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羨ましくも、沖縄はもう梅雨明け宣言だそうですが、ここ福岡はまだまだ湿り気とムッとする熱気の坩堝の中にあります。今年の夏予報でも、例年通り「酷暑」という言葉が踊りました。いよいよ、暑さが増して来ている感じは年々増して感じる感覚であって、こん
何だか例年言っていますが、「今年は特に暑い」という言葉が日に日にまして飛び交っている感覚があります。私たちが教育で教え込まれた日本の気候は、「表情豊かで四季があり、湿潤で人間が暮らすには最適な温暖な気候...」というような人に優しい環境を
暗い話しばかりしてきましたが、現状把握としては、冷静に俯瞰すれば語ってきたような状況が大きく横たわっています。ただ、「自分の住まいを建てたい」という、人間としての当然の欲求に対して、私たちはこの状況下で冷静に判断し、なんとかニーズに見合う
随分、コラムをお休みしてしまいました。書きたいことがないわけではないのですが、激動の社会変化の中にあって、私たちの仕事も大きく様変わりし始めている潮流をなんとか掴みきれないかとも外しているうちに、時が経ってしまったというのが正直なところで
いつの世も、庶民は強かに生きていくものですから、世の流れに従いそれなりのライフスタイルで生きていけば良いということなのかと思いますが、このところの社会状況を見ていると、明らかにもうこれからは、おいそれと新築住宅を建て続けて、いわゆるスクラ
住まいを買うものから、少しずつ紡いでいくようなものにしていくことが、住まいづくりがどんどん難しくなってきている近年の状況の改善へのヒントになるのではないかなと思ったりします。完成品を買って、せっかくとんでもない投資をしたにも関
マイホーム?賃貸?こらからの住まいについて決める人が、絶対に考えるべき8つのポイント
マイホームを購入するか、賃貸住宅を借りるかの選択は、多くの人にとって生活の重要な決定になると思います。 どちらが最適かを決定する前に、ぜひ一度よく検討してほしい内容があります。 先に結論からお伝えしますが、検討してほしい内容は以下の8つにな
一見、何も変わっていないように見えても、コロナと未だ終息しない戦争によって、社会の仕組みは大きく歪み、瓦解し、再構築を余儀なくされ、私たちの暮らしもずいぶん変わりました。表面は、戦後の大量生産大量消費の物質社会が連綿と続いていて、未だそれ
そういう状況下で、折り合いをつけながら暮らしていくために、私はどんな住まいを提供していけば良いのかということをずっと考えています。すなわち、「これまでと変わってないですよ」というイメージ戦略だけで、なんとなく希薄な内容をずるずると先延ばし
おそらくは、時流に乗り、バタバタと年相応の時期が来たから皆がそうしているからと、なんとなくの雰囲気で住まいづくりをするというような時代はもうとうの昔に終わっているのかもしれません。人が生涯で返済できる借財で、誰もが判で押したようにすまいづ
罪の呵責なく消費が当たり前になり、大量生産と消費という循環がこの世の中の豊かさのすべてだというような感覚になって私たちはもうずいぶんその盲目的なコマを進めてきてしまっているのかもしれません。近年、頻発する異常気象や天変地異がそういう人類の
少なくとも自然界から私たちが何がしかの創造行為をして、モノを創り出せば、それは自然界からの逸脱であり、言葉をにござずにいえば自然破壊の要素を含んでいるということになります。私は35年余り、住まいというものを創り続けていますが、このことは常
厳しい状況が続いているだけに、厳選したものわ作りたいという思いに駆られます。じっくりと練り上げて、住まい手にも、社会にも、またリアルな今だけではなくて、将来の次世代に対してもよりベターな方法論が見出せないということを常に考えています。また
かつては誰もがスタイルブックに見るような、アメリカンタイプのLDKスタイルに憧れて、漠然とお隣さんもそうだからと、テレビドラマに出てくるような住まいをなんとなくイメージしていたのかもしれません。戸建ての住宅にそういう間取りが出てきたのも、
規模の大小に関わらず、住まい手がしっくりくる空間であること、1日の起居動作がスムーズで無駄なくまたストレスのない間取りであることはいうまでもありませんが、そこに満たされる空気の温度、湿度、鮮度に関してもしっかりた担保していかなければなりま
もう、なんとなくお体裁でお隣さんと同じような設えの漠然としたイメージの住まいでは、皆さんを日々の喧騒から二ユートラルには導ききれないのではないかと最近は思います。それくらい、私たちの生活環境は悪化してきている。社会情勢はこの先楽観視できる
酷暑と言われるように、気温が体温を超えてしまうような暑さでは、その中に身を置くことは大変危険です。昔のように、夏は開けっぱなしにして、風を通して空気を変えたら凌ぎやすいという範疇をとうに超えていると言わざるを得ません。すでに空気の温度が体
かつての高気密高断熱で夏場に蒸れるという話があったのはいくつか理由があります。かつては冬仕様のほっかいどうのものが日本列島を南下して普及し始めた時代ですから、夏に一番ネックとなる屋根輻射に関しての対策が少し手薄であったこと、外の冷気を内部
例えば、冬は真冬日の外気0℃に対して室温21℃をキープする、夏は猛暑日の外気40℃に対して室温27℃をキープするという過程をしたら、温度差だけを比較すると夏の方が制御が楽そうですが、申し上げましたように室内に年間を通して発熱要素があります
梅雨に入り、ジメジメと湿気の多い季節となりました。この季節が過ぎると、今度は猛暑の季節がやってきます。近年のこの国の気候は、明らかに変動してしまっていて、私たちの身体機能では補えないほどの猛暑も良く迎えるようになってきました。私たちは「四
かつて私たちが断熱の勉強を北海道にいき学び始めた頃は、断熱材をしこたま入れると冬温かいという認識が圧倒的に勝っていました。断熱材の普及は、オイルショックによる化石燃料の高騰が家計を圧迫していて、この国の第一次省エネブームと言っても良い時期
これまでもそうでしたが、これからの住まいづくりは、お住まい手自身が一般論ではなくて、ご自分のライフスタイルに合ったカスタマイズができるところまで、深く掘り下げて考えられる必要があります。何を優先して、場合によっては何を潔く諦めるか、取捨選
住まいづくりは言い換えれは巣作りてセスから、いわば私たちの人生の一大イベントです。そこへ欲求がいくのも当然と言えば当然のこと、自分専用の巣作りを是非是非楽しんでいただきたいと私などは思います。社会状況は決して楽観視できる状態ではありません
流れから言うと確かに状況は厳しいし、これまでのように安直には住まいづくりが叶わない次第に入っていくと想定できますが、だからこそ、私などはよくよく吟味し、じっくり時間をかけて楽しみながら自らの理想の暮らしを投影するような住まいを、個々に創造
怒涛の如く押し寄せてくる社会状況の変化を前に、どんな住まいを提供したら良いのか、この厳しい現状の前で何をしたら良いのかと立ち尽くしてしまいそうになる自分がありますが、基本的にはシンプルに、本当に必要なものは何かということを厳しく反芻し、エ
もう、使い古された言葉かもしれません。検索すると、住宅メーカーさんですら、広告に使っているミース・ファン・デルローエの言葉ですが、今、社会は本当の意味で、この起点に戻る必要があるのかもしれません。社会情勢が激化する中、大きな構築物である住
厳しい景気動向と重税感の中で、利便の良い都市部の地下だけは下がらないという状況が続いています。景気が悪くなれば地価も下がるのですが、地下だけは明暗をはっきり分けて、街中は上がる一方、過疎化していく郡部の方は叩き売りというような感じです。街
社会が必ずしも良い方向へ進んでいるとも言えない近年の状況を見ても、それに翻弄されていく時間から少しでも解放されて、自分自身を取り戻すためのスペースとして、住まいは重要ではないかといつも痛感しています。それは大きさでもなくて、華美な贅沢品で
とかくストレスが多い現代社会において、住処が皆さんに与える影響は大きいのではないでしょうか。人口減少、少子高齢化が角田善に進み、経済最優先の国の路線も翳りが見えてきて、地球温暖化の影響か自然災害の急増も見え隠れして、このところの物価高騰も
逆境の中で志を立てて、真理に向かう一部のマイノリティーの産物であったこの国の住まいの高性能化は、誰しも認める真理へと進化したということはできると思います。下世話に言えば、大衆化しました。これは私たち古くからこのことを切望してきた者からすれ
桜も終わり、春の陽気も真っ盛り、これから夏に向けて少しずつ季節が移り変わっていきます。特に梅雨前のこの季節は、私たちの身体の緊張が寒暖の差から解放されて緩み、なんとも心地よい季節という事ができるかもしれませんね。芽吹き、花が咲き、あらゆる
タイトルで「旅の途中」と書きましたが、長くて短いような人の一生は、まさに冒険小説のような旅の連続であるなと、よる年並に私などはよく考える事があります。高度成長期以降のこの国は、なんだか消費することが豊かさだという了見の人が増えて、お金をい
全く価値観の異なる新しい時代の幕開けを感じ始めている人はきっと少なくないと思います。私は進化したテクノロジーの中で、我が身の浮遊感を感じ、可変的に安定安心なポジションを未だ見出せないまま、不安を抱えて生きているというような感覚を覚えている
実に40年近く住まいづくりをしていて、そうなのです。住まい手の息遣いを感じながら、その方の暮らしがどうなっていけば良いかとずっと考えて住まいづくりをしてきたというわけです。ですからある意味注文分譲や賃貸などの仕事はほとんどした事がないので
想いをかたちにしていくということは、まずかたちの前に大前提としての想いがなければなりません。私は深く住まい手を想いながら、かたちを紡いでいきますが、その前に住まい手の中に深い想いがなければなません。こんな暮らしがしたい、こんなシーンの連続
感覚も、感情も、好転させるためには一度リセットさせることが必要だなとよく思います。現実的には惰性のように日々の時間が流れていますが、帰巣本能の赴くままに我が家に皆さんが戻ってくるのは、このリセットのためではないかとよく思います。何かとスト
常に、住まいは住まい手に寄り添って、ストレスをなるべく与えない設えであることが大切であるといつも思います。私の場合はそこを一番に考えます。そしてその次により美しく、少しでも住まい手の暮らしが豊かで上質なものであるように、設えとしてはできる
数人のお客様が、他氏の言葉に従って階段の上がり端のところを登り降りして、私は最後のお一人の動きに合わせて解説したのです。リビング側から階段に向かうとき、そこは間取り上、身体を右旋回しながら登り始めるのですが、みなさんその間取りの出っ張った
気を衒った仕掛けやデザインは、住まいの完成の瞬間を華やかなものにしてくれるのにはあまりあるのですが、結局はその瞬間のサプライズの演出にすぎなくて、それが華やかであればあるほどになんとなく時を過ぎると色褪せて見えてしまったりすることもありま
殺伐とした世の中のうねりの中で、これから先の住まいの役割というものを考えると、みなさん住まい手の心身をいかにニュートラルに回帰させ、ストレスを次に持ち込まない仕掛け和いかにできるかということに関わってくるのではないかとよく思います。私がよ
今回は、味わうという言葉をテーマに少し考えていました。人間は情緒の動物です。その瞬間瞬間をどれほど快適だとかフィット感に安心すると言うような良い感覚で満たすと言うことが、日々の暮らしを豊かにしていくかと言うことに大きく影響していくと思いま
日々雑多なことで追い立てられている現代人の時間の流れは、一見豊かなように思える部分もありますが、実は無味乾燥で殺伐とした部分も少なくなく、ともすると予定消化で自分自身を見失ってしまうそうなほどの加速度は、常に私たちに「それで良いの?」と問
何気なくやり過ごしてしまえば、ただただルーティンの予定消化的な時間の羅列になりがちな日常ですが、視点を変えて、味わうというイメージをめぐられせると、その景色はずいぶん違ったものに見えてくるものです。日々雑多なことに追われても、それを「味わ
大は小を兼ねるとは、昔からよく言いいますが、住まいに関してはそうとも言えない。ひと世代前の老朽化した住居を相続して、持て余されている方達も少なくないと思います。それが理にかなった間取りであればまだしも、ただただ部屋の羅列のようなものであれ
そもそも貨幣経済というものは、貨幣そのものには価値があるわけではなく、人間同士の価値観の代替物として流通しているものだとま思いますが、問題はその代替物であることがいつか忘れられて、そのものが価値があるかのように錯覚してしまっていることに問
人口減少、少子高齢化、さまざまな多様性というのはある意味社会の成熟度という意味も含まれていると思います。そして、一個人のパーソナルが重要視されて、尊重されていくというのも良いことだと思ったりします。ただ、ここになかなかついていけない人たち
要するに、周りを見渡して、年齢もそろそろだし、周囲も建て始めているし、CMや、ネット情報も言ってるし、そろそろこのくらいの家を建てよう、という価値観で企画が始まる時代は完全に終焉を迎えたといって良いのかもしれません。本当に、オリジナルな発
ダイソーでソーラーライトを新たに5つ購入しました。 税込550円のお買い物です。 味を占めたので 本来は園芸用? 端材で台座を作る 穴を空ける やばいと思いつつ 一夜明けて 夜が楽しみ〜🤗 味を占めたので 以前、こんな記事を書きました。 blog.yutenji.biz このとき、 ちょっとした遊び心で、 ピンチボックスをライトアップ(表現美化しすぎ?) したのですが その時に使ったソーラーライトが、 予想以上に今も良い感じにひかる家のベランダを照らしてくれています。 それに味を占めたので、 つい、5個も追加購入してしまいました。 本来は園芸用? 本来の使い方 でしょうかね、やはり。🤔 庭や植…
スタグフレーションという状況下で、皆さんが住まいを建てたいエリアの土地価格が高騰しているというのも困った状況です。一律に高騰しているというよりは、都心部の利便の良い土地は高騰して、不景気にもかかわらず下がらないという状態が続いています。た
この、コロナ禍と戦争の煽りを受けて、この国は、20年以上続く景気低迷のまま、物価上昇といういわゆるスタグフレーションという現象が起きている状況下では、高価な買い物である住まい創りはまさに三重苦の様相と言っても良いかもしれません。収入は一向