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気が付けばキリリと冷えた冬の朝。今年は秋でも暑い日があったせいか秋が日に日に深まっていく様を楽しめなかった感あり(^-^; けれども中庭の木々は黄色く色づき晩秋から冬へと季節がしっかり移っていますね。我が家は東向きなので...
住まいを買うものから、少しずつ紡いでいくようなものにしていくことが、住まいづくりがどんどん難しくなってきている近年の状況の改善へのヒントになるのではないかなと思ったりします。完成品を買って、せっかくとんでもない投資をしたにも関
今春から受講していた、尊敬する泉幸甫氏の講座「『住宅設計の考え方』を読み解く」が先日終了しました。 社会情勢(物価高騰)や自然環境の変化、建物性能に対する法改正など 建築(住まい)の在り方が、良くも悪くも大きな変換期に差し掛かっている中 継続すべき事、変えていくべき事、そして改めて学ぶべき事を見直す良い機会となりました。
今回のご計画でまず考えたことは 『住宅密集地の中で冬場の日当たりをどう確保するか』という事です。 そこで まずは周囲の建物との関係をシミュレーションしながら、間取りの方向性(大枠)と外観(形)を同時並行で検討していきました。 そして、その大枠を基に 南北に長いという敷地の特性を、伸びやかな内部空間として反映させる為に 1階・2階共、視線が、平面的、且つ、立体的にも抜けるように、壁・床・吹抜けを配置し 構造計算/耐震等級3との擦り合わせを行いながら、計画全体の解像度を上げていっています。 この大枠(計画の外的コンセプト)にブレが無ければ、その後の、本質的な、内部の細かな暮らし方(使い方)の打合せに注力できます。
8年前に薪ストーブを設置したお客様の家を建てた工務店から8年ぶりに突然電話がかかってきた。この時以来、この工務店では薪ストーブ設置の案件はなく、ペレットストーブの設置案件が数件あった程度だったそうだけど、ここのところ、急激に薪ストーブ設置の
壁紙選び♪サンゲツ・WALPA_施主さんの直観力に♪_文京Tさんの家
家づくりは取捨選択の連続...ある意味で小宇宙!多種多様な選択肢の中から、たったひとつを選びとること。それは極上の愉しみであり、選びとる苦しみも付き物...(^-^;一瞬でピンとくるものもあれば、迷いに迷って決めるものも...
大人世代のマンションリノベ☆施工編_やっぱり自然素材をつかいたい!
大人世代のマンションリノベ☆施工編♪自らの暮らしを見直しこれからの人生を営む場としてどんな間取り...空間にしてどんな素材で仕上げたら良いのか?打ち合わせを重ねてまとまった設計図を元に工事を進めていきます!前回 設計編 ...
これから薪ストーブの導入を検討している人に参考になりそうなyoutube動画
新潟の工務店の社長が薪ストーブを高性能住宅に導入する場合の考え方について話している動画を見つけた。上手に編集されていて、視聴しやすく、見飽きない作品だ。2年前に作成されていて、7.2万回も再生されているのも理解できる。専門の薪ストーブ店の私
一見、何も変わっていないように見えても、コロナと未だ終息しない戦争によって、社会の仕組みは大きく歪み、瓦解し、再構築を余儀なくされ、私たちの暮らしもずいぶん変わりました。表面は、戦後の大量生産大量消費の物質社会が連綿と続いていて、未だそれ
そういう状況下で、折り合いをつけながら暮らしていくために、私はどんな住まいを提供していけば良いのかということをずっと考えています。すなわち、「これまでと変わってないですよ」というイメージ戦略だけで、なんとなく希薄な内容をずるずると先延ばし
おそらくは、時流に乗り、バタバタと年相応の時期が来たから皆がそうしているからと、なんとなくの雰囲気で住まいづくりをするというような時代はもうとうの昔に終わっているのかもしれません。人が生涯で返済できる借財で、誰もが判で押したようにすまいづ
現場レポ♪東レのラップサイディング窯変タイプ_迷いに迷われた外壁選び「タイムレスな佳さ」をお薦め→足場が外れてのご感想♪
文京Tさんの家、現場レポ♪悩ましい外壁選び...「 外壁は何が良いですか? 」と施主さんから質問された時...私たちが個人的にお薦めするのは、東レのラップサイディングが多いです。設計者人生において、長年、色々な外壁材を採...
大人世代のマンションリノベ☆設計編_自分自身の"好き"に囲まれて...より良い人生のために♪
子供や家族や仕事に重きがあった人生がひと段落した頃これまでの 住まい を再び整える。自分自身の
現場レポ♪セルロースファイバー断熱工事_マンションから戸建てに住み替える時、気になること@文京Tさんの家
文京区Tさんの家、現場レポ♪リアルタイム現場は、もう既にお引渡しに向けて絶賛仕上げ工事中!その間UP出来なかった工事の様子を少しづつご紹介していきたいと思います!施主さんはマンションから一戸建への住み替え。体感的に、住み...
新築住宅を建てる場合、設計士や工務店に「薪ストーブのある家を建ててくれ」と丸投げすると、どうなるかということが推測できる電話がかかってきた。設計士「新築の家に薪ストーブをつけたいんだけど、どれがいいの?」私「ざっくりし過ぎていて適切な物を選
住宅ローンに費用を組み入れるからといって工務店に薪ストーブ設置を任せる必要はない
今回、工事した千葉県茂原市の薪ストーブ設置工事は、中古住宅を取得して、設計士が入って大幅なリフォーム工事をして薪ストーブを設置するというものだった。かなり長い期間がかかっていて、一番最初に話がきたのは2年前位だったかと思う。その後、話が具体
新規事業として薪ストーブ工事に取り組む、関西の工務店へのレクチャー
関西地区で、当店で受注した煙突工事、チムニー工事の時に業務提携している工務店がある。今回の2023関西ツアーでは、そちらの社長の自邸に設置している薪ストーブ本体のメンテナンスや煙突掃除のレクチャーを行ってきた。今後、新規事業として、積極的に
罪の呵責なく消費が当たり前になり、大量生産と消費という循環がこの世の中の豊かさのすべてだというような感覚になって私たちはもうずいぶんその盲目的なコマを進めてきてしまっているのかもしれません。近年、頻発する異常気象や天変地異がそういう人類の
少なくとも自然界から私たちが何がしかの創造行為をして、モノを創り出せば、それは自然界からの逸脱であり、言葉をにござずにいえば自然破壊の要素を含んでいるということになります。私は35年余り、住まいというものを創り続けていますが、このことは常
厳しい状況が続いているだけに、厳選したものわ作りたいという思いに駆られます。じっくりと練り上げて、住まい手にも、社会にも、またリアルな今だけではなくて、将来の次世代に対してもよりベターな方法論が見出せないということを常に考えています。また
かつては誰もがスタイルブックに見るような、アメリカンタイプのLDKスタイルに憧れて、漠然とお隣さんもそうだからと、テレビドラマに出てくるような住まいをなんとなくイメージしていたのかもしれません。戸建ての住宅にそういう間取りが出てきたのも、
規模の大小に関わらず、住まい手がしっくりくる空間であること、1日の起居動作がスムーズで無駄なくまたストレスのない間取りであることはいうまでもありませんが、そこに満たされる空気の温度、湿度、鮮度に関してもしっかりた担保していかなければなりま
もう、なんとなくお体裁でお隣さんと同じような設えの漠然としたイメージの住まいでは、皆さんを日々の喧騒から二ユートラルには導ききれないのではないかと最近は思います。それくらい、私たちの生活環境は悪化してきている。社会情勢はこの先楽観視できる
酷暑と言われるように、気温が体温を超えてしまうような暑さでは、その中に身を置くことは大変危険です。昔のように、夏は開けっぱなしにして、風を通して空気を変えたら凌ぎやすいという範疇をとうに超えていると言わざるを得ません。すでに空気の温度が体
かつての高気密高断熱で夏場に蒸れるという話があったのはいくつか理由があります。かつては冬仕様のほっかいどうのものが日本列島を南下して普及し始めた時代ですから、夏に一番ネックとなる屋根輻射に関しての対策が少し手薄であったこと、外の冷気を内部
例えば、冬は真冬日の外気0℃に対して室温21℃をキープする、夏は猛暑日の外気40℃に対して室温27℃をキープするという過程をしたら、温度差だけを比較すると夏の方が制御が楽そうですが、申し上げましたように室内に年間を通して発熱要素があります
梅雨に入り、ジメジメと湿気の多い季節となりました。この季節が過ぎると、今度は猛暑の季節がやってきます。近年のこの国の気候は、明らかに変動してしまっていて、私たちの身体機能では補えないほどの猛暑も良く迎えるようになってきました。私たちは「四
かつて私たちが断熱の勉強を北海道にいき学び始めた頃は、断熱材をしこたま入れると冬温かいという認識が圧倒的に勝っていました。断熱材の普及は、オイルショックによる化石燃料の高騰が家計を圧迫していて、この国の第一次省エネブームと言っても良い時期
これまでもそうでしたが、これからの住まいづくりは、お住まい手自身が一般論ではなくて、ご自分のライフスタイルに合ったカスタマイズができるところまで、深く掘り下げて考えられる必要があります。何を優先して、場合によっては何を潔く諦めるか、取捨選
住まいづくりは言い換えれは巣作りてセスから、いわば私たちの人生の一大イベントです。そこへ欲求がいくのも当然と言えば当然のこと、自分専用の巣作りを是非是非楽しんでいただきたいと私などは思います。社会状況は決して楽観視できる状態ではありません
流れから言うと確かに状況は厳しいし、これまでのように安直には住まいづくりが叶わない次第に入っていくと想定できますが、だからこそ、私などはよくよく吟味し、じっくり時間をかけて楽しみながら自らの理想の暮らしを投影するような住まいを、個々に創造
怒涛の如く押し寄せてくる社会状況の変化を前に、どんな住まいを提供したら良いのか、この厳しい現状の前で何をしたら良いのかと立ち尽くしてしまいそうになる自分がありますが、基本的にはシンプルに、本当に必要なものは何かということを厳しく反芻し、エ
厳しい景気動向と重税感の中で、利便の良い都市部の地下だけは下がらないという状況が続いています。景気が悪くなれば地価も下がるのですが、地下だけは明暗をはっきり分けて、街中は上がる一方、過疎化していく郡部の方は叩き売りというような感じです。街
長年住まいづくりをしていると、どんな住まいで誰と一緒にどんな暮らし欲しているかということが、微に入り細に入り少なからずその住まい手の人生に大きな影響を与えているということを日々実感しています。逆に言えば、その人がどんなことにフォーカスして
社会が必ずしも良い方向へ進んでいるとも言えない近年の状況を見ても、それに翻弄されていく時間から少しでも解放されて、自分自身を取り戻すためのスペースとして、住まいは重要ではないかといつも痛感しています。それは大きさでもなくて、華美な贅沢品で
労働のほとんどを屋外で過ごしていた古き時代は、「寝ぐら」という言葉があるようにただ就寝するだけの場所だった住まいも、滞在時間が増えに増えて、仕事場や学校という屋内も含めると、現代人は実にその生涯の9割以上を屋内空間で過ごしているそうです。
とかくストレスが多い現代社会において、住処が皆さんに与える影響は大きいのではないでしょうか。人口減少、少子高齢化が角田善に進み、経済最優先の国の路線も翳りが見えてきて、地球温暖化の影響か自然災害の急増も見え隠れして、このところの物価高騰も
日本人の心の根底には、ものの哀れや儚さに一つの美徳を見出すところがあって、石造りのヨーロッパなどの住まいに比べると、一時的にその場に簡単に結んだ草庵をよしとする感覚がどこかしらあるような気がします。かつての庶民の家などというものは、よほど
目まぐるしく変化していく社会の影響を常に受けながら、住まいづくりをしていく中で、現状としては決して加速拡大路線を今もって続けているような錯覚は、すでに20年前に脱ぎ捨てなけれじならなかったのに、なんとなくのイメージ戦略ばかりが先行して、増
エニグマ・ルイスポールセンのある暮らし_タイムレスな美しさ、佳きものを長くつかうこと。
北欧デンマークの照明メーカー、ルイスポールセン。日本人がデザインしたペンダントライト エニグマ。enigma425 デザイン:内山章一氏今日、ご紹介する家は、日光の家。東京から日光へ移住されたカップルの家。この照明は.....
日常というものは、ともすると全くの無意識のうちにただ流れていってしまう時の連なりです。ただ、そこに少し意識を向けるだけで、幸福感というものは多大な投資をしなくても、随分と見えたりカスんじたりするものが変わってくるものだと常から思っています