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以前、古書店で購入した「チャリング・クロス街84番地」を引っ張り出し、昨日はほぼ1日中この往復書簡集に浸っていた。 「チャリング・クロス街84番地」へレーン・ハンフ(編著) 江藤淳(訳) ニューヨーク在住の女性作家 へレーン・ハンフさんとロンドンの古書専門店員 フランク・ドエルさんとの往復書簡をまとめたもの。 マークス社(フランクさんが働く古書専門店)に届くへレーンさんからの注文は、手紙にげんなまドルを同封するという原始的なスタイルで、これが1949年から20年間続いた。 好みがはっきりしているので、その注文にはいつも妥協がなく、送られてきた本が気に入らなければ容赦なくその旨を伝えた。 もしか…