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本との出会いは新しい自分との出会い「レジまでの推理 本屋さんは名探偵」
本好きによる、本好きのための小説「レジまでの推理」。もともと本好き、本屋さん好きな私だけど、この本を読んで、さらに本と本屋さんが好きになった。 何万冊もある店内を、店員さん手描きのポップを眺めながら書店の中をブラブラ歩く。すると、2〜3冊「これは!」という本に出会える。そして手にした本は、自分の隠れた悩みを反映していたり、漠然とした不安を突くものだったりすることが往々にしてある。 本屋さんでの本との出会いは、気付いていなかった自分の欲求や悩みを見つけるのかもしれない。レジまでの推理~本屋さんの名探偵~ (光文社文庫)作者:似鳥 鶏光文社Amazon西船橋の書店を舞台とする4つの短編から成る。手…
【配属2日で?】『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』の感想を紹介!【読了感想】
捜査一課の新任警部が、配属2日で戦力外通告を受ける!?今回は似鳥鶏氏の小説『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』を紹介します。ドジだけど冴える海月警部と、頼りがいのある設楽巡査。2人の凸凹コンビが7年前に起きた事件の真相に迫ります!
前書きから「この短編集はメタ・フィクションですよー(^_^)」という読者に対する優しさ…に見せかけた挑戦状が叩きつけられる。『叙述トリック短編集』を彷彿させるこの作家さんのこの手口、嫌いじゃないです。毎行毎頁、そう来たか!と驚かされたり、ニ
きみのために青く光る 感想 レビュー 著者:似鳥鶏 角川文庫 小説
角川文庫から発売されている小説 著者:似鳥鶏 きみのために青く光る を読みました。ファンタジーのようなミステリーのような感じでした。 さっそく感想、レビューを書いて行きます。 いつも通り個人的な評価です。 多少のネタバレが含まれると思います。 4人の男女が織り成す、切なくて愛おしい青春ファンタジック・ミステリ! 青藍病、それはそれぞれの心の不安に根ざして発症する異能だ。力を発動すると青く発光するという共通点以外、能力はバラバラ。思わぬ力を手に入れた男女4人は、危険な事件に巻き込まれることになるが……。
アネです。もう少しで読み終わりそうでなかなか進まない【育休刑事】育休刑事(1) (角川文庫) [ 似鳥 鶏 ]楽天市場楽天市場で詳細を見る Amazon(アマ…
※ 長文警報 ※ 短い帰省も終わり、 単身赴任先に戻ってきました。 また明日から、単身自炊生活再開です。 ところで、長距離移動では何かしら小説を持ち歩きます。 手持ちを読み切って、読むものが無くなってしまうのは心許ないので、 移動時間から考えて、読み終えない冊数を持ち歩くことになります。 別に読むのが早いわけではないので、だいたい2冊くらいです。 本についてあまり書いたことがなかった気がするので、 私がよく読む作家さんを挙げてみます。 ・伊坂幸太郎さん 最近は「クジラアタマの王様」を読みました。 二つの場面が交互に展開されて、続きが気になって止まらないタイプのやつです。 伊坂幸太郎さんの最初は…
面白かったです、はい。 前回読んだ「おいしいご飯が食べられますように」が 本当に時間の無駄だったと思う程、面白かったです。 あれを読んでた時間、似鳥鶏さんの他の本を読むのに充てた方が充実してたでしょう。 読む本の選び方は、大抵新聞等の紹介欄から面白そうなのを選んで読んでるのですが、当たりもあればハズレもあるということでしょう。 全て当たりって事もありませんし、そもそも自分の感性に合う合わないなので、ハズレっていうのもおかしいんですけどね。 今回の作品をざっくり説明すると、主人公は高校生でクイズが得意で、昆虫とかなんでもかんでも不思議に思った事はとことん調べ倒すのが子供の頃からの癖。 クラスでは…