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20240114 台湾総統選結果に対するドイツメディアの報道ぶり
台湾総統選で民進党の頼清徳氏が勝利したことについてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです。 台湾と中国の関係が選挙戦の主要な争点となっていたが、頼氏の勝利は、対中国での緊張継続/悪化(軍事的威嚇、外交的孤立推進、各種制裁発動など)、台湾の更なる米国(西側)接近を意味する。 頼氏は、台湾が民主主義側につくことを世界に示したと宣言するとともに、中国に対し両国間の平和を維持するよう呼び掛け、台北での選挙後の世界の平和は台湾海峡の平和にかかっていると語った。 これに対し中国政府側は、台湾統一は不可避であり、同島での分離主義的活動は選挙後も容認されない、民進党は(過半数を得ておらず)台湾の民意を代表…
「問題児」頼清徳(ウイリアム・ライ)氏の訪米を受け、北京は主権を守るための措置を取ると発表 RT 2023年8月13日中国外務省は、台湾の頼清徳副総統が土曜日にアメリカを訪問したことを非難し、報復すると宣言した。北京は日曜日の声明で、ワシントンと台北の間のいかなる形の外交的コミュニケーションにも反対することを繰り返した。1月の台湾総統選挙の有力候補と目されている頼副総統は、南米パラグアイの新総統就任式に出席するため、パラグアイに向かう前の短い寄港地として土曜遅くにニューヨークに到着した。日曜日に外務省のスポークスマンが発表したリリースの中で、北京は「いかなる名目や口実であれ、『台湾独立』分離主…
台湾の対中国大陸政策を担う「大陸委員会」の昨年10月の世論調査では、中台関係の現状維持を望む人が、86.3%にのぼるといいます。そんななか蔡英文総統の後を受けて、頼清徳副総統(63歳)が、台湾与党新党首に就くことが決まったとの報道がありました。でも、彼が、中国と距離を置く人であり、行政院長時代に「台湾独立の仕事人」と称したことがあるという事実が、私はとても気になります。蔡英文総統の支持率が約15%まで落ち込んだというのに、その原因を頼清徳新党首がきちんと踏まえているのか疑問に思うのです。2020年7月、アメリカのトランプ大統領は、テキサス州ヒューストンの中国総領事館に対し、経済スパイ活動に関わったとして突然閉鎖を命じましたが、この頃から米中関係は急速に悪化していったように思います。そして、アメリカは台湾の...米台湾関係と日米合同委員会