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20240114 台湾総統選結果に対するドイツメディアの報道ぶり
台湾総統選で民進党の頼清徳氏が勝利したことについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 台湾と中国の関係が選挙戦の主要な争点となっていたが、頼氏の勝利は、対中国での緊張継続/悪化(軍事的威嚇、外交的孤立推進、各種制裁発動など)、台湾の更なる米国(西側)接近を意味する。 頼氏は、台湾が民主主義側につくことを世界に示したと宣言するとともに、中国に対し両国間の平和を維持するよう呼び掛け、台北での選挙後の世界の平和は台湾海峡の平和にかかっていると語った。 これに対し中国政府側は、台湾統一は不可避であり、同島での分離主義的活動は選挙後も容認されない、民進党は(過半数を得ておらず)台湾の民意を代表…
台湾総統選で与党・民進党の頼清徳副総統が勝利 民進党は3期連続の政権担当
台湾総統選、民進党が3期連続の勝利野党は敗北認める(CNN)台湾総統選、与党・頼氏が当選対中強硬路線継続へ―史上初の「3期連続政権」(時事通信)台湾新総統に頼清徳氏統一拒否の与党民進3期目(共同通信)新台湾総統の頼清徳さん…労働者家庭の出身で大の野球好き、安倍元首相の葬儀に参列(YomiuriOnline)1月13日、台湾総統選が行われ、与党・民進党の頼清徳副総統(64)が当選しています。これまで、民進党は蔡英文総統が、2期8年にわたって中国に厳しい態度で臨み、米国や日本との連携を重視してきましたが、この路線が継続される見通しです。また、台湾では1996年の直接投票形式になって以降、同一政党による政権が3期続くのは初とのことです。与党・頼氏が400万票超2位に80万票差―台湾総統選、開票作業続く(時事通信...台湾総統選で与党・民進党の頼清徳副総統が勝利民進党は3期連続の政権担当
Vladimir Terehov New Eastern Outlook 2023年6月12日半年後(2024年1月13日)に迫った台湾の総選挙は、台湾のアジェンダの展開に伴う要因の中で、次第に最も重要なものとなってきている。特に、このアジェンダを巡る様々な工作が、米国と中国によって続けられているからだ。つまり、繰り返しになるが、台湾の国内政治プロセスという要因の重要性は、それ自体、現在世界をリードする大国間のいさかいの重要な口実や理由の役割をほとんど果たしているのである(おそらく、短期間ではあるが、それでも増加している)。まず、最近、台湾の政界に、台湾人民党というある種の「第三勢力」がはっき…
ウラジミール・テレホフ「国民党代表団、中華人民共和国を訪問へ」
国民党代表団、中華人民共和国を訪問へ Vladimir Terehov New Eastern Outlook 2023年2月16日2月8日から10日間、台湾の主要野党である国民党の代表団が中国を訪問したが、これはNew Eastern Outlookが前回、「グローバル・グレート・ゲーム」の現段階における最も危険な問題をめぐる状況を検証して以来、最も注目すべき出来事であったと言える。台湾人ゲストの「大陸」での滞在期間が異常に長く、様々なタイプの出来事が起きていることが、この出来事の珍しさを証明している。2月10日、王洪寧(現中国共産党中央委員会政治局常務委員7人のうちの1人)が訪台団を率いる…