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(この週のポッドキャストの冒頭にポッドキャスト番組「家電ライターが語る家電最前線」の宣伝が入る) これは3〜4年前の出来事。 古里、博多の街歩きをテレビ番組にして放送するという企画があってやっていた。 番組の方はコロナ禍もあって終了したのだが、とにかく思い出の多い街歩き番組だった。 その時、福岡市内の美術館、そこに日本の名刀というのが集まっていると聞いて、それを取材しようということになった。 それで行って目の当たりにしたのが「刀剣ブーム」だった。 何と驚くなかれ、長蛇の列。 これがことごとく若い女性たち。 女子の群れが刀剣に見入っている。 案内の方が、その娘さんたちの呼び..
これの続きです。 日本刀に込められた様々な歴史。 「刀剣乱舞」と称して刀を辿る物語。 官兵衛のへし切長谷部も面白い。 信長から貰って信長の為に忠心を尽くしたが為に脚を痛め、貰った刀剣を「決して抜くまい」としたのだが、関ヶ原の合戦が始まり、遂に腹の奥の奥に隠した天下取りの野望。 石田三成と徳川家康が岐阜の関ヶ原あたりで激闘しているんだったらば、戦闘は半年から一年かかるから、その間に九州を自分が乗っ取って九州を治めた後、横合いから三成も家康も粉微塵に砕いて天下を取るんだ、と。 そして、官兵衛は対外貿易で生きていくという「海洋国家に対する夢」みたいなものがあったようだ。 官兵衛とい..
(この週のポッドキャストの冒頭に文化放送スペシャルウィークの宣伝が入る) (本放送では曲が流れるが、ポッドキャストでは流れない) 流れてきたこの歌は海援隊の「どうしようもなくなる時」。 手に持つ灯りが 消えそうになる時 武田先生達が作った歌ではない。 先輩から「歌っていい」と許可をいただいた歌。 「どうしようもなくなる時」 水谷譲もどうしようもなくなる時があった。 その「どうしようもなくなる時」、何をするかで人生は決定してゆくという。 本のタイトルは『病と障害と、傍らにあった本。』 病と障害と、傍らにあった本。 (本の中の傍点部はアンダーライ..
これの続きです。 若いうちはある。 歳をとってからも「どうしようもなくなる時」はいろいろ。 世の中で生きている限り、どうしようもなくなるというような難問に遭遇するもの。 その時の対処の仕方は若い時と歳を重ねた時に違うと思う水谷譲。 思ったようにはいかない。 「歳をとったらのんびり」とか、そんなことを思っていたが、のんびりしているとボーッとしてくるし。 「ボーッとしているなぁ」と思うと焦るし。 老化というのも一種「どうしようもないもの」だからこんな話をするのだが、この間、免許証の更新の手続きを受けに行った。 免許の更新が迫ってきているのだが、その前に「70歳過ぎたアンタは教..
2022年6月16~17日◆どうしようもなくなる時 コース外
(これと同じ週だが、内容が異なるので別記事にした) この番組も長いことやっているとテンポがよくなって、原稿を用意するのだが二週もたずに弾を使い果たしてしまう。 だからちゃんと今回は準備してきた。 今日は俳句をやろうかと思って。 結構詩の話が続いたので。 俳句の話でもしたいなぁと思って。 とある番組で出場して、一回目はもの凄く褒められたのだが、二回目からは厳しい先生(夏井いつき)からボロクソに言われて「何が悪いんだろう?」と思って考えているうちに、ついなっちゃんの本を買ったり、他の人の本を買ったり。 それで自分が一体何故に先生から高評価をいただけなかったのか?という。 つくづ..
2022年1月24日~2月4日◆賢い人のバカさ加減(前編)<br />
複雑なタイトルが付いているが、こうとしかタイトルの付けようがなかった。 ネタ元にし、まな板に乗っている本は何かというと日経BPマーケティング『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』。 賢い人がなぜ決断を誤るのか? (本の中の傍点部はアンダーラインで表記する) 英語のタイトルが「YOU'RE ABOUT TO MAKE A TERRIBLE MISTAKE!」。 そういうタイトルだが、副題は「意思決定をゆがめるバイアスと戦う方法」。 これは経済の本。 だから電車の中でこの放送を聞きながら会社に向かわれている壮年のビジネスマン。 よければ二週にに亘って経済のお話をしましょう。 ところ..
これの続きです。 これは経済の本でオリヴィエ・シボニーさんという方『賢い人がなぜ決断を誤るのか?』。 「賢いゆえに間違ってしまう」ということが世の中にはある。 その賢い人がしでかしたその間違い、ビッグミステイクを並べて分析しようという一冊。 これはよく読んでいると会社経営だけではなく、進路とか就職とかに使える「生存の知恵」が渦巻いているような気がしてご紹介している。 よい判断の技がここには積み重ねてあるような気がする。 ツカミで喋ってみる。 2010年、南アフリカでFIFAワールドカップが開催されていた時、−中略−ドイツ・オーバーハウゼンの水族館で静かに暮らすマダコ..
こんなことを言っては何だが、今回は少しクセのある、ある意味ではエグい。 だから武田先生も「これは皆さんにオススメしますよ」とか「これは暮らしに役に立ちますよ」とかと言ってまな板の上で捌いたワケではない。 いかなる料理ができるか。 そしてこれを皆さんに出してウケるかどうかというのはよくわからない。 ただ、「苦手だから扱うのはやめとこうというのは控えよう」と思う。 今回は前置きが長い。 つまり、それくらい時間がかかった。 一冊ずつご紹介するには大変申し訳ない。 帯かタスキかで「二週間は持たない」とか「二週間では語り尽くせない」とかというネタ。 「どうしようかなぁ」と思いつつ、何か..
これの続きです。 (この週のポッドキャストの冒頭に文化放送スペシャルウィークの宣伝が入る) まな板の上は「帯とタスキ」が乗っているワケだが、皆さん方のお耳には少し苦く感じられたり酸っぱく感じられたりするような本二冊だが、敢えてご披露・紹介しているということなので、本日は西村博之さんの名言。 この方はIT長者。 コメンテーターとしても有名で「論破王」そんなニックネームが付いている。 議論するとディベートに負けない。 この方の言葉から紹介していこうというふうに思う。 「出すぎた杭になる為に出すぎた人を手本にするんだ」と。 スティーブ・ジョブズが高校生だった頃に、無料で電話が..
これの続きです。 ちょっと朝から不気味なタイトルというか縁起の悪いタイトルだが「おまえも死ぬぞ」。 これは小さな写真集で『お寺の掲示板』という新潮社。 お寺の掲示板 いろんなお寺の掲示板に書かれている文句を写真に撮って出している。 その中の一枚に「おまえも死ぬぞ」という掲示板の一言があって、この言葉をおっしゃったのが「釈尊」、仏様だという。 仏という人が何を説いたかというと「おまえも最後は死ぬんだ」というこの「死」の自覚こそが仏教の本質であるという。 そんなふうな解釈をなさっているお坊さんがいらっしゃる。 そこから話を振り出して、もう一冊本を重ねて小林武彦さん (著) ..
(この週のポッドキャストの冒頭に文化放送スペシャルウィークの宣伝が入る) 本日(放送当日の4月11日)誕生日の武田先生。 めでたくもない。 もうあと何回かで終わる誕生日。 (何歳になったかは)教えない。 もう言うだけでゾッとするというか、ズバリ言うと一昔前でいうと、いつ死んでもいい歳。 今週、まな板の上に置いたのは前からやりたかったのだが中沢新一さん。 宗教学者の方。 この方が連続でやってらっしゃる「アースダイバー」。 大地に潜り込む。 地面の内側にあるものを宗教観として引っ張り出そうというような、宗教を考える材料として地面に潜っていこうというような方。 この..
これの続きです。 先週に続いてまた縄文話。 『アースダイバー』(著者は)中沢新一さん。 (相変わらず「アースダイバー」としか言っていないが、今回の分も内容的に参考文献は『アースダイバー 神社編』だと思われるので『アースダイバー 神社編』からの引用を載せる) これはいろんな神社のいろんなパワースポットの理由が書いてあるのだが、いろんな過ぎるので、自分が見たアースについて語ろうかなと。 これは前にお話ししたように非常に古代めいた私鉄の駅「雑餉隈(ざっしょのくま)」という。 大宰府というところに官庁があった時、平官僚達が住んでいたエリア。 すぐ近くには「白木原(しらきばる)」といっ..
(この週は時々番組の冒頭に文化放送開局70周年記念コンサートの宣伝が入る) いろんなところにアンテナを張って「皆さん方の興味を惹く話題は何だろうか?」と探っているうちにフッと「そういえば最近、人を巻き込んでの事件が多いなぁ」ということで、一種の狂気というようなものによる事件。 秋葉原の通り魔事件とか京都のアニメ会社に放火してとか。 去年の大阪のビル放火。 何故そんなことが起きるのか? 大きい問題だが、この番組で少し、まな板の上に置いてみようかなと。 三枚にはもちろんおろせない。 凄い事件だから。 だが、包丁だけは入れるという、その心意気だけは失いたくなくて。 もちろん本屋..
これの続きです。 (この週は時々番組の冒頭に文化放送開局70周年記念コンサートの宣伝が入る) やってみようかと思って手にした本が『こころは内臓である』。 計見一雄さん、講談社選書メチエ。 これをめくるうちに「人間の内側には狂気が宿っているのだ」と。 そういうものが憑りついてくるワケでも何でもなく、臓器と臓器の間に狂気があるんだ、と。 身の内の狂気。 これを「三枚におろしてみようかなぁ」と思った。 狂気というのが内臓に宿っているとすれば、ということで、この計見さんの見解ではあるが、それ故に空腹、お腹が空くということは狂気から覚める一つの引き金になり得ると。 このお腹がグ..
窓の拭き掃除をしました。 お掃除が楽しくなる季節ですね。 1991年の大人気ドラマ「101回目のプロポーズ」 夢中で第12楽章(最終回)まで観ました。 1991年頃の風景が懐かしいし。 武田鉄矢さんが楽しいし。 感動しました。 携帯もメールもない時代。 そんな時代の方が良かったように思えるのは、 想い出は、思い出すたびに、美しく書き換わるからでしょうか・・・。 Cast 矢吹薫:浅野温子 星野達郎:武田鉄矢 星野純平:江口洋介 矢吹千恵:田中律子 石毛桃子:浅田美代子 藤井克巳・真壁さん二役:長谷川初範 岡村涼子:石田ゆり子 沢村直人:竹内力 浅野温子さんの妹役の千恵(田中律子さん)と、 武田…
懐かしい1991年。 大人気のドラマでした、『101回目のプロポーズ』。 第8楽章(第8話)まで観ました。 Cast 矢吹薫:浅野温子 星野達郎:武田鉄矢 星野純平:江口洋介 矢吹千恵:田中律子 石毛桃子:浅田美代子 藤井克巳:長谷川初範 星野達郎と婚約した薫は、3年前に交通事故で亡くなった元恋人に そっくりな男性(藤井さん)に出会います。 色々乗り越えて、やっと深まった薫と達郎の絆が、 また揺れ始めている状況。 www.moon99.net 実にもどかしいですが、 「物事が成就するには、紆余曲折が必要なんだな」と、 再確認させてもらえる場面です。 このドラマでは、主演の浅野温子さんと、妹役の…
昨夜は、23時過ぎに、就寝。 すぐに、ぐっすり眠れました。 2月に加入した、有料チャンネルの「FOD」。 三浦春馬さんの『ラストシンデレラ』が観たくて。 1か月くらい、あまり観ていなかったのですが、 やっと、続けて観られる番組に出会いました。 浅野温子さん、武田鉄矢さんの、『101回目のプロポーズ』 懐かしいですね。 もう30年です。 Cast 矢吹薫:浅野温子 星野達郎:武田鉄矢 星野純平:江口洋介 石毛桃子:浅田美代子 武田鉄矢さん演じる星野達郎は、とても名前がカッコいいのですが、 実物は、そうでもない・・・。 年の離れた弟の江口さんは、背が高くて、ロン毛で、バイクに乗る学生の役。 この二…
これの続きです。 (この週も時々番組の冒頭に文化放送開局70周年記念コンサートの宣伝が入る) ノンフィクションライターの石戸さんが、11年前の2011年3月取材した福島一帯の人達。 11年後に今、会いに行ってインタビューするという。 10年間、福島はどう変わったのか、そのルポルタージュがなかなか面白くて。 メディアが報道した。 それが本当に真実を伝えたのか?というのを石戸さんが検証なさるのだが、「福島の被災者」というような大きい主語で語るといくらでも不安や不幸が集まる。 そういう伝え方でそれで本当によかったのか? それも一方的非難ではない。 テレビの報道に勤めていて、..
男と女のはしご酒歌手 武田鉄矢&芦川よしみ作詞 魚住勉作曲 馬飼野康二(女)夜の帳が下りて 街に灯がともる(男)涙過去に流して 人はすれちがう(女)星のかずほど愛も 哀しみもあるわ(男)だれも苦い想い出 お酒で紛らす(女)この店で逢って(男)きみに一目惚れ