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「『今は昔』と言えばなんでも通る・・・かもしれない(令和今昔物語)」~「不適切にもほどがある」が突きつけるもの③
ただ浮かれ騒いでいたような昭和後期。 ひたすら真面目でコンプラ重視の現代。 まったく違うように見えて根は同じだ。 きっとまた揺り戻しがある。という話。(写真:フォトAC) 【1986年、最悪のバラエティ】 「不適切にもほどがある」(TBS系列:金曜日)の第三話後半――昭和と令和、それぞれの放送局に入り込み、番組制作の様子を交互に映して両者の違いを際立たせた場面は、実に圧巻でした。 昭和の番組は登場人物によって「いま一番過激」と評価さるバラエティ「早く寝ナイトチョメチョメしちゃうぞ」。医者の扮装をしたMCのズッキーは女性ダンサーの足の間を這い抜けて登場し、バニーガールの腰に手を回して酒を飲みなが…