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パリ郊外のシャンティイ城を目指していたら、列車が無くなり「ウェルカム・トゥ・フランス」と言われた件
(お堀からみたシャンティイ城)夏休みの旅から帰国する前日、パリ郊外のシャンティイ城を目指しました。パリ北駅からシャンティイ城最寄り駅のChantilly Gouvieux 駅まで、ほんの25分の列車旅です。事前に列車の便は調べていたので、パリ北駅の発券機でチケットを購入しようとしたのですが、モニターに目的の列車がでてこなくて、乗車予定の列車のチケットを購入できません。どうやら列車の運行がキャンセルになったようです。し...
本当は、パリから列車で25分で着くはずが、4時間もかかってようやくシャンティイ城の最寄り駅 Chantilly Gouvieux に到着しました。(その経緯は→前回の記事)駅前からは無料の市内巡回バスがあるのですが、どうもタイミングが悪く、1時間ちかく待たなければならなかったので、歩いてお城へ向かうことにしました。歩道の先に見える横長の建物は、18世紀に建てられた大厩舎で、一部は馬の博物館になっています。今でも競馬用の...
シャンティイ城のレストランでランチ~デザートに名物のクレーム・シャンティイも~
遅めのランチを、シャンティイ城内のレストラン「ラ・キャピテヌリー La Capitainerie」でいただくことにします。レストランへは、外から直接入れる入り口があります。正面入り口とは別のもう一つの橋を渡り、中庭のようなところに入ると、レストランの看板を見つけることができました。中は、古い建物をそのまま活かしたあまり飾り気のない内装ですね。満席のようでしたが、ラッキーなことに一つテーブルが空いていて、暖炉の前の...
シャンティイ城を見に行こうと思ったきっかけは、日本管財という会社のテレビCMを見たからでした。CMでは、曙の淡い光に浮き上がる湖に囲まれたお城の姿がとても美しくて、まるでおとぎの国のお城のようで、いつかきっと実物を見たい!と思っていました。ようやく念願かなって、実際に訪れてみると、本当に優雅で美しい姿にうっとりでした。このお城の歴史は、14世紀に始まりますが、現在の優雅で美しい姿になったのは、19世紀のこ...
コンデ美術館~シャンティイ城の中にあるコンデ侯の美術コレクション~
現在のシャンティイ城は、フランス最後の国王ルイ=フィリップ1世の5番目の息子であるオーマル公爵によって19世紀後半に改築されたものです。その改築にあたっては、最初からオーマル公爵の絵画や工芸品のコレクションを陳列し鑑賞することを想定して設計されたのだそうです。当時、シャンティイ城を訪れる貴族たちは、それらの美術品を鑑賞するのも楽しみの一つだったようです。そしてそれがそのまま、現在のコンデ美術館となっ...
こんどは、コンデ美術館以外のお城の内部を見学します。ここは階段室ですが、唐草風の手すりや天井画など、とってもいい雰囲気 (^-^)大理石で表現された床のデザインも凝ってます。ここは、絵画ギャラリーの手前にあった「鹿の間」。高くて重厚な印象の天井ですね。壁には、狩猟の様子が表現されたタペストリーや鹿の角が飾られていました。こちらは、チャペル。大きな窓には、ステンドグラス。天井の装飾や、彫刻の飾りなど...