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1、作品の概要 『あちらにいる鬼』は、井上荒野の長編小説。 2019年2月7日に朝日出版より単行本が刊行され、2021年11月5日に文庫が刊行された。 小説『トリッパー』2016年冬号~2018年秋号にて連載された。 文庫本で341ページ。 文庫版の解説は川上弘美。 装幀の絵は、芥陽子。 小説家・白木篤郎と長内みはるの長きに渡る道ならぬ恋を、みはると、白木の妻・笙子の視点から描いた。 長内みはるのモデルは瀬戸内寂聴で実際に合った出来事を白木のモデルである井上光晴の娘・井上荒野が小説として描いた。 2022年11月11日に映画化された。 寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子が出演している。 2、あらす…
解説妻子ある作家にのめり込んでいた女性が、出家すると言い出したことで、作家夫婦と愛人が長年紡いできた男と女の関係に終わりが近づいていく。Netflix作家井上荒野さんのお父様と瀬戸内寂聴さんのこと・・・原作読んでいたからふたりの関係は知っていた。自分の備忘録に「なんかすごいな、夫婦ってすごいな・・・夫が亡くなるときにそれ・・・って!鬼気迫るって言うの?死の床についてやっと自分のものになった・・・」と、書いていた。寂聴さんは夫の教え子と駆け落ちして一緒に暮らしていたのに、割と簡単に荒野さんのお父様とも男女の仲になっちゃってね。寺島しのぶ演じる寂聴なのです。映画「あちらにいる鬼」