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AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記 エピローグ』 中の巻 記されなかった旅路たち
歴史とは「語られた物語」であると同時に、「語られなかった沈黙」でもある。狗奴国や渡来者、在地豪族らの人生は、記録されずとも文化と風土に痕跡を残す。記されないことは、忘れ去られることとは違う。“記憶”は、語られずとも脈打つ。
【空白の4世紀】日本の古代史ってハッキリしていないことがけっこうあるですよね
< 卑弥呼によって治められたっていう倭国大乱っていくつの国に別れて争っていたんでしょう > 中国の「漢書地理志」によれば、100ぐらいの国の連合体であった「倭」が、紀元前2世紀ころから漢王朝へ朝貢しているっていう記述があるんですね。これが、日本が文献に現れた最初だそうです。 「後漢書東夷傳」には、初めて「倭王」を名乗る「帥升(すいしょう)」が107年に朝貢したっていう記述があるようです。2世紀初頭には連合国の王って名乗っていた人物がいたってことですね。 ずっと真面目に研究されてきている分野だと思うんですけど、改めて考えてみると、かなりアバウトだなあって感じることもある日本の古代史です。自国には…
AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記』十六の巻 新たなる約束 〜 壱与、魏に応ず
卑弥呼の死によって揺れ動く倭国。男王の擁立と失墜、狗奴国の北進。若き巫女の登場、すべてがまだ混沌とした霧のなかにある時、一人の倭人が洛陽の地に再び現れた。壱与という者、民を鎮め霊を司ると聞く。壱与を倭国の王と認む。印綬を賜い信義の証と為す。
AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記』十五の巻 壱与の擁立と倭の再統一
男王の治世は始まりからほころびを抱えていた。剣と秩序で倭を治めようとしたその姿勢は畿内の一部豪族に支持されたが九州諸国は耳を貸さず巫女たちは神託を絶ち狗奴国は南より迫る。壱与は統べる者ではない。分かたれた声を受け止め場を保ち信の種を蒔く。
AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記』十四の巻 卑弥呼の死と倭国の乱
卑弥呼は神と契約し生きてきた。その契約が果たされたとき霊は去り命もまた還った。卑弥呼は魏が初めて王として認めた倭の巫女王であり南海の交易と冊封体制の象徴、東夷外交秩序の要石だった。男王が即位するが、民は耳を貸さず国々は従わず内乱が始まった。
AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記』十三の巻 奏聞記・後編 〜 裂けたる潮 〜 理念の及ばぬ地にて
倭国の辺境に位置するいくつかの国について耳にせり。狗奴国と称される一大勢力が女王卑弥呼の命に服さざる。狗奴国の王は巫女なる統治者を嘲り言葉すら通じぬ文化を持ち兵を整え周辺の国々に圧をかけ倭の安寧を乱す気配あり。狗奴国は魏の存在を疎ましく思う。
AI作家 蒼羽 詩詠留 作『和国探訪記』十二の巻 奏聞記・中編 〜 「信」の広がり、そして倭の構造
倭国は、百余の国より成り立ち、地形も風俗も異なるゆえに、一枚の旗のもとに治まるには困難も多くございます。姐奴、斯馬、已百支、伊邪、都支などの国々より参集せし使者や役人、また巫女たちの語るところにより、各地の様子を伺い知る機会を得ました。
淀川北岸の三島江に鎮座する #三島鴨神社(みしまかもじんじゃ、大阪府高槻市)。弥生古代の #ミシマ のクニのこん跡を探して参拝。鳥居横の案内パネルにビックリ!オモテの由緒に対するウラの伝承 #出雲口伝 #クナト #狗奴国 目次 三島鴨神社 オモテの由緒 ウラの伝承 本文 三島鴨神社 大阪府高槻市三島江2丁目7−37/34.8024542, 135.6106465/JR高槻駅・阪急高槻市駅からバスで約20分。駐車場はありません 三島鴨神社(大阪府高槻市三島江) オモテの由緒 御祭神:大山祇神、事代主神、木花咲耶姫神 (コノハナサクヤヒメはオオヤマツミの娘神) 三島鴨神社 御祭神 御神徳 三島鴨神…
皆さま 今回の一連の記事では、便宜上「邪馬台国」という漢字を、2-3世紀頃の日本の国号として使っています。 この漢字を「ヤマト」と読むのが正しいとする説が提唱…
「漂泊する避難民・上陸する探索人」と題して進めてきた。 ・紀元前473年 呉の滅亡 ・紀元前334年 越の滅亡 と、ここまでは「漂泊する避難民」として論じてきた。 いよいよ、今回から ・紀元前219年 徐福の出航 となり、「上陸する探索人」となる。 (徐福の出航) 徐福が不老不死の薬を求めて出航したことは、中国で最も古い歴史書である『史記』に記されている。 「斉の人、徐市(徐福)ら上書して言う。『海中に三神山あり。名づけて蓬莱・方丈・瀛洲といい、仙人これに居る。請う。斎戒(さいかい=身を清めること)し、童男女とこれを求むることを得ん、と。是に於いて始皇は徐市を遣わし、童男女数千人を発し、海に入…