高齢者にとって怖いのはサルコペニア ~5月の健康管理(続き)
さて、先週書いたようにじりじり体重が増えている。昨年の節制でBMI25ぎりぎりまで来ているけれど、特定検診を前にどの程度まで減らすべきか考えた。というのは、BMI25が絶対的な指標ではなさそうなのと、高齢者にとってサルコペニア(筋肉量低下)がさらに怖いからである。 サルコペニアかどうかを判断する指標は、FFMI(除脂肪量指数)である。BMIは体重を身長の二乗で割った値だが、FFMIは除脂肪量を身長の二乗で割る。この値が18を下回ると筋肉量の低下が疑われ、運動機能が低下するとともに疾病リスクも高まるとされる。 BMIについて一律25で線を引き、これを超えると肥満と判定するのはどうかと思うし、個人…
2025/06/10 05:10