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飢えては喰らい楽しくて呑み穏やかなる眠りに安んず死生は可もなく不可もなく達せるかな達せるかな漢詩の良いところは、意味の謂わんとするところ、心情に沿うところの感得、それらを自由にさせてくれる遊び、とでもいいましょうか、私にとっては、その懐の深さにあると思っとります。また、特に酒を愛でることにおいて、李白と白楽天は大好きなご両人なのであります。はてさて達せるかな達せるかな白楽天もしくは白居易
勧酒、題からしてオッときます。井伏鱒二さんの意訳がまたこれぞ、です。蘇軾の春夜、春宵一刻値千金、声細細、夜沈沈、などもまたこれ韻を踏んで好きな詩です。好きな詩
壺中の天に遊ぶ古月 池之端 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m 唐の夜宴 壺中天茶をやってた時、目指す境地はこれなんだろうとおもってた。まあ趣味の物はすべてこれなんだろうけど、欲や、下衆が入るとたちまち消える世界である。これは 中国の故事で、後漢書 方術伝の中にある。費長房がつぼ売老人が店をたたんでから壺の中に入ったのを見て、頼んで壺の中には 仙人が住み、宮殿楼閣を...
Cet article est la suite de l'article dernier. La deuxième pièce est "雲林院(Unrinin est maintenant un temple, jadis était une villa)". Je l'ai...
源氏物語好きな私にとって、今回の大河ドラマ「光る君へ」を観るのは毎週の楽しみの一つです♪来週から越前編に入るということで、ますますおもしろくなってきそうですね^^こちらは、父が送ってくれた「紫式部」の物語。実際、紫式部の名前は「香子(かおるこ)」だったという説もあるそうで、こちらもドラマと合わせて楽しく読み進めている最中です。最近、中国語を習い始めたということもあって、以前は興味のなかった中国の歴...
ブログの管理画面は毎日見るのが習慣化している。前日、どのブログにどれくらいのアクセスがあったのか、どのブログが閲覧されたのかなど、がわかる。 そこには日々違うブログが表示されたりで、そこを開くと以前
【心に沁みる名言『時風(Xアカウント:キニー・コーヴェル @kinee_tapioka)より』】今日を精一杯生きるために…。#163
李白,漢詩,別れの言葉,名言,自己啓発,勇気,夢を叶える,
Buddhist Chants & Peace Music : - original soundtrack buy it online at the soundtrack to your life ***** (2021/07/29 00:28) ★寒山寺 (風橋夜泊 華語...
天神、御製の詩の読みを人の夢に示し給ひし語 『今昔物語』巻二十四の第二十八
天神(菅原道真)がある人の夢に現れて詩の読み方を示した話 今は昔、天神のお作りになった詩があった。東行西行雲眇眇。二月三月日遅遅。後代の人たちは風流な楽し...
#4039 目的を持たぬ読書のたのしさを老いてまた知る若き日のごと
令和5年10月28日(土) 【旧 九月一四日 仏滅】・霜降・霜始降(しもはじめてふる)目的を持たぬ読書のたのしさを老いてまた知る若き日のごと ~窪田空穂(1877-1967)『木草と共に』 昨日から11月9日までの2週間は読書週間です。10月27日を「読書の日」と定められたのは終戦
みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:プロイェクトバベル「telo sitelen 第二號 N-ro II」#言語学 #雑誌 #comicVket【No.1525】
アラビア語って何書いてあるの?漢詩ってどう作るの?エングスヴァニャリ文字ってなに!?あらゆる言語がとびだす…▼ BOOTH 世界に存在するあらゆる言語、そしてこの世に存在しない架空の言語をも扱う多言語マガジン、第二号。 プロイェクトバベルとはVRSNSであるVRChat上で、多くの言語に触れるイベントを開催している多言語交流グループ、となっています。 そして本作はあらゆる言語に関する話題をそれぞれの参加者さまが描かれて...
週刊 読書案内 荘魯迅「声に出してよむ漢詩の名作50」(平凡社新書)
荘魯迅「声に出してよむ漢詩の名作50」(平凡社新書) 磧中作 磧中の作 岑參 走馬西来欲到天 馬を走らせて西に来たり 天に到らんと欲す 辞家見月両回円 家を辞して月の両
こんにちは!トヨさんです。 本日は漢詩を紹介していきます。 第1弾は、帳継(ちょうけい)の「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」について見ていきましょう! 1.詩の舞台 詩の舞台は、現在の江蘇省蘇州市にある楓橋(ふうきょう)です。 蘇州市は上海市の少し西にある都市ですね。 「楓橋夜泊」は、この楓橋の辺りで、帳継が夜泊をした際に見聞きした光景が読まれています。 2.楓橋夜泊 それでは早速、詩の中身を読んでいきましょう! 3.解説 視覚(月落)、聴覚(鸟啼)、皮膚感覚(霜满天)と、その場の光景がありのままに伝わってくる詩ですね☆夜の寒さに包み込まれる中、愁うことがあって眠れない帳継が、うつらうつらとしつ…
こんにちは!トヨさんです。 本日は漢詩を紹介していきます。 第2弾は、杜牧(とぼく)の「江南の春」について見ていきましょう! 1.杜牧 杜牧は唐後期、日本で言う平安時代に生きた詩人です。 2.詩の舞台 詩の舞台は、長江下流域の南岸エリア一帯、すなわち「江南地域」です。 (下の網掛け部分に当たる上海市、江蘇省、浙江省辺りが含まれます。) 江南地域には現在でも美しい水郷の街が多く、風光明媚な観光地となっています。 3.江南の春 それでは早速、詩の中身を読んでいきましょう! 4.解説 江南地方の春が見事に歌い上げられていますね。1句目では広い目線で自然における桃と柳の色の対比を捉…
こんにちは!トヨさんです。 本日は漢詩を紹介していきます。 第3弾は、李白(りはく)の「峨眉山月の歌(がびさんげつのうた)」について見ていきましょう! 1.李白 李白は唐中期、日本で言う飛鳥時代後期から奈良時代に生き、杜甫(とほ)と並んで中国詩史上最大の詩人と言われています。 しかし、この評価は(多くの文芸者の例にもれず、)彼ら2人の生存中からのものでは必ずしもありませんでした。 李白は、後の世代の詩人達に認められ、賞賛を受けることによって、今日の評価が確立されてきたのです。 2.詩の舞台 その賞賛の中でも、特に有名な詩が「峨眉山月の歌」。 この詩の舞台は、四川省南部に聳え立つ峨眉山です。 峨…
【初心者向け漢詩紹介】ロングスリーパー孟浩然、春眠暁を覚えず
こんにちは!トヨさんです。 本日は漢詩を紹介していきます。 第4弾は、孟浩然(もうこうねん)の「春暁(しゅんぎょう)」について見ていきましょう! 1.孟浩然(もうこうねん) 孟浩然は唐中期、日本で言う飛鳥時代後期から奈良時代に生きました。 40歳頃になってから科挙に挑戦しましたが合格できず、不遇のままその生涯を終えた苦労人です。 そんな孟浩然ですが、漢詩の世界では「王・孟」として、王維(おうい)と名を並べられる自然詩人です。 2.詩の舞台 孟浩然の詩の中でも、特に有名な詩が「春暁」です。 この詩が詠まれた舞台は必ずしも明らかにはなっていませんが一説によると孟浩然の故郷がある襄陽(現在の湖北省)…
河上 肇筑摩書房筑摩叢書244ページ茨木のり子の本で、河上肇の詩を知ったので図書館から借りてきた。本書には、河上肇の詩、漢詩、短歌が収められている。それぞれ年代順に並べられているので、著者の経歴を追いながら読んでいくと、この三つの形式がどういうときに生まれてくるのか、その違いがわかるような気がする。とくに獄中の短歌を読んで、短歌というのがどんなものなのかはじめてわかったと思った。心平心平無厭夢身静有...
この言葉は 孟浩然の春暁と言う詩(五言絶句)にあるものです。 『春 暁 』 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 春眠(しゅんみん)暁を覚えず…
登柳州蛾山 柳宗元 荒山秋日午 独上意悠悠 如何望郷処 西北是融州 柳州の蛾山に登る 柳宗元 荒山(こうざん) 秋日(しゅうじつ) 午なり 独り上(のぼ)る 意悠悠たり 如何せん 郷を望む処 西北は是れ融州 Web漢文大系 アキノオンタケココノツドキニヒトリノボレバハテナキオモヒ ワシノ所在ハドコダカミエヌ イヌヰノカタハヒダノヤマ (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 61ページ)...
古別離 孟郊 欲別牽郎衣 郎今到何処 不恨帰来遅 莫向臨邛去 古別離 孟郊別れんと欲して 郞が衣を 牽く, 郞 今は 何(いづ)れの 處にか 到る。 歸來の 遲きを 恨みず, 臨邛(りんきょう)に 向かって去ること莫(な)かれ。 唐宋詩203 Ⅶ孟郊(孟東野)紀頌之の漢詩ブログ 「古別離」孟郊(8)ワカレニクサニソデヒキトメテ オマヘコレカライヅクヘユキヤル カヘリノオソイヲ恨ミハセヌガ ヨシハラ...
勧酒 于武陵 勧君金屈巵 満酌不須辞 花発多風雨 人生足別離 勧酒 于武陵 君に勧む 金屈巵(きんくつし) 満酌 辞するを須(もち)いず 花発(はなひら)いて 風雨多し 人生 別離足る Web漢文大系 コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 59ページ)...
別盧秦卿 司空曙 知有前期在 難分此夜中 無将故人酒 不及石尤風 盧秦卿(ろしんけい)に別る 司空曙 前期の在ること有るを知れども 分れ難し 此の夜の中(うち) 故人の酒を将(も)って 石尤(せきゆう)の風に及ばずとすること無かれ Web漢文大系 ソレハソウダトオモウテヰルガ コンナニ夜フケテカヘルノカ サケノテマヘモアルダロガ カゼガアレタトオモヘバスムゾ (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 58ペ...
秋夜寄丘二十二員外 韋応物懐君属秋夜 散歩咏涼天 山空松子落 幽人応未眠 秋夜、丘二十二員外に寄す 韋応物 君を懐(おも)うて秋夜(しゅうや)に属す、 散歩しつつ涼天に詠ず。 山空(やまむな)しうして松子(しょうし)落つ、 幽人(ゆうじん) 応(まさ)に未だ眠らざるべし。君のことがしきりに思いだされる秋の夜、わたしは散歩しながら、涼しい夜空の下で詩を吟じている。きっとあの人気のない臨平山では、...
田家春望 高適 出門何所見 春色満平蕪 可歎無知己 高陽一酒徒 田家の春望 高適 門を出でて何の見る所ぞ、 春色 平蕪(へいぶ)に満つ。 嘆ず可し 知己(ちき)無きを、 高陽の一酒徒。 門を出れば何が見えるか。若草の萌え立った平原は見渡すかぎりの春景色だ。それにしても情けない、天下にひとりの理解者もおらぬとは、―高陽の一酒徒たるこのおれさまを。 (中国名詩選(中)松枝茂夫=編 327ページ) ウチ...
静夜思 李白 牀前看月光 疑是地上霜 挙頭望山月 低頭思故郷 静夜思 李白 床前(しょうぜん) 月光を看る、 疑うらくは是れ地上の霜かと。 頭を挙あげて山月を望み、 頭を低(た)れて故郷を思う。 寝台のあたりに射しこむ月影、そのあまりの白さに霜がおりたのではないかと目を疑った。頭をあげて山にかかる月を仰ぎ、またうなだれて故郷のことをしのぶのである。 (中国名詩選(中)松枝茂夫=編 284-285ページ...
聞雁 韋応物 故園眇何処 帰思方悠哉 淮南秋雨夜 高斎聞雁来 雁を聞く 韋應物 故園 眇として何れの処ぞ、 帰思 方(まさ)に悠なる哉(かな)。 淮南 秋雨の夜、 高斎に雁の来るを聞く。 わが故郷(長安)は、はろばろと遠く、いずことも見えわかぬ。早く帰りたい思いは果てしなく、眠ることが出来ぬ。この淮南に秋雨の降る夜、高楼の書斎で雁のわたる声を耳にしながら。 (中国名詩選(下)松枝茂夫=編 65ペ...
答李澣 韋応物 林中観易罷 渓上対鷗間 楚俗饒詞客 何人最往還 李澣(りかん)に答う 韋応物 林中 易を観みること罷み 渓上 鷗(かもめ)に対して間なり 楚俗 詞客饒(おお)し 何人(なんぴと)か最も往還する Web漢文大系 ヤマニカクレテ易ミルヒトハ タニノカモメト静カニクラス ココノ国ニハ詩人ガ多イ タレガトリワケ来テアソブ (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 53ページ)...
逢俠者 銭起 燕趙悲歌士 相逢劇孟家 寸心言不尽 前路日将斜 俠者に逢う 銭起 燕趙 悲歌の士 相逢う 劇孟の家 寸心 言い尽くさず 前路 日将に斜めならんとす Web漢文大系 イヅレナダイノ顔ヤクタチガ トモニカタラフ文七ガイヘ ダテナハナシノマダ最中ニ マヘノチマタハ日ガクレル (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 52ページ)...
復愁 杜甫 万国尚戎馬 故園今奈何 昔昄相識少 蚤已戦場多 復愁(復た愁う) 杜甫 万国 尚お戎馬、 故園 今は若何(いかん)。 昔帰りしとき相識少なく、 早くも已に戦場多かりき。 全国いたるところまだ戦乱がつづいているが、故郷は今ごろどんな様子だろう。昔帰った時でさえ知った人は少なく、その時すでにどこもかしこも戦場になっていた。 (中国名詩選(中)松枝茂夫=編 383ページ) ドコモカシコモイク...
長安道 儲光羲鳴鞭過酒肆 袨服遊倡門 百万一時尽 含情無片言 長安道 儲光羲 鞭を鳴らして酒肆(しゅし)に過(よぎ)り 袨服(げんぷく) 倡門(しょうもん)に遊ぶ 百万 一時に尽くし 情を含んで片言無し Web漢文大系 馬ニムチウチサカヤヲスギテ 綾ヤ錦デヂヨロヤニアソブ タツタイチヤニセンリヤウヲステテ カネヲツカツタ顔モセヌ (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 50ページ)...
洛陽道献呂四郎中 儲光羲 大道直如髮 春日佳気多 五陵貴公子 双双鳴玉珂 洛陽道 儲光羲 大道 直きこと髪の如く 春日 佳気多し 五陵の貴公子 双双 玉珂(ぎょくか)を鳴らす Web漢文大系 ミチハマツスグ先ヅ髪スヂダ ドウモ云ハレヌコノ春ゲシキ ヤシキヤシキノ若トノ衆ガ サソウクツワノオトリンリント (井伏鱒二全詩集「厄除け詩集」 48ページ)...
春暁 孟浩然 春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少 春暁 孟浩然 春眠 暁を覚えず、 処処(しょしょ) 啼鳥を聞く。 夜来 風雨の声、 花落つること知らず多少(いくばく)ぞ。 春の眠りの心地よさに夜の明けるのにも気がつかず、うつらうつらしていると、あちこちに鳥の鳴き声が聞こえる。はて、昨夜雨風の音がしていたが、花はどれほど散ったかしら。 (中国名詩選(中)松枝茂夫=編 251-252ペー...
送朱大入秦 孟浩然 遊人五陵去 宝剣直千金 分手脱相贈 平生一片心 朱大の秦に入るを 送る 孟浩然遊人 五陵に 去る,寶劍 直(あたひ)千金。 手を分つとき 脱して 相ひ贈る,平生 一片の心。盛唐詩 送朱大入秦 孟浩然<35> Kanbuniinkai紀頌之の漢詩 李白特集350 -342コンドキサマハオ江戸ヘユキヤル オレガカタナハ千両道具 コレヲシンゼルセンベツニ ツネノ気性ハコレジヤトオモヘ (井伏鱒二全...
照鏡見白髪 張九齢 宿昔青雲志 蹉跎白髪年 誰知明鏡裏 形影自相憐 鏡に照らして白髪を見る 張九齢 宿昔 青雲の志(こころざし) 蹉跎(さた)たり 白髪の年。 誰か知らん 明鏡の裏(うち)、 形影 自ら相憐れまんとは。 遠い昔の若かった日には大きな望みを抱いていたものだが、挫折をかさねていま白髪をいただく歳になってしまった。あのころ誰が考えたろう、鏡に向かってわれとわが身を憐むことになろうとは...
題袁氏別業 賀知章 主人不相識 偶坐為林泉 莫謾愁沽酒 囊中自有錢 袁氏の別業に題す 賀知章 主人 相識らず、偶坐するは林泉の為なり。謾りに酒を沽(か)うを愁うること莫かれ、囊中 自ら 錢有り この別荘の主人とは面識がなかった。たまたまこうしてさし向かいに座ることになったのは、このすばらしい庭園のためだ。まあまあご主人、拙者をもてなそうと酒代のことで気をもまれるのはご無用ご無用。財布の中をさが...