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酒井耕・濱口竜介「なみのこえ 気仙沼」元町映画館 2024年の年末から元町映画館で濱口竜介の特集をやっていることは知っていましたが、今一気分が乗らずに無視していました。ボクは、この監督の映画に漂う、なん
大自然の中、雪が積もった美しい湖の前で見つめ合う女の子と親子の鹿。親鹿は、背中に銃弾の跡がある。 手負いの動物、それも子どもを連れているとあれば、対峙した人を…
柏市のキネマ旬報シアターで「悪は存在しない」を見てきました。濱口竜介監督がベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した作品で、前々から公開を楽しみにしていましたが、一方で「偶然と想像」のように難解で理解できないのでは?という不安もありました。見終わった感想は、「え?もしかしてこれで終わり?」「あまりにも分からなすぎる」というものでした。案の定というか、やっぱり理解できませんでした・・。長野県の高原の町に、東京の芸能事務所がグランピング場を作ろうとします。しかし実態はコロナの補助金目当ての事業であり、その計画のずさんさから、環境破壊を恐れる住民たちが強く反発する・・、という話です。…
本作も、『ドライブ・マイ・カー』同様、独特の雰囲気を醸し出しているのですが、大きく違うのがラストの演出。もう、とんでもなく驚きましたラストについて考察を述べたいと思います。
【ほぼ週刊映画コラム】『悪は存在しない』『ゴジラ×コング 新たなる帝国』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週は全く予測がつかない展開を見せる『悪は存在しない』“反面教師映画”『ゴジラ×コング新たなる帝国』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1431462【インタビュー】『悪は存在しない』濱口竜介監督https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/369468a44bdbd9739221ecafbe63b7e7【ほぼ週刊映画コラム】『悪は存在しない』『ゴジラ×コング新たなる帝国』
『悪は存在しない』(2024.2.8.オンライン試写)自然豊かな高原に位置する長野県水挽町は、東京からもそう遠くないため移住者が増加し、緩やかに発展している。代々その地に暮らす巧(大美賀均)は、娘の花と共に自然のサイクルに合わせた慎ましい生活を送っていた。ある日、巧の家の近くでグランピング場の設営計画が持ち上がる。それは、コロナ禍のあおりで経営難に陥った芸能事務所が、政府からの補助金を得て計画したものだった。しかし、彼らが町の水源に汚水を流そうとしていることが分かったことから町内に動揺が広がり、巧たちの静かな生活にも波紋が生じる。濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(21)の音楽を担当した石橋英子と濱口監督による共同企画。石橋がライブパフォーマンスのための映像を濱口監督に依頼したことから、プロジェクトが...『悪は存在しない』
「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督が主演に西島秀俊を迎えて村上春樹の同名短編を映画化し、カンヌ国際映画祭でみごと脚本賞に輝いた人間ドラマ。秘…
濱口竜介「ハッピーアワー」元町映画館 そろそろ2019年も終わりますね。今年は長い映画をよく見ましたが、これが見納めでしょうか。元町映画館では2015年完成時の先行上映以来、年末にはこの映画の上映
読んでから観るか、観てから読むか。 柴崎友香の同名の小説が映画になった。どちらかというと、ひいきの作家で、読んだことがある作品だったが、内容の記憶はあいまいだった。チラシをぼんやり見てい