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(本の中の傍点部はアンダーラインで表記する) まな板の上は「体はゆく」。 武田先生はこの方(著者の伊藤亜紗さん)のファンになってしまった。 文藝春秋社刊。 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 この著者の伊藤さんというのは前にも「(今朝の)三枚おろし」でやった(2020年7月27〜8月7日◆記憶する体・2021年9月6〜17日◆手の倫理・2022年10月17〜28日◆What am i? 私って何?)が、体にまつわる提言の多い方。 障害を持つ体がどう環境と折り合うかとの論考・考えを一冊の本にまとめた方。 病理について科学的な、ある意味では乾いた人間観をお持ちのよう..
2022年10月17~28日◆What am i? 私って何?(前編)
今週から「私って何?」。 「私」とは何者か? これはちょっとそういう本にぶつかった。 「ちくまQブックス」というシリーズで『きみの体は何者か』筑摩書房、伊藤亜紗さんという方がお書きになった本。 きみの体は何者か ??なぜ思い通りにならないのか? (ちくまQブックス) (この本の中で赤い文字で書かれている箇所は太字にしておく) タイトルの横にイラストが踊っていて、その説明に なぜ 思い通りに ならないのか? と、このイラストの人物がつぶやいている。 本当に体というのは思い通りにならない。 「壁ドン」なんていうと、パンツを履く時の武田先生の姿。 片足を上げなければいけ..
2022年10月17~28日◆What am i? 私って何?(後編)
これの続きです。 心と体がうまく繋がらないという。 そんな瞬間というのが人間にはあって、大事なミーティングで言わなければいけないこと、それがとんでもない方角に話が流れて、上手く表現できないとか、心と体が重なって、自分の思い通りに動くなんていうことはスポーツ競技でも。 フィギュアスケート、あんな天才の彼が「現役を辞めて」と決心するぐらい。 大谷翔平ですら「今日は腕が」なんていう日があって、人間は心と体が結びつかない苦悩の中に人生の時を刻んでいる。 この本を最初に手をした時は「そういう本かな」と思っていたが、実は違って『きみの体は何者か』筑摩書房から出ているが伊藤亜紗さんがお書きにな..
伊藤 亜紗 著コミュニティに入ると、普段は自分が読まない本も読むようになりますね。本を通して人とつながり、人を通して本とつながる。こんなゆる~いつながりも心地いいものです。なぜこの本を読んだのか?flierさんの「本の語り部屋」に日曜朝に参