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サンタさんが出てきそうな可愛らしい帯はないけれど気持ちだけ、ちょっとクリスマス♪帯は「玉手箱」緑は、庭の柊の枝。織機に掛かっている帯は色違いで作った「365日の幸せ」。鮮やかな青に、金茶色で聖夜をイメージ。今日は、クリスマスイヴ。と言っても、いつもと変わらない冬の一日。クリスマスが楽しかったのはサンタさんを信じていた子供の頃だけ。でも、今年はサンタさんに期待しようかな♪大人だけどサンタさんは来る?
新しく彫り直してもらった紋紙の試し織り。「彫り損ないが結構出てくると思うから気を付けて」そういわれていた通り織ってみると帯地に二本の筋がくっきりと。紋紙に穴が開いていない所が幾つもあって意匠図や帯地を見ながら修正です。ボール紙でできているのでパッチン、パッチンと穴を彫るかガムテープなどで穴を塞ぐか。再度試し織りをして問題がなければ、本番です♪紋紙の穴
ヨコ糸の入った杼(ひ)をタテ糸の間に投げ込むとそれが綺麗に入った時にだけカラカラカラっと、軽やかな音♪ヨコ糸が通った後は糸のよれを整え、左右を確認。帯の耳をきれいに揃えて糸が真っすぐになったのを確認したら力を込めてドン、ドンドンドンっ!今日中に終わるはずだった帯。あと少しと言うところで切れてはいけない仕掛けの紐がブチッ!と切れて何かが、ガタンっ。あぁ・・・・・今日はここでストップ。紐をなおして、続きは明日。一日遅れるけど、明日一本織り上げます♪あと少し
昨日届いた紋紙。帯の柄をまるまる描きなおして再度彫ってもらった紋紙だけどどうもこの紋紙が怪しいらしい。前回もそうだったけれど機械の不具合とかで彫り間違いが幾つもあるとか。穴が開いていないとか塞がっていなければならないのに穴が開いているとかです。穴の彫り違いも気になるけれどやり直した(糸の出し方を変えた)帯が良かったのか悪かったのかそこが一番気がかりです。紋紙ができたら次の作業は、試し織り・・・とトントンと進めばいいんだけれどまだ帯が織り上がっていないのでしばらくお預け。織り上がるまで、あともう少し!今年最後の作業、紋紙
できれば明日までに織り上げたいこの一本。あと一日。どうかな、織れるだろうか・・・。新しく描きなおした図案の紋紙が届けば次の作業は、試し織り。そこまでやってしまえば気持ちも少し落ち着きます。今年の作業を気持ちよく終えるため今週は、ちょっと頑張らないと。ひたすら織る
織り機に使っている錘は色々でたくさんの地糸には、40~50㎏。糸の張り具合を見ながら錘を調整。織り始める前はもちろん織っている途中も、微調整。錘も色々。数本の糸なら、ナットも錘。一本の糸なら、ワッシャーも錘。できあがりの帯の風合いはこの錘(糸の張り加減)でも違ってくるので織りながら微調整を繰り返しています♪錘、色々
昨日は日帰りで別府まで。女性伝統工芸士展の打合せで今回は、別府でランチミーティング。コロナが流行してからというものミーティングのほとんどがオンラインだったので事務局が顔を合わせるのは久しぶり。別府竹細工の女性伝統工芸士さんの案内で食後は、明礬温泉と鉄輪温泉をぐるりと回って温泉気分。遠出も久しぶりだったので(JRもです)短時間だったけれど、良い気分転換になりました♪夜、博多駅に着くとそれはそれは賑やかで、どこもピカピカ。12月のイルミネーションも久しぶりだったけれどランチ後に地獄蒸し卵を食べて消化できないまま列車に揺られたおかげですっかり乗り物酔い。別府の写真もなかったのでお土産話に・・・と、駅の写真だけ撮ってよれよれで家に帰りつきました。でも、良い一日でした♪作業の合間、女性伝統工芸士展に向けて
新しく描きなおしていた図案がようやく完成。この図案の紋紙(柄データ)ができたら再来週あたりで試し織り・・・多分。この帯の本番は年が明けてからになるかもしれないけれど来週からは、今織っている帯に専念できます。良かった♪師走最後の作業は・・・
帯の一本目。先月まで、力を入れないで織る帯を織っていたせいか打ち込みが思うようには入らず一本目の帯は、いつもより力を込めてドン、ドンドンドン!一寸間に入れるヨコ糸の本数が決まっているので織りながら時々、ルーペで確認。ルーペを覗いて1、2、3、4・・・と、数えています。一寸(鯨尺で約37.8㎝)の間に細い絹糸を18本合わせて作った太い緯糸が50本以上入っていなければならないのでヨコ糸を通す度に、腕に力を込めて打ち込みます。********博多織の帯には、それぞれ決まりがあり帯の種類により巾、長さ、密度、糸の本数経糸(タテ)の太さ、織り上りの重さ緯糸(ヨコ)の打ち込みの数などがきちんと決められています。********昔はすんなり入っていたヨコ糸がだんだん入りずらくなるのは腕力の衰えもありそうです。新しい帯の...帯の決まり
またメルカリにてお買い物(=∀=)今度は名古屋帯です!8月に季絵座(ときえざ) さんの名古屋帯も購入しましたが仕立て中でまだ手元に来ていないので、実質こちらが初めて手にした名古屋帯になります。新潟県小千谷市『有限会社おだきん』さんの小千谷紬(おじやつむぎ)の帯。この青紫のグラデーションが私に刺さる刺さる💘どストライクでした。1か月ほど「色が素敵~✨」と写真を眺めていましたが、練習用に気軽に締められる名古屋帯...
手書き友禅に織に刺繍…これでもかと詰め込まれた技法と手間ひま。職人さんが「ついついこだわっちゃった感」があふれ出ている気がします。受け取りました!新潟県十日町市の工房『季絵座(ときえざ)』の名古屋帯!!なんでしょうか、この感じ。主張は強くないけれど味があるというか、素朴ながら確かな存在感があるというか。個人的には「雪国で作られた」ということがしっくりくる雰囲気を持った帯だと思います。生地には「玉繭...
二鶴工芸です。休日定番になった過去の投稿です。9年前同日の投稿。純金箔で加工しました金彩帯(名古屋帯)になります。本金箔と記載していますが、業界(他の業界でもある)では純金箔ではない金色の箔があるためです。こういう表現は私は嫌いですが、本物とまがい物というイメージでしょうか。私は純金箔と着色金箔とは色目・光沢で使い分けしていますので本物、偽物という区別はしていません。以下です。二鶴工芸です。画像は本金箔使用の帯になります。市松のデザインで本金箔の濃淡のみの加工になります。9年前同日の投稿
一本目の帯を織りながら、図案の手直し。柄の雰囲気は変わらないけれどほとんどまるまるやり直すので下描き、塗り絵と、まだ終わらない。今回の帯は帯の一本目と二本目を、最初の図案で織り三本目と四本目を、新しい図案で織る予定。経糸と緯糸は、同じ糸になるけれど織り方と色の出し方がまるで違うので多分雰囲気はだいぶ変わると思います。一つ気になるのは、差し色の線。織ってみると、思う色とは違ってしまい違和感が。まずは一本織り上げて見ないと・・・。良い帯ができますように。色々気になる帯の新作
管巻き終わって今日から、新しい帯の一本目をスタート。と言っても午前中は、他の作業で織りの作業は、午後から始めて5時までです。他に、やりたいことはたくさんあるのに夜は、図案でいっぱいいっぱい。あれこれ忙しくやってるようで動いているのは家の中だけ作業中なら、姿勢変わらず座っているだけ。ここのところ外に出ないで作業場にこもりっきりの毎日です。さすがに運動不足が怖くて今日より散歩。素晴らしい景色は見に行けないけど秋の空、秋の空気は味わえる。道端の雑草だって、秋の色。ご近所のお庭を覗くと、秋の花♪気付かなかったことだけど外、あったかい!寒かったのは家の中だからで外はこんなにも暖かい!それに気づけた短い散歩。さぁ、今日の作業は、まだまだこれから。運動不足
今日は「博多織求評会(博多織の新作発表会)」の設営日。会場となる承天禅寺さんは博多織発祥の地とされるお寺さんで秋のお庭がとってもきれい。博多織の新作帯だけでなく色づき始めたお庭も見どころの一つ。「博多織発祥の地」である承天寺さんですが他にも「うどん」「蕎麦」「饅頭」「博多山笠」の発祥の地でもあって他にもあったかな?境内には「饅頭蕎麦発祥の地」「山笠発祥の地」の石碑も。「博多織求評会」一般公開は、12日(土)と13日(日)の二日間。詳しくはこちら↓博多織工業組合でご確認ください。設営日の今日はそれは見事な秋晴れの気持ちの良い日であわただしくはあったけれど普段と違って楽しかったです♪第120回博多織求評会設営
薔薇を染め、花弁に刺繡を入れた正絹名古屋帯です。花弁の反り返る部分に刺繡をする事によって、立体感を表現しています。着物もそうですが、お太鼓をしてしまうと見えないところまで画を入れるのが、日本人らしい美意識✨だなと思います。この様な表現は珍しくは無いけれど。あとは、着る人と脱がす人だけが見られる画と言うことですね。羽裏とか襦袢の柄とかも。でも、見せなくてもいいんです。他人と比べなくていいんです。自己...
新しい帯の試し織りまでは終わったものの紋紙の直しと、新たな図案が必要となり昨日から図案を描き描き、指にタコ。今日中に描き上げたかったけれどなにしろ手描き。色を付けるとなると色鉛筆でぬり絵をするか時間をかけて切り絵をするか。自分でも嫌になるけどいつまでたってもこの方法。今日中には描ききれず新たな図案は、今週中に仕上げることに。待機中の織り機にはもうしばらく待ってもらって今週は、図案と催事と管巻きです。明日は、博多織求評会の搬入です。一般公開は、12日から。第120回博多織求評会詳しくはこちら、博多織工業組合へ帯の図案
2日 IYさんは、名古屋帯です。 芯をカットして、お太鼓の芯入れまで進みました。 TNさんは、袷です。 表の衽付けをしました。 NTさんは、浴衣です。 脇絎けをして、前幅を付け、衽付けに進みました。 3日 SMさんは、縫い紋付色無地単衣です。 内揚げを縫って仕付を掛け、背伏せを...
IYさんは、名古屋帯です。 表地を縫いました。 UHさんは、袷です。 共襟を地襟に縫い付け、衿付けに進みました。 SHさんは、紬袷です。 お袖を縫いました。 KSさんは、単衣のバチ襟を広衿に直しています。 23日 FMさんは、阿波しじらです。 衿の絎けをしました。 SHさんは、...
つい先日、「Instagramに挑戦!」と言ったばかりだったのに、早くも断念。言った次の日、アプリを開くと画面によくわからないものばかりが映って動かず何か良くないことが起こっているんじゃないかとちょっと不安になり、アカウントを削除。わからないと時間ばかりが過ぎていくので心が落ち着いたら、また挑戦・・・?どうだろう・・・。さて、気持ち切り替え、試し織り♪頭と心が疲れた時には、作業が一番。新しい帯の紋紙が届いたので織機にかけて、試し織り。なかなかスムーズにはいかないもので今回も、紋紙の掘り損じの他気になるところが幾つかでてきてここでストップ。紋紙をまるっと掘りなおしてもらおうか・・・試し織りの生地を眺めながらしばらく悩んで、明日に持ち越し。すっきりした頭で明日決めます。まっ、でもここまできたから、ちょっと嬉し...やっぱり作業が好き
92歳のお婆さんの話 戦前の農村は浴衣に半幅帯、戦争が始まると盆踊りも自粛ムードに
今回は、前回の話に続いて、92歳のご近所のお婆さんのお話シリーズで、戦前の浴衣の着方や盆踊りについてです。私:「浴衣についての質問です。呉服の世界では、『昔は浴衣は湯上りに着るバスローブのようなもので、昼間の外出着にはならなかった。今はお祭りの日に昼間から着るけど、どこまで行っても浴衣は格が低いものだ。』という言い方をする人がいます。 でも、実際に浴衣の歴史を調べてみると、湯上りのバスローブとして...
細い細い絹糸を結んでいく「タテ継ぎ」作業に入りました。帯のタテ糸を、結んで結んでひたすら結んで、二日~三日。タテ糸の数は、全部で7,504本。それを二本ずつ結んでいくので結ぶ糸数は、3,752本。結んで、結んで、ひたすら結んで足腰、腕、肩、コキコキです。途中で糸が足りないことに気づいて一本一本、糸を数えること二回。やっぱり足りない。週末には、試し織り・・・と思ってせっせせっせと結んでいたけれど試し織りは、来週になりそうです。結んで、結んで、ひたすら結ぶ
11月に入りましたね。 さてさて10月の「初めての普段キモノ講座」のレポートです。 よろしければご覧いただければと思います。 ご自分で着るのは初めてとおっし…
昨日からお仕事の関係で京都に来ております。 少し控えめにキモノと帯はモノトーンにしてみました。 帯揚げは江戸紫色帯締めは京紫色で 紫色のバリエーションを…
土曜出勤の日。 そんな日は帰ったらすぐにキモノに着替えます。 週末ですし気分転換ですね。 というわけで昨日のコーディネートです。 透明感溢れる上品な雰囲…
やっとやっと涼しくなってきました〜🎃 すっかり夕暮れてからちょっと出かけた日。 そんな夕刻のコーディネートです デニムっぽい色合いの十日町紬に黒地に…
袷の小紋のあまりの暑さに耐えきれず着替えることになった昼下がりです。 半襦袢から肌着まで汗ビッショリでした。 やはり単衣は涼しいです。まだまだこれでで良か…
先週末どんよりと厚い雲に覆われた早朝。 肌寒いのかなそんな気がして袷の小紋に袖を通しました。 墨黒を淡くぼかしたような紫みを含んだ色合い。 透明感あ…
二鶴工芸です。蛸唐草文様。どちらかと言えば器等に使われているイメージがあるかと思います。一般的な唐草文様は和洋問わず衣服にも使われています。この文様を使うのに多少冒険かなと思いましたが、そもそも作品を制作するにあたり、工芸的なデザインを使ってみたいと思っていたのでちょうど良いかなと。オーダーではなく自分の作品だし。ということで、来週開催される展示会に出展する作品の一部でした。蛸唐草
小池一子展に行った時に締めたのは、5~6年前に骨董市で購入した両面帯です。叩けばというより、振れば埃が舞いました。でも、この色この柄、買わずにはいられない。解いて、洗って、しまって、寝かしていた(ものは言いよう)。やっと、自分で二部式帯に仕立てました。手の部分とお太鼓部分に分かれています。骨董市で買ったりリサイクルショップで買った帯は、ほとんど二部式にしています。お太鼓の柄出しもしやすいんですよ。...
二鶴工芸です。昨日は団扇がいるような暑さでした(^_^;)ということで過去の作品の金彩帯「団扇に流水」※作品はお嫁に行って手元にはありません。金彩帯団扇に流水
初めてのお客様です❣️今までは美容室で着せてもらっていたそうですが、事前に着物一式を届ける大変さが😩今回、私の出張着付けを見つけてくださっ...
二鶴工芸です。季節的にはもうすぐ桜ですが、クローバーも春からですね。クローバー紋様の帯。銀糸織の帯地に金彩加工。胡粉と銀系の箔加工です。名古屋仕立てになります。クローバー紋様の帯