである。アカイサキはここの市場では年に一度揚がるかどうかという程滅多に見ることが出来ない魚である。よく見ると口から胃袋が出ており、かなり深場で釣って来た感じであり、そのような漁師さんが少ないのである。その為、魚ボラの標本用にもまだ確保していない。アカイサキは雌雄で体色が違うのだが、見れば雌雄共に揃っており絶好のチャンスである。市場職員に話を聞くと滅多に揚がらないので値段がどうなるかわからないとの事。水揚げ前なら1個体ずつ確保出来るのだが既に水揚げ後で、伝票の関係で雄は雄だけでひと山、雌は雌だけでひと山で並んでいるので確保するとなると1個体だけとはいかず、ひと山取らなければならない。雌雄でひと山ならまだしも雄、雌と別れての...アカイサキ

  • 残念 ミナミキントキ

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げ作業をしていると、大きめなキントキダイの仲間が揚がっているのが目に付く。背鰭・臀鰭軟条を見ると赤い斑紋の様なものがあり、この個体が以前からどの種になるのか気になっていた。現在魚ボラに丁度キントキダイ科を研究している学生がいるので、調べてもらおうと思い標本用に確保する。家に帰り一応ホルマリンは使わず展鰭して写真に収める。自分なりに同定してみると魚ボラOBが報告したミナミキントキの文献を見つける。文献内でこの赤い斑紋には触れていないが、ほぼ一致し、さらに掲載されている写真も各部分が一致。この個体がミナミキントキとわかってしまう。ミナミキントキはうちの定置網でも幼魚や若魚が獲れるが体色はもっとオレンジ色で体表の感じも違い、この個体がミナミキントキであるとは思ってもいなかった。何だ...残念ミナミキントキ

  • コシナガ確保

    今日の定置網漁で胸鰭の長いマグロが数個体で泳いでいるのを確認。小さなキハダだろうと思う。網を絞り取り上げるとキハダではなく値段の安いコシナガであり、みんなが落胆する。そのような状況の中、自分だけはチャンスと思う。コシナガはこの前刊行した薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)の作成時に標本写真がなく、更に市場で撮った写真もあまり良いものが無い為、仕方なくその中から選んで掲載した次第であり、標本を探していた。今回は5個体入網したので、その中から一番小さな個体を選び魚ボラの標本用に確保する。サイズ的にもギリギリうちの冷凍庫に入るので冷凍保存し今度大学へ行く時に持って行く予定。コシナガ確保

  • トビエイ確保

    今日は定置網漁を操業中、水面でトビエイが泳いでいるのを発見。トビエイは魚ボラの標本用に探していたエイなので確保する。サメやエイ類はサイズが大きな為、標本を確保するのが大変な為、数多くは確保していない。このトビエイも今までにうちの定置網では1個体のみ標本登録されていた。薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)を制作している時もトビエイはこの個体を掲載していた。ところが昨年の11月にオーストラリアの固有種とされていたMyliobatishamlyniOgilby,1911が日本にも分布していることがわかり、スミレトビエイと標準和名が提唱された。それにより、うちの定置網で得られた個体もこのスミレトビエイと再同定されてしまい、トビエイの標本が無い状態となってしまう。幸いにも図鑑には範囲内の他所から得られた標本を...トビエイ確保

  • 地元イベント

    ゴールデンウィーク突入で通常は休みである。だが、今日は地元の大きなイベントがあり、そこで鮮魚販売がある為、定置網漁に出漁。時化の中、操業し水揚げ後、イベントスタッフとしての仕事をする。私の担当は地魚鑑賞プールでの魚の説明を任される。また、この前確保したシロシュモクザメも展示する。ここ数日での定置網漁で得た活魚をプールに泳がせたのだが、その魚がイサキやイスズミ、メジナなど地味な体色の魚ばかりで来てくれたお客さん達に喜んでもらえるだろうかと不安であった。救いなのがエイラクブカと棘を取り除いたアカエイがいたことである。見に来た子供達はやはりサメやエイで興奮した感じでちょっとホッとする。だが、そこは子供である。見るだけでは済まないらしく触りたいという事でタモ網で掬い触らせてサメ肌を体感してもらう。更にそれでも物足りない...地元イベント

  • お手頃なシロシュモクザメ

    今日は定置網漁でシュモクザメが入網。アカシュモクザメだろうと思い、取り上げるとシロシュモクザメである。うちの海域では圧倒的にアカシュモクザメが多く、そこにシロシュモクザメが混ざる程度であり、更にサイズが大きい。今回のシロシュモクザメは珍しく小型のサイズであり、魚ボラの標本用に最適なサイズである。以前に大きなシロシュモクザメが獲れ、そのお腹から胎児が出て来て(ブログ20184.28)標本用に確保している。今回の個体も魚ボラの標本用に確保するのだが、昨日のカガミダイ幼魚と同様に来週のイベントでの展示用に使うという手もある。というか、お客さんに触ってもらう為の展示用の魚をまだ確保していない。でも、この標本用に適したサイズのシロシュモクザメはなかなか獲れないのでどちらにするか悩むところである。一応、まだイベントまで数日...お手頃なシロシュモクザメ

  • 高級魚センネンダイ

    今日はカガミダイの幼魚を活魚水槽に活かしに行くと、同じく活魚水槽に大きなセンネンダイが久し振りに揚がっている。センネンダイは今までに何度か定置網で獲れた事があるが(ブログ20129.12)、地元産の標本はまだ確保していない。標本に確保しようか悩むところではあるが、近年急にセンネンダイの市場での評価が上がり、高級魚と化している。更に今回の個体はサイズが大きく、このサイズで高値が付くととんでもない値段となりそうである。結局標本用として確保するのは諦める。仕事が終わり今日のセンネンダイの値段を聞くと思っていた以上の高値が付いたそうで手を出さなくて良かったとつくづく思う次第である。以前は標本サイズのセンネンダイも揚ったこともあり(ブログ20176.6)、その時はタイミングが悪かったものの、無理してでも確保しておけばよか...高級魚センネンダイ

  • カガミダイ幼魚の行方

    今日は定置網漁の操業中、網を絞ると私から離れた場所で船員がバケツで水ごと魚を掬う。水ごと魚を掬う場合はタモ網では体がスレてしまう体表がデリケートな魚である。先日、お隣の定置網でフリソデウオが獲れた(ブログ20224.23)ので、うちの定置網にも遂に来たかと思う。しかし、バケツの中を覗くとカガミダイの幼魚であった。カガミダイは深海魚であり、お世話になっている深海エビ漁で毎回大きな成魚が獲れている。深海魚であるが幼魚は定置網にも稀に入ることがあり(ブログ20084.21)(ブログ20175.4)、今までに水族館に搬出したこともある。今回もとても状態が良いので水族館に連絡しようと考えていた。だが、操業を終え、帰港中に別な提案を思い付く。来週のゴールデンウイークに港で大きなイベントがあり、私は更にその実行委員である。そ...カガミダイ幼魚の行方

  • ヤッコエイ確保

    今日は定置網漁の操業中、網の中でヤッコエイが泳いでいるのを発見。ヤッコエイは魚ボラの学生が研究対象としているので、先日、魚ボラの先生に確保依頼されたばかりである。また、薩摩半島沿岸の魚類図鑑の作製にあたり、ヤッコエイの標本をまだ確保していないことが発覚し、それから必死に探したら偶然うちの定置網に入網し、何とか図鑑に標本写真を載せることが出来た(ブログ20207.20)。今回も網を絞り、傷付く前に掬い取り、標本用に確保する。ヤッコエイはアカエイ科であるが大きくならない小型種な為、家の冷凍庫でも十分に冷凍保存できる。でも、今日は丁度、所用で鹿児島に行く予定なので序に大学にも寄ろうと考える。大学へ行く序と言う事で他に標本にする魚がいないか探すものの、結局この日はヤッコエイのみとなる。仕事が終わってから鹿児島へ行き、所...ヤッコエイ確保

  • 今年初のフリソデウオ

    今日はもう1種。うちの定置網の水揚げが終わると遅れてお隣の定置網船が帰港。いつも標本を確保してくれる方が私を見るなり手招きしてくる。行くとフリソデウオを確保したとの事である。標本を受け取る。今回のフリソデウオは今年初である。昨年は3月に立て続けに定置網で捕獲された(ブログ20213.6など)。だが、その勢いも3月の1ヶ月のみで終わる。その後、珍しく季節外れな12月にも1個体入網(ブログ202112.16)し、昨年はフリソデウオの当たり年であった。今年は3月には全く姿を見る事が無く、今回の個体は今年初となったが、昨年がいつもとは違っただけで、例年だと4~5月に定置網に入網するので例年通りといったところである。これからポツポツと出現するのかどうかはわからないが、今では普通種となったものの、やはり気になる存在ではある...今年初のフリソデウオ

  • いつまで見られるだろうか ノミノクチ

    今日は定置網漁を終え、市場で水揚げしていると目の前に刺網の漁師さんが漁獲物を水揚げに来る。その漁師さんと話ししながら何気に漁獲物を見ると小さなノミノクチがいるではないか。今までにここで水揚げされたノミノクチは何故か殆どがこの漁師さんが水揚げされたものである。何故この漁師さんしか獲れないのかが不思議である。以前に確保した標本もこの漁師さんが獲った個体である。標本用に確保済みではあるが小さかったので確保する。この漁師さんはここの地域では一二を争う高齢な現役漁師さんで、今でも一人で船を出し漁労しておられ、自分はその年齢まで現役を続ける自身は全くなく、とても尊敬している。この漁師さんがもしも引退したらこのノミノクチもここでは見られなくなってしまうのだろう。ノミノクチいつまで見られるだろうかノミノクチ

  • 毒のお陰で確保 アオブダイ

    今日の定置網漁で大きなアオブダイが入網。幼魚はたまに入ることがあるが、こんなに大きなサイズは稀である。操業を終え、帰港。水揚げしようと市場へ運ぶとこの魚は水揚げ出来ないと言われる。アオブダイは肝臓や消化管にパリトキシンという有毒物質を含むことがあり、大きな中央市場などでは販売が禁止されている。でも、地方市場では扱っている所もあり、うちの市場でも以前は普通に水揚げされていた。だが、市場職員に聞くと既に数年前から扱い禁止となっているとの事である。と言う事で仲買などにも遠慮なく堂々と魚ボラの標本用に確保する。サイズが大きいので家の冷凍庫では冷凍出来ないので仕事が終わってから大学へ標本登録に行く事にする。一昨日、メジロザメの仲間も獲れたので確保したけど、同定すると先月も確保したカマストガリザメ(ブログ20223.24)...毒のお陰で確保アオブダイ

  • 夜間採集でナベカ成魚初採集

    今日は夜間採集の日。このところ3週連続でヨウジウオ科を採集している。3週共一応は別種なのでいいのだが、そろそろ別な魚が採れないかとちょっと期待しながら港へ向かう。今朝は時化で定置網漁は出漁出来なかったが、風も収まり今は海中も良く見える。すると早くも水面でヨタヨタ泳ぐ魚を発見。ヤセオコゼである。採集すると背鰭などがフサフサしておりヒドロ虫が付いているみたいである。その後は透明な稚魚を採集。体型からニザダイの稚魚である。岸壁はひと通り散策したがこの2種では満足出来ずスロープの方も見に行く。だが、ここでもボラ類の稚魚やヘダイかクロダイ属の稚魚しか見つからない。そんな状況の中、海中に細い塩ビパイプが転がっているのを発見。ハゼか何か入っていないかと最後の望みで取り上げ、パイプの中身をタモ網内に落とす。すると網の中には泥が...夜間採集でナベカ成魚初採集

  • 3週続けてヨウジウオ科

    今日は夜間採集の日。先月の半ばに仕事で腰を痛めてしまい、それからはなるべく安静にしており、夜間採集も自粛していた。ようやく腰の痛みは和らぎ、今日はリハビリを兼ねて3週間振りに夜間採集に行く。港に着くとほぼ無風状態。海の中を覗くと珍しくゴカイの仲間が沢山あちこちで泳ぎまわっている。そのゴカイを狙って魚がいないかと散策する。するとゴカイとは関係のないヨウジウオの仲間を発見し採集。その後も同じ種と思われるヨウジウオを発見し採集するもその後は全く収穫が無く本日は終了。前回の3月12日の夜間採集は収穫が無く、ブログにはアップしていない。その前はヨウジウオの仲間を2週続けて採集しており、これで3週続けて収穫がヨウジウオの仲間のみとなってしまう。この個体はサイズが大きく、現場は暗いものの見た感じでは普通のヨウジウオの様に思え...3週続けてヨウジウオ科

  • セイテンビラメ

    今日は定置網漁を終え、市場で選別作業をしているとセイテンビラメを発見。魚ボラの標本用に確保する。更に自分用にも撮影しようと考えていた。以前にセイテンビラメが採れて標本写真を撮ったのだが、鰭立て時に肝心な背鰭第一軟条を立て忘れ、失敗していた(ブログ2010、3.11)。セイテンビラメはこの背鰭第一軟条をルアーの様に動かし、小エビなど甲殻類などを捕食するのである。その特徴と言うべき軟条が確認出来ない写真となってしまい、改めて撮影しようと考えていた。だが、今では大学のカメラの性能も上がり、綺麗な写真を撮ってもらいたい思いもある。と言う事でうちではホルマリンを使わず簡単に撮影するだけにする。その後、標本用に冷凍するが、冷凍すれば眼は白濁したりしそうでやっぱりうちでも標本写真を撮れば良かったかなとちょっと後悔する。次こそ...セイテンビラメ

  • 昨日の標本でカマストガリザメ確保

    今日は所用があり鹿児島へ行く日。鹿児島まで出るので序に鹿大に寄り、昨日頂いたシマヒメヤマノカミも綺麗な写真を撮ってもらう為、冷凍せずに持ち込む予定である。今朝の定置網漁で小さなメジロザメ科のサメが入網。いつも入るスミツキザメやハナザメではなく、種は不明。サメ類としてはお手頃サイズではあるがうちの冷凍庫に入るサイズではない。鹿大へ行くので冷凍出来ない魚を持って行くチャンスなので確保する。後で同定出来ればと市場で写真に撮り、持ち帰る。ところがサメを確保した事で予定がちょっと狂う。鹿児島へ行き、所用を済ませてから大学へ行こうと考えていたが、サメはクーラーには入らず常温で持って行かなければならない。今日は天気も良く気温も高い。と、なると、一刻でも早く大学へ持ち込みたい。所用を済ませてからだと2~3時間掛かってしまい、炎...昨日の標本でカマストガリザメ確保

  • 鮮やかなシマヒメヤマノカミ

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げ作業をしていると、お隣の定置網の人に綺麗な魚を活かしているとの事。船の活け間を覗くとお腹を上に向けたミノカサゴの様な魚が目に付く。タモ網で掬うとシマヒメヤマノカミである。シマヒメヤマノカミは今までに定置網で数個体獲れた事があるが、もっと黒っぽいイメージでこれほど鮮やかではなかった。ひょっとしてヒメヤマノカミではと思う。標本用に頂けるという事で遠慮なく頂き、魚ボラの標本用に確保する。家に帰り検索図鑑で調べると胸鰭、腹鰭の横帯の中に黒点烈が確認できるので、残念であるがシマヒメヤマノカミとなる。だが、シマヒメヤマノカミでこれほど鮮やかな個体は見た事がない。とても綺麗なので自分用に標本写真を撮ろうと考える。だが、明日所用があり鹿児島へ行く予定である。うちで撮るよりも大学でより綺麗に撮って...鮮やかなシマヒメヤマノカミ

  • 遂に確保ウシエイ

    以前から気になるエイの仲間がいる。たまに定置網に入網するのだが、船のクレーンを使わないと扱えない程いつも巨大である。これだけ大きいエイといえばウシエイかなと思うが吻端は尖っていて検索図鑑を見ると当てはまらない。尾部は全体を棘に覆われ、素手では触れない位である。このエイの仲間は現場で捨てられてしまうので調べられていない可能性があるのではと思っていた。先週大学へ行った時に魚ボラの先生とその話をして、大学までは持ち込めないが港までなら持って来ることが出来るので、獲れたら連絡をして逆に学生が港まで来てその場で計測し、標本用にバラシて大学に運ぼうという計画を立てる。そして、今日の定置網漁で今までは獲れた事がないそのエイの小型の個体が入網する。決して小さくはないがこのサイズなら車で大学へ運ぶことが出来そうなので確保する。大...遂に確保ウシエイ

  • ダルマオコゼ

    今日は仕事を終え車に戻ると電話の着信が入っており、電話するとオコゼを確保しているとの事。頂けるとの事で貰いに別の港へ行く。行くとバケツの中に生きた状態でダルマオコゼが入っていた。聞くと潮が引いた港内の階段で動けなくなっている所を発見したらしい。夜間採集でも潮が引いて逃げ遅れた魚を何度か確保しており、最近は苦労せずに標本を確保する事が続いている感じである。今日は水曜日で魚ボラの日であるが、別件でカミさんと鹿児島へ行く為、大学へは行かない予定であった。だが、このダルマオコゼは生きており、今月研究室を旅立つ学生が生きているのを見てみたいと言っていたので、ちょっと大学に寄ることにする。大学へ行くといつも出入りしていた門は無くなり、別の場所に変わっていた。いつもの場所から入れば正面に南国らしい背の高いワシントンヤシが並ん...ダルマオコゼ

  • 厄介なサギフエ科魚類

    今日は堤防で網の作業をしていると、通りかかったお隣の定置網の方から標本用の魚を確保してあると言われる。仕事終了後、市場の冷蔵庫へ行き確保してもらった魚を見る。するとサギフエである。サギフエは夜間採集で稚魚を採集している(ブログ20153.27)(ブログ20165.1)(ブログ20183.10)。また、定置網でも魚ボラが始まる前に幼魚が獲れた事があるが17年も前で、今回で2度目である。更に成魚が深海エビ漁でも得られている(魚ボラではダイコクサギフエと同定)。日本に生息するサギフエ科は現在2種となってており、今まで夜間採集で得られた稚魚はどちらかわからない。今回頂いた個体も自分で検索するも違いがよく分からない。検索図鑑では背鰭第2棘長や鋸歯の有無などの違いで2種に分けられている。だが、背鰭棘長の違いは体長120mm...厄介なサギフエ科魚類

  • 夜間採集でホシヨウジ

    今日は夜間採集の日。昼間は春の様な兆しで暖かかったものの、夕方から風が強くなり時化となってしまう。夜間採集に行くかどうか悩む。だが、3月は以前にその日だけであったが面白い魚を沢山採集したこと(ブログ20073.17)があり、何があるかわからない月なので決行する。港に着くと影になっているのか港内はあまり風が当たっていない。これなら通常通りの採集が出来そうである。採集を始めた早々、ネコが近寄って来る。人に慣れたネコで付きまとわれながらの採集となる。すると小さなヨウジウオを発見。先週も同じように同じサイズ位のヨウジウオを採集している(ブログ20222.26)ので先週の再現のようである。今回も暗いし小さいので種まではわからないが、先週と同じ種だろうと思う。結局その後は何も見つからず終了。ネコにも帰る事を伝えお別れ。家に...夜間採集でホシヨウジ

  • サケガシラ降臨

    今日は作業を終え倉庫にいると市場職員から電話が来る。隣の漁協の定置網でリュウグウノツカイの様な魚が獲れ、市場に持ってくるとの事である。見に行くと既に大きな個体が水揚げされ市場内に横たわっている。見るとサケガシラである。サケガシラは日本各地の定置網でよく揚がり珍しい感じではない。だが、ここではよく似るテンガイハタは小さな個体が何度か揚がったものの、サケガシラはこの個体がまだ2個体目と非常に珍しく、リュウグウノツカイよりも稀である。この個体は1.5m位であるが、前回揚がったのは15年も前で今回の個体よりも遥かに大きく魚ボラの標本として確保することが出来ていない(ブログ20076.23)。その為、今回刊行された薩摩半島沿岸の魚類図鑑(ブログ20222.25)には掲載されていないのである。その為、標本用に確保したいとこ...サケガシラ降臨

  • 網替え作業で久し振りのコクチフサカサゴ採集

    今日も定置網漁の網替え作業。汚れた網を本船に取り込む時に普段網に潜んでいる小さな魚達も一緒に揚がって来る。今月の別な網の網替え作業ではヒメダラ幼魚とミジンベニハゼを確保している(ブログ20222.12)。今回の網替えではそのような魚は今までに見つけたことのない網なので期待していなかった。だが、網を揚げ終わった後、本船のデッキ上で黄色い小さな魚を発見。体色からミジンベニハゼかと思ったらオキゴンべの幼魚である。その周りを探すと更にもう1個体見つける。オキゴンべは昨年同じく網替え作業で発見しブログで報告している(ブログ20217.2)。更によく探すと小さなフサカサゴの仲間を発見。ぱっと見コクチフサカサゴのように見えるが両種とも確保する。帰港し確保したフサカサゴの仲間をよく見ようとするが、小さな容器に入れた為か口を大き...網替え作業で久し振りのコクチフサカサゴ採集

  • 夜間採集でヨウジウオ科採集

    今日は夜間採集の日。昼間は晴れであったので天気は気にしていなかったのだが、夜間採集に行く時間の前に雨が降って来る。諦めようかと思ったが雨雲レーダーを見ると1時間待てば雨は止むみたいである。雨が止むのを待ち日付が変わってから港へ向かう。雨が止んだばかりで無風なうえ透明度が良く条件としては最高の状態で魚を探す。水面のゴミが潮で流れる中、動かない長いゴミを見つけタモ網で掬う。小さ過ぎるので現場では何だかわからないが、細長くくちばしが確認出来るのでヨウジウオの仲間とは分かったものの、種まではわからない。家に帰り調べる為確保する。その後、魚を見つけタモ網で掬うとタカノハダイの幼魚である。タカノハダイの幼魚は探していたのだが、この幼魚は求めているステージの先を行ってしまっており写真にだけ収め逃がす。その後雨が止んだ後の風が...夜間採集でヨウジウオ科採集

  • 薩摩半島沿岸の魚類図鑑刊行

    3年前に大学でこの近辺の魚類図鑑の制作に着手していた。その後、図鑑制作は滞り、昨年の年末にかけ再び動き出し、ようやく刊行に漕ぎつける事が出来た。今日、鹿児島大学に納品と言う事で受け取りに行く。今回の薩摩半島沿岸の魚類図鑑は198科623属1294種を掲載。鹿大総合研究博物館に所蔵されている標本を基本とし、標本を確保出来なかった市場での写真やダイビングによる水中写真で構成されている。沿岸と言う事で深海エビ漁で得られた標本は残念ながら載っていない。大学へ行き、図鑑を見ると知らなかったのだがハードカバーで作られており高級感があり驚く。種数が多く更に1種につき写真を数枚使っている種もあるので分厚い図鑑を想像していたがA4で329ページとページ数を抑えた分、サイズ的にはお手頃サイズとなった感じである。その為、手に取り図鑑...薩摩半島沿岸の魚類図鑑刊行

  • 今度はハチ

    今日は土曜日なので港へ夜間採集へ行く。今日の日中は久し振りに凪で一日中定置網の沖仕事が出来た。だが、夜になりまた風が吹いて来て、港に来ると結構風が強い。その為、岸壁を覗くと海藻やゴミが打ち寄せて覆い、海中を見ることが出来ない。何とかゴミの隙間からハナオコゼの稚魚を見つけるもののゴミの量が凄く、これではお手上げ状態である。岸壁採集は出来ないが幸い潮が下げているので港内に降りて散策する。すると干上がった砂の上にハチが横たわっているのを発見。先月の終わりには砂の上でヒメハゼを見つけ、今度はハチである。このハチも砂に潜っていたところ潮が引いて逃げ遅れたのだろうか。手に取ると鰓はまだ動いているが瀕死の状態である。バケツに入れ様子を見る。結局その後は何も収穫は無く終了。ハチはバケツの中でひっくり返ったままで蘇生する感じも無...今度はハチ

  • ヒメダラ幼魚

    今日は定置網の網替え作業。運動場という個所の網を本船に揚げる。その網揚げ時に運が良いとミジンベニハゼやイレズミミジンベニハゼなど珍しい魚が網と一緒に揚がって来て見つかることがある(ブログ200811.5)。この網替え時以外では採集出来ない魚なのでとても貴重である。今回も作業中ふと足元を見ると、今まで見たことのない小さな魚を発見し小さな容器に確保する。網に隠れる魚で見た目に眼が大きく吻が丸かったのでぱっと見でアゴアマダイの仲間だろうかと思い、ワクワクする。そのほかミジンベニハゼも見つけるが、イレズミミジンベニハゼは今回見つけることが出来ず。作業を終え帰港中、確保した魚をじっくり見ると体型や鰭の形状からアゴアマダイの仲間ではなくチゴダラの仲間みたいである。鰭が乾かない様に容器に少し海水を入れるとまだ生きていたみたい...ヒメダラ幼魚

  • 大きなタチウオ

    今日は定置網漁で大きなタチウオが大漁。漁獲量的には1トン程であるが、その殆どが2キロ前後の大きな個体である。昨年の今の時期もタチウオが非常に多かったが、サイズが200~300グラムくらいの小さな個体ばかりであった。今回獲れた大きなサイズのタチウオは今まででは獲れたとしても1日で10本程度であり、これだけまとまって獲れるとは非常に驚きであり、とても嬉しい限りである。今朝は海水温が更に下がり15度を切ってしまい、網を起こす前から今日の漁獲をあまり期待していなかった。これだから定置網漁は網を起こすまでは何がどれだけ獲れるかわからず本当に面白い。今回はサイズが皆大きな為、1尾1尾秤に乗せ選別し、鋭い歯で傷付けない様に丁寧に水揚げ作業を行った為、時間が掛かってしまう。しかも世間は未だにコロナ禍で鹿児島県もまん延防止措置中...大きなタチウオ

  • 時化の夜間採集でダイナンウミヘビ

    今年は時化の日が非常に多く、一度風が吹くと数日は時化となり、先月定置網漁に出漁出来たのは月の半分に満たない状況である。その為か定置網や市場でのブログネタは少なく、年明けからは夜間採集ネタばかりである。昨日、今日も時化となり出漁出来ず、今日の夜間採集となる。港に着くがこちらも風が強く、おまけに濁りがあり水中は覗けない感じである。プランクトンも見えないので稚魚も狙えないと思い、ザっとだけ見回る。すると細長いアナゴ系の魚が波に揉まれながら泳いでいるのを発見。細長かったのでダイナンウミヘビだろうと思うが確認の為一応タモ網で掬う。するとやはりダイナンウミヘビである。一応確保する。その後、粘っても時間の無駄だろうと思いあっさりと諦め終了。夜間採集まで時化の影響を受け、今後のブログネタに不安が過る。ダイナンウミヘビ時化の夜間採集でダイナンウミヘビ

  • また夜間採集

    年が明けてからは定置網や市場では面白い魚が見つからず、ブログネタは夜間採集ばかりになっている感じである。と、言う事で今回もいつもの港へ夜間採集に向かう。今回は干潮時であるが既に潮は満ちてくる方向なので最初から干上がった港内に降り、歩いて散策する。すると干上がった砂の上で小さな魚を発見。ハゼの仲間の様なのでこの港内に沢山生息しているヒメハゼと思われる。潮が引くタイミングで逃げ遅れてしまったのだろうか。よく見るとその個体の後ろの砂の上に小さな穴があり、砂に潜ったものの潮が満ちて来るのが遅く、耐えられなくて外に出て来たのだろうか。この港ではオオシロアナゴが干上がった砂の上で何度も見つかっているが、ヒメハゼは初めてである。流石にもう死んでいるだろうと思ったが、取り上げて水溜まりに入れると砂にまた潜って行き生きていた。確...また夜間採集

  • 夜間採集でネズミフグ

    今日は土曜日で夜間採集の日。いつもの様に港へと向かう。今日は満潮時な為、岸壁のみの採集となる。ひと通り見て回るがキタマクラばかりで何も見つからない。そのまま直ぐに帰ろうかと思うが先週が津波警報発令で直ぐに帰った為物足りなさがあり、もう少し粘ってみる。幸いプランクトンが結構いるので珍しい稚魚でも出ないかと座り込み集中する。すると稚魚ではなく大きなネズミフグが目の前に泳いで来たのでタモ網で掬う。ネズミフグは港での夜間採集では初採集である。たまたま先週の夜間採集でスロープに打ち上がった白骨化した個体を見たばかりである。初採集なので最初は標本用に確保しようと考えたが、家の冷凍庫に入らないサイズではないが、この個体を入れるといっぱいになってしまいそうなので確保するのを諦め、記録用に写真にだけ収め再放流する。その後も稚魚が...夜間採集でネズミフグ

  • 今季のマルヒラアジ

    これまで定置網や市場に揚がっていたマルヒラアジは頭部背縁が直線的な個体ばかりであった。それが4年前にいつもとは違うマルヒラアジを見つけ、頭部背縁が眼の前で凹み、体型が丸みを帯び、臀鰭に小白点がある事から、まだ見たことのないタイワンヨロイアジだろうと思い確保した(ブログ20177.28)。だが、大学に持ち込むとマルヒラアジと同定される。その後はポツポツとたまに市場に揚がるものの非常に個体数は少ない状況であった。それが昨年の11月頃から獲れ出したマルヒラアジは頭部背縁が凹む個体ばかりであり、今まで普通に見て来た頭部背縁が直線的な個体が見られない状況となっている。そして更に年が明けると揚がる量も増し、例年とは違う状況となっている。そして、先日やっと頭部背縁が直線的な個体も現れ、両個体が一緒に市場に揚がる。市場職員から...今季のマルヒラアジ

  • まさかの津波警報発令

    今日は土曜日恒例の夜間採集へと港へ行く。干潮時で干上がった港内に降り、歩いて散策。全くの無風状態で波も無く、海の中もよく見える。だが、散策しても何も見つからないのでまた小さな岩が散在する場所へ行き、ハタ科幼魚を求め石の裏を探す。すると魚ではないがタカラガイがいたので写真を撮ろうと携帯電話をポケットから出す。するとその画面には大きく津波警報発令の文字。深夜の港なので周りに人はいないが携帯をマナーモードにしていたので気付かなかった。今日の昼過ぎにトンガで海底火山の大規模噴火があり、その後、日本への津波の心配はないと報道されていた。また大規模噴火があり、今度は津波が来るのかと思い、一応急いで陸へ上がる。携帯では画面が小さく情報がよくわからない。更に津波警報が出れば警察や消防が港に巡回に来る恐れもあり、不審者扱いされる...まさかの津波警報発令

  • タツウミヘビ属

    今日は市場での水揚げ作業も終わり市場内を散策。すると潮が速く潮待ちしていたお隣の定置網が操業を終え戻って来る。覗きに行くといつも標本用に魚を確保して来て下さる方が何か見つけたらしい。カゴの中に入っているという事で見に行くと見覚えのあるウミヘビ科の魚である。歯が非常に鋭く一見ウツボの仲間かと思わせるが小さな胸鰭があり、更に頭部の大きさの割に眼は非常に小さく吻の近くにあり口は大きく裂けとても不気味でインパクトのある顔付のウミヘビ科の魚である。昔はうちの定置網にもよく入網しており、不気味さから見つけては直ぐに鉤で引っ掛け海に捨てていた。魚ボラが始まった当初も普通に獲れており、標本用に確保するとムラサキウミヘビと同定された。歯が鋭く長物だったので標本用に確保するのも登録作業をするのも当時では大変だった為、1個体でもあれ...タツウミヘビ属

  • 今年初の夜間採集

    明けましておめでとうございます。昨年の後半はブログネタに溢れ、とても楽しいお魚三昧生活を送ることが出来ました。今年もその流れのままお伝え出来ればと思いますので、今年もお付き合いの程よろしくお願い致します。さて、今年一発目と言う事で期待したい夜間採集である。昨年の終わりにここの港内の砂が溜まっているので大きな船が入り掘削作業をしたのだが、結局採集には影響のない所を多く取ったみたいである。干潮時に干上がった港内に降り、歩いての散策はしばらくは出来ないものと思っていたのだが、今まで通り出来そうである。今日も干潮時なので今まで通り港内に降りて歩いて散策する。何も見つからないので以前にシラヌイハタの幼魚を採集した場所でハタ類の幼魚を探す。岩の下を探すがクモハゼばかりである。そのような状況の中、石の下でミミズハゼの仲間を見...今年初の夜間採集

  • 深海エビ漁での魚達

    今年最後の深海エビ漁でのツキミシビレエイ以外の魚達である。今回はツキミシビレエイが初採集であったが、他にアオミシマの成魚も初採集であった。だが、アオミシマはよく揚がる魚であり、更に定置網では毎年水面を泳ぐ幼魚が確認されている。アオミシマウスベニキントキフウセンキンメトモメヒカリヒレタカフジクジラとその胎児エドアブラザメボウズカジカボウズコンニャクトウヨウカマスコワヌケフウリュウウオアミメフウリュウウオシャチブリリュウグウハダカソコマトウダイアカカサゴアカムツザラガレイ透明なザラガレイ幼魚ゾウカスベその他沢山頂きました深海エビ漁での魚達

  • 4年目にしてやっと出会えたツキミシビレエイ

    昨日で今年の定置網漁も終わり仕事納めとなり、今日から正月休みに入る。毎年お世話になっている深海エビ漁は今日が今年の最終日というので、深海魚採集の為、乗船させてもらう。でも、最近は薩南諸島で頻繁に地震があり、それからはエビが不漁との事である。今回は最終日なので通常4回操業するところを3回の操業の予定であった。だが、結局不漁な為、4回操業する事になる。私としては操業回数が多いほど珍しい魚に出会う確率も増えるので有難いのだが、エビが不漁では申し訳なく思う。深海魚の方は今まで出会った魚が殆どであったが、最後の最後で大きなシビレエイの仲間が入網。危ないので体が傷付かない様に手鉤で引っ掛け、クーラーへと入れる。実はこのシビレエイの仲間を深海エビ船に乗せてもらう様になってからずっと探していたのである。初めて深海エビ漁に乗船し...4年目にしてやっと出会えたツキミシビレエイ

  • 諦めていた夜間採集でシマハナビラウオ

    今日は土曜日で夜間採集の日である。だが、昨日、今日と海上は時化で定置網漁は操業出来ていない。更に非常に冷え込みとても寒い。そして今、港内の砂が溜まっているので大きな船が入り掘削作業をしており海水が非常に濁っている。と、これだけ悪条件な為、今日の夜間採集は諦めようかと思っていた。でも、年末だし時間になるとやはり気になってしまい、一応覗くだけと言う事で行ってみる。港に着くと海は案の定激濁りであり、更に風が強く水面も良く見えない状況。気温も低く、強風も加わり非常に寒い。サッと見て直ぐに帰ろうと思っていた。すると岸壁際に波に揺られた小さな魚を発見。掬ってみると腹鰭が大きくエボシダイの幼魚の様な感じ。もうこれで十分満足なので直ぐに帰る。泳ぐ姿を撮影しようと水槽に入れる。するとエボシダイではなく、シマハナビラウオの幼魚であ...諦めていた夜間採集でシマハナビラウオ

  • 季節外れなフリソデウオ

    今日は定置網漁に出漁するが、潮が速く操業を断念し帰港。その後、市場で他の定置網船が戻って来るのを待つ。すると、いつも標本用の魚を確保してくれる人が乗る船が戻って来る。私を見るなり何か確保してして来た様な素振りをしている。見に行くと魚の入ったカゴの一番上にフリソデウオの幼魚がちょこんと乗っているではないか。フリソデウオは今はもう珍しい魚ではなく、特に今年の3月には次から次へと定置網に入網した(ブログ20213.6)(ブログ20213.8)(ブログ20213.11)(ブログ3.12)(ブログ20213.18)。3月に多く定置網に入網したものの、今年は5年振りの出現であった。でも、出現する時は毎年3月から4月であり、今回の個体の様に12月の出現は初めてである。でも、考えてみれば昔は毎年5月に定置網に入網し風物詩的な感...季節外れなフリソデウオ

  • オキイワシ再来

    今日は定置網漁を終え帰港すると市場に今年の9月にゴマサバから新種の寄生虫を発見し記載した(ブログ20219.24)鹿大の先生の研究室が来ている。講義で使う解剖用の魚が欲しいとの事で頼まれていた。先生に会うと先に帰港したお隣の定置網の漁獲物から既に魚を確保しており、面白い魚も獲れたと見せてくれる。見るとオキイワシである。オキイワシは非常に珍しく、昨年の12月にここでは初めて確認され、うちの定置網の両隣の網で混獲された魚である(ブログ202012.5)(ブログ202012.22)。先生達もこの魚が珍しい事はわかっていたらしく、解剖用には使わず魚ボラ用にと直ぐに譲って頂く。私も今日、丁度大学へ行く予定なので頂こうとしたが、夜に地元で会議があるので時間次第では行くことが出来ない。幸い、学生さんが今日魚ボラへ顔を出すそう...オキイワシ再来

  • 砂まみれにホコリまみれなセレベスヒレアナゴ

    先日の夜間採集で確保したセレベスヒレアナゴ(ブログ202112.4)。初採集なので魚ボラへ生きた状態で持ち込み、綺麗な標本写真を撮ってもらい標本登録してもらおうと家の水槽で蓄養している。だが、逆に死んでしまえば眼や体色は白濁してしまう恐れがあり、死んでしまう位なら直ぐに冷凍した方がいいのかと悩んでいた。だが、今は水槽内の海水温が上がる事はなく、干上がった砂の上で生きていた位なので酸欠の恐れも少ないと思い、大学へ行くまで生かしておこうと決断。水槽で蓄養してから数日間は大人しくしており、安心していた。ところが今日、仕事から帰り水槽内を覗くとセレベスヒレアナゴの姿がないではないか。水槽内に隠れる場所はない。排水のストレーナーに入ってしまったのだろうかと思うが入れる程の隙間はない。これはもう水槽外へ逃げたものと思われ、...砂まみれにホコリまみれなセレベスヒレアナゴ

  • またトラカマス

    今日は定置網漁を終え、水揚げ終了後市場内を散策。すると沢山魚が並ぶ隅っこでトラカマスを発見。トラカマスは先月もうちの定置網で獲れ、標本用に確保している(ブログ202111.17)。まだまだ確保した標本は少ないし、そのまま気付かれずに仲買に買われてしまうのも勿体ないので標本用に確保する。この個体はトラカマスとしてはまだ幼魚であるが、普通に水揚げしているアカカマスやヤマトカマスなどと比べればサイズ的には大きい。となると、食べると美味しいのだろうかという事も気になる。だが、食べるにはもう少し標本数を増やしてからだろうと自分に言い聞かせ、魚ボラの標本用に冷凍保存する。トラカマスまたトラカマス

  • 夜間採集で初確保 ウミヘビ科

    今日の夜間採集では干潮時と言う事で干上がった海底に降りて歩いて散策。いつもの様にオオシロアナゴを発見するが、そのほかに細長い個体も発見する。体が砂まみれで何だかわからないがその長さからアナゴ科ではなく、ウミヘビ科と思われる。この場所で何度か見たり採集しているダイナンウミヘビだろうと思う。サイズが小さくこのサイズは標本用に確保していないので確保する。砂まみれのままバケツに入れ、生かして持ち帰る。家に帰り見てみると水に入れた事により砂は取れ、全貌が明らかになる。するとダイナンウミヘビとは全く違う魚種である。検索図鑑や他の図鑑等で調べるが、胸鰭がある事でウミヘビ科である事がわかる位で、この手の魚は苦手で魚種の特定までには至らない。最近は寒いので水温が上がる心配もないので、このまま水槽に入れて生かしておき、今度大学へ行...夜間採集で初確保ウミヘビ科

  • 夜間採集

    今日は時化であったが夜には風も止み、通常通りいつもの港へ夜間採集に行く。今回は丁度干潮時である。干上がった港内に降りて散策する。今回は今までで一番潮が引いているみたいで、気付くと港の外まで出てしまう。歩いて港の外まで出たのは初めてである。だが、これでは船が入って来れないので、近いうちに港の中の砂を掘り出すみたいである。そのような状況の中、散策していると小さなチョウチョウウオを発見。採集するが暗いうえ小さ過ぎて現場では種まではわからない。バケツに入れても泳ぐどころか動きもしない。更にクロオビエビスの幼魚も発見。こちらも逃げも隠れもしないのであっさりと採集。同じようにバケツに入れても動かない。時化で海水温が低下し、これらの魚はこれ以上低下すると死滅してしまうのかもしれない。また、砂の上ではまたオオシロアナゴが砂まみ...夜間採集

  • 序でに確保した魚 アンダマンアジ

    今日は市場でヨコヅナマルコバン(のちに判明)を標本用に確保している。なので今日は大学へ行く事になると思うので、他に持ち込むような魚がいないか市場内を探す。昨日、一昨日と時化だった為、今日はどこの定置網も漁獲が多く、特にロウニンアジやマルヒラアジなどヒラアジ類の魚種が多い。まだ水揚げ中の定置網を覗くとヒラアジ類が沢山入ったカゴがあり、その中を探すとホシカイワリの幼魚を発見。ホシカイワリは以前に同じサイズ位の標本を確保しているが、もう何年も前の話である。大学のカメラが良くなったので改めて綺麗な写真を撮ってもらえればと思い、大学へ行く序でにと言う事で確保する。大学へ行くと持ち込んだマルコバンがコガネマルコバンなのかヨコヅナマルコバンなのか、そればかりが気になる。すると横でホシカイワリを精査していた学生がアンダマンアジ...序でに確保した魚アンダマンアジ

  • 今度は幼魚なヨコヅナマルコバン

    今日は定置網漁を終え帰港すると、市場に小さなマルコバンが1個体水揚げされているのが目に付く。だが、今回の個体は背鰭軟条も短くコガネマルコバンの可能性がある。仲買人が来る前に確保する。家に帰り調べるとやはり普通のマルコバンではなくコガネマルコバンの可能性の方が高い。魚ボラの先生に連絡するとヨコヅナマルコバンの可能性も指摘される。確かにそうである。以前にコガネマルコバンに同定された個体が内部骨格の違いからヨコヅナマルコバンと改めて再同定されている(ブログ20197.9)。外見だけでは両種は判別出来ないのである。コガネマルコバンなら初確保、ヨコヅナマルコバンでも幼魚は初確保となり、どちらの種でも初確保となるので綺麗な写真を撮ってもらう為に大学へと走る。大学に到着し先ずは展鰭して標本写真を撮ってもらう。その後ホルマリン...今度は幼魚なヨコヅナマルコバン

  • 今度はヨロイアジにマブタシマアジ

    今日は定置網漁を終え市場で選別作業をしていると久し振りにヨロイアジを発見。沢山リュウキュウヨロイアジがいる中で僅か1個体だけである。ヨロイアジは昨年は見つけることが出来ず、2年振りの入網となる。今月初めにヒシカイワリが2年振りに水揚げされていた(ブログ202111.4)のでヨロイアジも期待していた。頼まれているので標本用に確保する。そのほかマブタシマアジも発見。マブタシマアジも久し振りに見た感じであり、調べたら実に5年振りである。今年はまた南方系のヒラアジ類が入って来ている感じで今後が更に楽しみである。久し振りにヒラアジ類の未記録種が見つからないかとワクワク感が止まらない感じである。ヨロイアジマブタシマアジ今度はヨロイアジにマブタシマアジ

  • また採れてしまった ツムギハゼ

    今日は日曜日である。仕事も市場も通常なら休みであるが、月曜日から海上は時化が続く予報な為、今日は市場も開き、定置網漁を操業する事になり仕事となる。そして明日は市時化で休みと言う事で通常は土曜日に行っている港での夜間採集を今日行う。今日の夜から風が吹いてくると思っていたので夜間採集は厳しいかと思っていたけど港に着くとまだ無風状態で海中が良く見える。更に干潮時なので底までよく見える。魚を探していると早速ハゼを発見。見覚えのあるハゼである。まさかと思いタモ網で掬うとやはりツムギハゼである。ツムギハゼは南方に生息する毒を有するハゼである。テトロドトキシンとうフグ毒と同じである。このツムギハゼは3年前にもこの場所で採っている(ブログ201811.3)(ブログ201811.24)。時期的には同じ11月である。あれからは見つ...また採れてしまったツムギハゼ

  • 凄い!ミツクリエナガチョウチンアンコウ

    今日は仕事を終え家に居るとお世話になっている深海エビ船の方から電話が来る。電波状態が良くないと思ったら、珍しく沖から電話をしてくれた模様。その内容は今まで見た事がない黒くてアンコウみたいな魚が獲れたとの事である。14時頃帰港するので取りに来ればという事だが、今日は息子が帰省するので空港へ迎えに行かなければならない。なのでお断りして電話を切る。だが、よくよく考えたら標本を受け取ってからでも何とか間に合いそうである。更に空港へ行くので大学に寄り、標本を渡す事も出来るかもしれない。という事で再び電話し受け取りに行く意向を伝える。深海で黒くてアンコウみたいと聞けばチョウチンアンコウが思い浮かぶ。だが、深海エビ漁は水深400mでの底曳きだが、チョウチンアンコウの仲間はそれよりも更に深い水深に生息し、更に海底というよりは真...凄い!ミツクリエナガチョウチンアンコウ

  • コモンハタ初確保

    今日は定置網漁を終え市場で水揚げしていると活魚水槽にコモンハタが揚がっているのを発見。標本用にお手頃サイズなので魚ボラの標本用に確保する。コモンハタはここでは珍しく、今までに一度だけ揚がっていたことがあるが、その時撮った写真を見ると17年も前である。その時はまだ魚ボラも始まっておらず標本用には確保していない。更に数年前には魚ボラの先生から確保するように頼まれていたのだが、全く出会うことは無かった。今日は夕方会議があり大学へは行けないので冷凍せずに明日持ち込む予定。コモンハタをFBにアップするとウグイスゴマダラハタの可能性も指摘される。ウグイスゴマダラハタは3年前に種子島で得られた日本初記録種であるが、その個体は大きく、ゴマダラと言う名のように小黒点が体側に散在しており全く意識していなかった。だが、昨年奄美から国...コモンハタ初確保

  • 久し振りにトラカマス

    今日は定置網漁で久し振りにトラカマスが入網。魚ボラの標本用に確保する。前回見つけたのは3年も前の事であり(ブログ201811.23)、久し振りの対面となる。その3年前にトラカマスは日本初記録種として報告されたのであるが、それ以前から確認していたので今後は徐々に姿を見る機会が増えて来るのだろうと思っていた。まさか3年も間が空くとは。トラカマスは体長が1メートルを超える程の大型魚である。だが、ここで確認している個体はまだ幼魚と思えるサイズばかりである。今度はもっと成長した個体と出会ってみたいものである。久し振りにトラカマス

  • 凄い!オロシザメ確保

    昨日の夕方、いつもお世話になっている深海エビ船の方から電話があり、真っ黒でザラザラの初めて見たサメが獲れたと連絡を貰う。真っ黒でザラザラと言う事でヨロイザメなどの深海ザメだろうと思い、急いで受け取りに伺う。港に着き、見せて頂くと魚種名はわからない深海ザメである。元々、深海ザメは馴染みがないのであまり種を知らない。その場で写真を撮るが時間が遅く、辺りはもう暗くなってしまう。深海魚らしく眼が緑色に光っている。当然初確保のサメなので直ぐに大学へ運び写真を撮ってもらいたいが、時間が遅く大学へ走るのは諦める。家に帰り自分で同定出来るだろうかと不安になりながら検索図鑑で調べると体高や背鰭の高さなどの特徴で他に似た種がおらず、あっさりとオロシザメであることがわかる。分布を調べると駿河湾がメインで遠州灘でも確認されている。更に...凄い!オロシザメ確保

  • シマハギ天国

    最近は海水温が下がって来ており、今年もあと何度潜りに行けるだろうかという状況。今日は午後から時間があり潜りに行けるのだが、予報ではのちに雨と風が吹いて来るらしい。でも、風が吹いて来るまでという事で素潜り採集に行く。午前中は日が差しポカポカ陽気であったが、潜りに来たら既に曇って来る。海に入り魚を探すと何とシマハギを発見。シマハギは沖縄から関東方面まで普通に生息しているらしいが、何故かうちの海域では見た事がなく、3年前にやっと見つけ採集している(ブログ20188.7)。だが、それ以来再び見つける事が出来ないでいた。前回は若魚であったが、今回は成魚である。始めに証拠用に写真を撮り採集に取り掛かる。採集しようと網の方へ追い込もうとするも、直ぐに近くの大きな岩の下に逃げ込んでしまう。岩の下から出て来るのを待つがなかなか出...シマハギ天国

  • どちらだろうかカマス属魚類

    今日は土曜日なので夜間採集へいつもの港へ向かう。干潮時で港内は干上がっている。港内に降り、水際を散策するも何も見つからず。なので以前にシラヌイハタの幼魚を見つけた(ブログ201812.22)場所でまたハタ類の幼魚がいないか転石をひっくり返し探す。するとイットウダイ属の幼魚を発見。恐らく以前岸壁で採集したことがあるアヤメエビスの幼魚と思われる。その後も見つかり3個体採集。転石に隠れているところを見つけるのは初めてである。しかしハタ類の幼魚は発見出来ず。陸に上がり、最後にスロープを散策する。すると背面に斑紋が現れているカマスを発見。タモ網で掬おうとすると勢いよくこちらに向かって来て足元をすり抜け逃げられてしまう。魚種を確かめたかったので逃げられて残念に思う。次を探そうとすると後ろでピチャピチャと音が聞こえる。明かり...どちらだろうかカマス属魚類

  • やってしまったかも

    今日は定置網漁を終え帰港して水揚げ作業をしていると、市場にホウセキキントキが揚がっているのが目に付く。いつもの事であるが尾鰭が深く湾入している事に目が行く。ホウセキキントキの尾鰭は湾入するのが当たり前であるが、この個体はその湾入が非常に深い。今は水揚げ作業中で忙しいので取り敢えず写真に収め、あとでじっくりと見てみようと思い作業を続ける。だが、作業終了後はその事を忘れてしまう。家に帰り、夜に今日撮った写真をパソコンに移す作業をしていてこのホウセキキントキの写真を見て思い出す。気になりネットで様々なホウセキキントキの画像を片っ端から見るが、これほど深く湾入している個体を見つけることが出来ない。それどころかこの個体の様に尾鰭の両端が長く伸びるよく似た台湾に生息する国内未記録種を見つけてしまう。その個体は腹鰭に特徴があ...やってしまったかも

  • 2年振りにヒシカイワリ発見

    今日は定置網漁の水揚げを終え、市場内を散策しているとヒシカイワリを発見。ヒシカイワリは昨年は一度も見ることが出来ず心配していたが、2年振りに対面することが出来、安心する。頼まれているので標本用に確保する。ヒシカイワリだけでなく、ヨロイアジやマブタシマアジなどもご無沙汰である。今日、ヒシカイワリに出会えたので今後に期待したい。2年振りにヒシカイワリ発見

  • 目立たぬ地味な初採集クサビハゼ

    昨日採集した魚達は全て生かしてあるので、今日は鹿児島大学へ持って行く。ミゾレチョウチョウウオにオトメハゼと初確認で初採集の魚がいるので綺麗な写真を撮ってもらう為、生きた状態で持ち込む。今回は更に採集したダルマガレイの仲間がまだ未採集のモンダルマガレイなのか、それとも標本確保済みのトゲダルマガレイなのかも気になっている。これがモンダルマガレイとなれば初確認初採集種が今回3種目となり、ブログ15周年突破記念に更に華を添える事になる。だが、確認してもらうと確保済みのトゲダルマガレイと同定され、ちょっと残念。だが、トゲダルマガレイであれ一応自分では初採集である。そのような中、小さなハゼも今回採集しており、一番気にしていなかったハゼがクサビハゼと同定される。クサビハゼは今回初耳なハゼの種で、これがまさかの初確認初採集種で...目立たぬ地味な初採集クサビハゼ

  • ブログ祝15周年で初採集2種目オトメハゼ

    さて、ブログ15周年突破と言う事で今回来た素潜り採集だが、もう1種初確認の魚を見つける。ダテハゼを見つけ、写真を撮ろうと潜って近付く。するとダテハゼの巣の先に今まで見たことのないハゼの仲間を見つける。体側にオレンジ色の斑紋が並んでおり種名もわからない。採集して確保したいが巣穴に逃げられてしまう公算が強かったので取り敢えず写真にのみ収める。写真を撮りながら徐々に近付くと巣穴の入口にいる訳ではなく、砂地に普通にちょこんといるようである。巣穴にいるのではないのならと採集に取り掛かるのだが、よく見ると両隣にダテハゼがいるのが確認出来る。近付けばダテハゼの巣穴に逃げ込む可能性がある。、だが、幸い巣穴とは別の方向を向いており、その先に巣穴や隠れる場所も無い。取り敢えず近付い巣穴に逃げ込むか見てみる。すると運良く巣穴ではなく...ブログ祝15周年で初採集2種目オトメハゼ

  • ブログ祝15周年で初採集ミゾレチョウチョウウオ

    2006年11月から始めたブログ「お魚三昧生活」も今日で15周年目に突入。今ではこのブログに毎日200を超える訪問者があり、閲覧数も週末には1000前後と多くの皆様に見て頂き感謝しております。たまにどなたかがSNSにブログ記事を取り上げて頂き、一気に閲覧数が急上昇したりして驚き、こちらも楽しませて頂いております。最近はブログネタにも困ることもなく、多くの皆様にも見て頂いていますので、全く止める気がしません。これからもお付き合いの程よろしくお願い致します。さて、今日は15周年突破と言う事だが定置網漁や市場ではブログネタが見つからなかったので、最終手段の素潜り採集へ。縁起がいいのでミナミアカエソが見つからないかと外洋に面した港へ向かう。海に入った途端、早くもここでは未確認のチョウチョウウオの仲間を2個体発見。種名は...ブログ祝15周年で初採集ミゾレチョウチョウウオ

  • ヒレコダイ

    今日は市場にヒレコダイが揚がっているのを発見。見ると背鰭第3・4棘が長く伸びており標本用に確保する。ヒレコダイはここでは珍しく、今までに数えるほどしか見た事がない。よく水揚げされるチダイに非常に良く似ているので紛らわしいが、この特徴の背鰭を見なくても体高が非常に高く丸みを帯びているので見た目で直ぐにわかる。だが、市場ではチダイと混同され揚がっている。実は今年の4月にもヒレコダイを確保したのだが、特徴の背鰭棘があまり伸びておらず、ひと目でわかり易い個体を探していた。その時の個体が初確保だったのでブログに載せようかと思っていたのだが、特徴が現れていなかったのでアップするのを諦めていた。今回わかり易い個体を見つけ確保する事が出来たので、ようやくブログで紹介する事が出来、前回ブログネタとしてパスして待った甲斐があった。...ヒレコダイ

  • 稀種ヨスジヒメジにマテアジを救出

    今日は市場内を散策するも面白い魚は揚がっていない。市場の冷蔵庫内を見ると昨日水揚げ出来なかった捨てられる雑魚がカゴに入っている。何か標本になりそうな魚が入っていないか探してみる。すると先月久し振りに定置網に入網したヨスジヒメジ(ブログ20219.23)を発見する。ヨスジヒメジはここでは今までまだ3個体しか見つかっておらず、また全国的にも非常に珍しい魚である。このままカゴの中を探さなければ捨てられてしまうところであった。体側が少し傷んでいるが貴重な魚なので捨てられてしまうところを標本用として救出する。以前にも雑魚の中から珍しいコハクヒメジを見つけ確保した(ブログ201811.3)事がある。ここの市場ではよく似たミナミヒメジやキスジヒメジが偶に纏まって揚がるので珍しいとは思われないのだろう。ヨスジヒメジに1ヶ月も経...稀種ヨスジヒメジにマテアジを救出

  • バショウカジキを魚ボラへ

    今日は水曜日で鹿児島大学総合研究博物館の魚類ボランティア(魚ボラ)の日。最近はよく大学へ行くのだが、魚ボラの日にはタイミングが合わず長いこと行っていない。今日も予定があり行けないと思っていたが、急遽行ける事になる。今朝、市場を覗くと小さなバショウカジキが揚がっており、長い吻も折れておらず、大きな背鰭も破れていない。小さいとは言え、冷凍保存できるサイズではない。今日は大学へ行くので確保し持ち込むことにする。また、昨日素潜り採集で得た魚も生かしているので一緒に持ち込む。バショウカジキを運ぶ為に車に積んだ容器にも体全体が入らず、細い吻を出した状態となり、折らない様に慎重に大学へと走る。大学へ行くと既に沢山の標本の処理作業が始まっている。そこに急に面倒そうなバショウカジキや活魚を持ち込むのはちょっと心が引ける。でも、今...バショウカジキを魚ボラへ

  • アミアイゴ採集

    今日は快晴で穏やかな天気である。でも、午後からは時化模様になるという予報である。仕事が終わってもこれから本当に時化て来るのかと思うような穏やかな海である。風が吹いて来たら止めればいいと思い、素潜り採集に行く。今回もまだ薩摩半島で記録の無いミナミアカエソ狙いである。とにかくエソをひたすら探す。すると、早くも大きなエソを発見。サイズ的にアカエソになるのかもと思うが採集に掛る。簡単に採集出来るだろうと思って気を抜いていたら手網に入ったものの大き過ぎて逃げられてしまう。その後、サンゴの下に潜られてしまい諦める。その後は小さなエソを見つけ採集。エソ採集の途中で探していたアミアイゴを見つけてしまう。アミアイゴは3年前に小さなアイゴの幼魚を採集していて、その個体が魚ボラでアミアイゴと同定されたのだが、まだ体側の模様がハッキリ...アミアイゴ採集

  • マルコバンだろうけど

    今日は悩ましいロウニンアジは標本用に確保出来なかったが、もう1種気になる魚が揚がっている。マルコバンである。こちらはサイズが小さいうえ、人気のない魚なので仲買人も気にかけていないみたいである。普通のマルコバンだと思うのだが、背鰭軟条部が黄色いのでひょっとしてヨコヅナマルコバンの可能性もあるのかなと思い一応魚ボラの標本用に確保する。以前に確保したヨコヅナマルコバン(ブログ20197.9)は当初コガネマルコバンと同定されたが、頭部を解剖し骨の形状でヨコヅナマルコバンと判明した次第である。この個体も外見だけでは同定出来ないと思うので確保したのだが、今後マルコバンを見つけたらヨコヅナマルコバンも疑わなければならなくなり、全て確保しないといけなくなるのだろうか。更に魚ボラで同定する時も頭部の骨を調べないといけなくなるのだ...マルコバンだろうけど

  • 悩ましいロウニンアジ

    昨日の日曜日は寒気が入り久し振りの大時化となる。時化明けと言う事で今日は期待して定置網漁に挑む。だが、漁模様はアカシュモクザメばかりで他の魚は少なく不漁に終わる。帰港すると市場内も魚があまり揚がっておらず、どこも不漁だった模様。そのような状況の中、4年前に見た悩ましいオニヒラアジ(ブログ201710.31)が水揚げされている。当時は沢山揚がっていたのだが、サイズが大きく高値なので確保する事が出来なかった。だが、今回は4年前の個体よりもサイズが小さく確保するチャンスである。だが、今日は水揚げ量が全体的に少なく、仲買人達にしてみればこの魚が目玉となり、みんなが目を付けている感じである。そのような状況では先取りして標本用に確保するのは難しい。4年前も台風明けに揚がっているので大時化明けに定置網に入網している。これから...悩ましいロウニンアジ

  • 標本登録へ

    先日の素潜り採集で得たニシキカワハギだが、水中では綺麗な体色であったが取り上げると真っ黒になってしまう。綺麗な状態で写真を撮ってもらいたいので大学へ生きた状態で持ち込もうと考え、生かしておいた。魚類ボランティア(魚ボラ)は毎週水曜日に行われるのだが、なかなかタイミングが合わず、大学へ行く時は水曜日以外が多い。今回は魚ボラに合わせ持ち込もうと考えていた。だが、昨日の魚ボラの日は突然本船の修理が入り、夕方遅くまで掛かってしまい行くことが出来なかった。と言う事で今日、大学へ採集した魚を生きた状態で持ち込む。撮影する為ニシキカワハギに麻酔をかけると鮮やかな尾鰭の色が現れ安心する。そのほか頼まれていたアカエソなども標本登録してもらう。家に帰るとメールで今回の写真が送られてきた。見るとニシキカワハギは思っていた以上に綺麗な...標本登録へ

  • 遂にゲット ニシキカワハギ成魚

    今日は天気が良いので仕事終了後、素潜り採集に行く。もう10月なので、採貝漁業のメインだったギンタカハマガイも禁漁となり、今回は魚の採集に集中出来るので有難い。だが、魚を探すも採ってはいけないとなるとやたらとギンタカハマガイが目に付く。今回は大学で頼まれてオハグロベラとアカエソをメインに探す。するといきなりニシキカワハギを発見。ニシキカワハギは幼魚は定置網や夜間採集で確保しているが(ブログ20073.17)(ブログ20106.14)、成魚はまだである。成魚は素潜り採集時に何度か見ているが、いつも見つけても直ぐに近辺には止まらずどこか遠くへ泳ぎ去ってしまい、採集の準備すら出来ずに採集出来ないでいる。今回も直ぐに諦めようかと思ったのだが、今日は時間があるのでどこまでも追いかけてみる事にする。思った通り止まらずグイグイ...遂にゲットニシキカワハギ成魚

  • ハガツオかと思ったらスマ幼魚

    今日の定置網漁で見慣れない幼魚を見つけ取り上げる。見るとサバ科の幼魚で口が大きく、既に立派な歯も確認できる。口が大きく歯があるのでハガツオの幼魚だろうと思う。ハガツオは定置網で幼魚が獲れるが、このサイズは今までで一番最小である。よく見ると体側背面に横帯が出始めており、今までに確保した最小のハガツオ幼魚に繋がる感じなので喜ぶ。今、水産試験場からハガツオの幼魚を確保するように頼まれているのだが、このサイズは私も初めてなので自分用に確保する。帰港するとお隣の定置網でもサバ科幼魚が入っており、うちの個体が成長した感じでサイズが大きい。この個体もハガツオの幼魚だろうと思い、こちらは数あるので水産試験場用にも確保する。家に帰り撮影に取り掛かる。撮影用に展鰭すると背鰭の形状が違い、ここでおかしい事に気付く。ハガツオは背鰭が広...ハガツオかと思ったらスマ幼魚

  • イトマンクロユリハゼ確保

    この前、素潜りで貝採りをしている時にまだ未採集のイトマンクロユリハゼを採集し易そうな場所で見つけたものの、採集道具を持っておらず採集出来なかった(ブログ20219.24)。イトマンクロユリハゼは採集しても冷凍保存すると解凍した時に腹部が割れてしまいそうなので、生きた状態で大学へ持ち込まなければならないだろうと思っていた。今日は昨日深海エビ船に乗船して確保した標本を大学へ持って行く予定である。神奈川県博の研究員となった元魚ボラの学生も丁度来鹿しており、仕事が終わり直ぐにでも大学へ走りたい思いであるが、イトマンクロユリハゼを持ち込むチャンスでもある。この前潜った時の状況を考えれば、30分あれば採集出来るだろうと思い、時間がない中イトマンクロユリハゼの採集を試みる。海に入ると濁りがあり見つけられるだろうかと不安が過る...イトマンクロユリハゼ確保

  • 今年初の深海エビ漁乗船

    地元の深海エビ漁が7月から始まっている。今年もなんだかんだで深海エビ漁に乗船できず既に3ヶ月が経ってしまう。そして本日ようやく乗船。今回最大の目的は鹿大に標本はあるが標本写真の無いスミクイアカカサゴの確保である。スミクイアカカサゴは昔アカカサゴと別種と見なされていたが、学術的な根拠が乏しく、外見が似ていることから、その後は同種とされていた。それを当時の魚ボラの学生が世界の博物館に所蔵されている標本を調べ、アカカサゴとは別種であることが判明し論文で発表した(ブログ20213.5)。そのスミクイアカカサゴは論文著者の魚ボラの学生と一緒にエビ船に乗船し沢山確保したアカカサゴの中から後日見つかり、運が悪い事に生鮮時の標本撮影をしなかった中の1個体であったそうで、鹿大には生鮮時の写真が無く、論文には京都大学の写真が掲載さ...今年初の深海エビ漁乗船

  • トビハタ若魚

    今日は市場で水揚げ作業をしているとお隣の定置網の方に珍しい魚が獲れたと教えてもらう。見に行くとトビハタの若魚である。魚ボラの標本用に有難く頂く。トビハタは稚魚・幼魚が今年の4月に相次いで別な定置網に入網し、標本用に頂き確保している(ブログ20214.3)(ブログ20214.7)。このサイズのトビハタはうちの定置網で7年も前に初めて獲れ(ブログ201410.29)、それ以来は見ていないので久し振りの若魚とのご対面である。その当時と同じく体には成魚や幼魚では確認できない斑紋が現れている。稚魚、幼魚、若魚と標本は揃ったものの成魚はまだ確保していない。たまに市場に揚がるのだがこの見た目でもハタの仲間である。成魚となると高値が付き、なかなか手が出ず、幼魚、若魚、成魚とコンプリートするにはハタ類独特の壁が立ちはだかる。トビハタ若魚

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ブログタイトル
お魚三昧生活
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