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鎌倉殿の13人 第44話「審判の日」 ~実朝の昇進と義時の薬師堂建立~
後鳥羽上皇の皇子を次期将軍に迎えることが内定すると、上皇は現将軍の源実朝を驚異的なスピードで昇進させました。建保6年(1218年)1月13日に権大納言、...
政子は実朝に付き、反義時を鮮明に NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は11/13に第43回「資格と死角」を放送した。政子が上洛して談判に成功し、第三代鎌倉殿の実朝が後継者を京から迎える話が現実味を増したことで、実朝&政子の喜びをよそに不穏な空気が漂った。 政子は前42回「夢のゆくえ」で、「頼家のようなことにならないと良いのだけど」と実朝を心配していた。他方、義時は「これ以上、西を大事にすれば坂東の御家人全てを敵に回します。あの御方に頼家様のようになってほしくないのです」と政子に脅しをかけ、実朝が表を退き政は宿老に任せるよう、警告していた。 その後、政子は一旦は「生き急ぐことはない、ゆっくりと時…
唐船建造の失敗などはあったものの、建保年間の幕政は安定していました。しかし、ただひとつ、大きな問題を抱えていました。将軍・源実朝の後継者問題です。建保5...
今日のお弁当。 #とん平焼き#菊芋のオリーブオイル塩炒め#ソーセージと椎茸のグ...
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時政の幸せなしめくくり NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第42回「夢のゆくえ」が11/6に放送され、土曜日11/12の再放送を見逃したので先ほど(もう日曜日💦)録画で見た。今週は忙しかったのでブログで鎌倉殿ふりかえりは無理かな・・・と思ったのだが、今日、録画を見てしまったら、やっぱり少し書きたくなった。間に合うかな? 録画を一緒に見た家族は、今、「ボーイスカウト歌集」(ボーイスカウト日本連盟発行)を引っ張り出してきて歌を歌っている。前のパートからドボルザークの「新世界」がBGMで流れていたが、時政の伊豆邸での場面は「🎵遠き山に日は落ちて」のパートになり、家族はそれに触発されたのだ。 見せて…
生きものはそれぞれルールが違うわけで。 人間だけのルールで考えちゃいけない~三谷幸喜の言葉
にほんブログ村 ルールって誰のためにあるのだろう? ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチング Tête à t…
三谷幸喜のショウマストゴーオン28年ぶりの同名舞台。ワタシ八代平次役を演じたことあるんですよ。ピチピチの赤ジャージを着て。(もちろん学生の素人演劇)演じる側がむちゃくちゃ楽しかった思い出。いままざまざと懐かしむ。◇◇◇11月3日の文化の日最近よく霧が発生します。この日の朝も霧が濃くて雲海が発生明日香村では珍しいです。で、実はこの日から京都へ観光旅行良い日和です。アラフィフ人生で初めての清水寺観光客が多かっ...
建保4年(1216年)6月15日、東大寺の大仏を再建したことで知られる宋人の技術者・陳和卿が、源実朝に拝謁しました。陳和卿は、対面するなり実朝の顔を3度...
【鎌倉殿の13人】惜別、和田義盛。そして「黒い義時」は張りぼてだった
しっかり描かれた和田義盛の死に顔 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は10/30、第41回「義盛、お前に罪はない」を放送した。いやー、凄かった。見終わってしばらく脱力しちゃったこともあり、また振り返りのブログが遅くなった。もう本日夜には42回「夢のゆくえ」が放送される。 41回では鎌倉最大の市街戦とも言われる和田合戦が力を込めて描かれ、愛されキャラ「和田っち」和田義盛の最期が待っていた。「のえ」が「離れ離れは嫌です!」「二階堂に戻ります!」の切り替えの早さで笑わせるなど箸休めパートはあったけれど、「トロイ」か三国志の「レッドクリフ」か(BGMまでそんな感じになっていたような)を見ているような息…
【鎌倉殿の13人】過保護パパ義時、遠すぎる目標設定がいけない
千世の本音は幸せ3,寂しさ7 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、もうあと何時間かで和田合戦を描く第41回「義盛、お前に罪はない」が始まる。癒しの「和田っち」和田義盛が死ぬ結果はわかっているので、和田っちファンの「かしまし歴史チャンネル」のきりゅうさんは、既に涙して「寝込んで動画が更新できないかも」とまで予告していた。無理もない。 youtu.be 私もドキドキしているが、第40回「罠と罠」についてのブログを忙しくて書きそびれていた。今さらどうしようかと思うけれど、やっぱり少しだけでも書いておこうかと録画を見返した。 前39回「穏やかな一日」で、実朝のカミングアウトによって心の通じた千世と実…
鎌倉殿の13人 第41話「義盛、お前に罪はない」 ~和田合戦~
建暦3年(1213年)5月2日、和田義盛が兵を挙げました。『吾妻鏡』によれば、八田知重(知家の息子)が義盛の館に兵が集合していることを大江広元に通報した...
建暦3年(1213年)2月15日、鎌倉御家人の千葉成胤のもとに阿静房安念と名乗る僧が訪れます。安念は、信濃国の泉親衡という人物が将軍源実朝の廃位と源頼家...
日本映画専門チャンネルでやっていた「古畑任三郎」第一シリーズ(94)を見始めたら、以前見ていたのに、途中でやめられなくなった。今さらながら面白い。田村正和は、初めは古畑を演じることに逡巡していたようだが、これが代表作の一つになったのだから、今泉役の西村雅彦も含めて、改めて、俳優業は水物だと思わされたし、俳優たちが三谷脚本のドラマに出たがるのも分かる気がした。このドラマシリーズは、「刑事コロンボ」から想を得ている。だから、「このシリーズは、最初に犯人や犯行の経緯をばらしてしまう、いわゆる倒叙法を用いているから、後はコロンボがどう犯人を追い詰めていくかが見どころとなる。しかも、犯人は必ず最後にはコロンボとの腹の探り合いに敗れる。だから、どんなに巧みに完全犯罪を試みても、結局は「殺人は割に合わない」というところ...「古畑任三郎」(日本映画専門チャンネル)
「夜」に、とうとうのカミングアウト NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第39回「穏やかな一日」、土曜日の再放送を見て、これを書き始めた。第3代鎌倉殿・源実朝の心模様が中心に描かれた回で、彼には切なかったけれど救いもあったように思った。 今39回は、承元2年(1208年)から建暦元年(1211年)の足掛け4年を1日で描く、と語りの長澤まさみがいきなり侍女の姿で言っていたから(ダー子のコスプレにしか見えなかった。オサカナはすっかり魚の腐ったような目をするようになった義時?)、実朝は20歳前のハイティーンの4年間か。今で言えば高校~大学生の多感な、恋愛が盛り上がる時期に当たるのだろう。 (func…
北条時政の失脚により、息子の北条義時が実質御家人筆頭として幕政を運営することになります。『吾妻鏡』には、このとき義時が執権職を継承したとありますが、これ...
【鎌倉殿の13人】最終章へ期待大、毒キノコ膳は最終回に出るか?
ファッションページなのに「鎌倉殿」話 毎週木曜日は、朝日新聞夕刊を楽しみにしている。「三谷幸喜のありふれた生活」というコラムを読むためだ。言わずと知れた人気脚本家のコラムはただでさえ興味深いが、彼がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を務めるようになって、さらに欠かさず読むようになった。「鎌倉殿」ファンとしては、些細なものであっても周辺情報が楽しいからだ。 そして10/13。夕刊のページを開いて驚いたのは、そのコラムが掲載されているページの見開き反対側のページに、小栗旬がスタイリッシュないでたちで(顔は北条義時フェイスの髭面のままなのが少し笑えるけど)写真に納まっていたからだ。トム・ブラウ…
『鎌倉殿の13人』、、、ラストは武者震いだと、脚本家三谷幸喜氏。。。楽しみです
昨晩の『鎌倉殿の13人』はSP番組 作家の三谷幸喜氏はラストは武者震いすると話していた これまでも惹きつけて止まず 次週が待ち遠しかったほど それが武者震い…とは コロナという状況下に感染者も出たという その都度出来上がっていた脚本を 視聴者がその出演者不在に気づかぬほどに手直ししたという 作家とはなんてすごいんだ 腕の見せどころ、というが これは全てがそうであったように思う ラストの武者震い、じっと待っていよう にほんブログ村
トーク特番「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~」
トーク特番も面白かった。ドラマも良いが撮影現場も良いのだろうなあ。 そのチームが素晴らしく愛する現場だったら 役者さんが号泣する理由もわかる。 カンブリア宮殿でも小池栄子さんの素晴らしさを実感してい
【鎌倉殿の13人】ガイドブック完結編が発売!前編・後編・完結編から大河ドラマ史上最高傑作の理由を探ります。
【鎌倉殿の13人】ガイドブック完結編が発売!読んでから観る?大河史上最高傑作の理由を探ります。10月7日『鎌倉殿の13人』ガイドブック完結編が発売されました。全編・後編・完結編の内容がざっくりわかって、なぜここまで「鎌倉殿の13人」がヒットしているのかの理由を探りました。
【鎌倉殿の13人】時政パパ退場、りくvs.実衣の戦いが見たかった
新聞社デスクっぽい平賀朝雅 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第38回「時を継ぐ者」が10/2に放送された。次の日曜日は座談会になるそうで、1週間飛ばして39回が放送されるという。いよいよ、義時が歴史の表舞台に出てくることになる。 初代執権である時政パパを追放した後、義時は権力者となり、平賀朝雅の討伐を在京御家人に命じた。「鎌倉殿を追い落とし、自ら鎌倉殿の座に就こうとした」というのが平賀朝雅謀反の罪状であり、さらに あの男は北条政範に毒を盛り、畠山重保に罪を擦り付けた。それがなければ畠山は滅亡することはなく、わが父は鎌倉を去ることもなかった と、黒い衣装に身を包み、眼光鋭く義時は言った。 こ…
源実朝の結婚相手を迎えにいくため上洛していた北条政範(北条時政と牧の方(ドラマではりく)の息子)が急逝するという悲劇に見舞われたものの、御台所の鎌倉下向...
畠山重忠に謀反の疑いありとの讒訴を平賀朝雅より受けた北条時政は、畠山重忠・重保父子の誅殺を決意するも、息子の北条義時、時房からその軽挙を諫められ、いった...
鎌倉殿の13人 第37話「オンベレブンビンバ」・第38話「時を継ぐ者」 ~牧氏事件~
私事ですが、本業の仕事があまりにも忙しすぎて、先週の大河ドラマの稿をすっ飛ばしてしまいました。まあ、元より趣味でやっているブログですから、毎週必ず起稿し...
【鎌倉殿の13人】あの日には帰れない北条家+番外編・北条安千代は誰
オンベレブンビンバ、分かるわけなかった 畠山ショックを忘れるほど、脳内で咀嚼不可能 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第37回、「なんだそれ」なサブタイトルの「オンベレブンビンバ」が9/25に放送された。 前36回「武士の鑑」は、畠山重忠の無念を思うと涙無しでは見られない重い内容だった。ところが、次回予告で「オンベレブンビンバ」が示された途端に「へ???」と脳内がクエスチョンマークで一杯になった。 鳩が豆鉄砲を食ったよう、という譬えは鳩がかわいそうだからあまり好きじゃないが、オンベレブンビンバという脳内ですぐには咀嚼できないものを突っ込まれたおかげで、重かった畠山一族の悲劇も気分的にあっさり…
【鎌倉殿の13人】重忠、命懸けで義時の尻を叩く(※お膳立ては義村)
サヨナラ!武士の鑑・畠山重忠😢😢😢 9/18放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、畠山重忠の乱を描いた第36回「武士の鑑」だった。もうね・・・役者さんたちの演技がものすごい熱量で、まだそれがただ見ただけのこちらにも残っているような気がする。 中川大志(まだ24歳!)演じるアラフォー畠山重忠は「戦など、誰がしたいと思うかー!」と顔を震わせ万感込めて吠えた。そして、自ら畠山討伐の大将に志願することで、義理の弟でもある友人との戦を回避する道を探ろうとした小栗旬の北条義時。しかし、ふたりの思いは虚しくも叶わない。結局、筋を通したい重忠に向けて、義時は「これより、謀反人畠山次郎重忠を討ち取る!」と…
【大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)】三谷幸喜脚本で茶化されてしまった人物たちの真実。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』 三谷幸喜脚本で茶化されてしまった人物たちの真実 三谷幸喜脚本で茶化されてしまった人物たちの真実 『鎌倉殿の13人』とは 三谷幸喜脚本の妙味こそが勘違いのもと 三谷幸喜脚本の犠牲者 北条時房(演:瀬戸康史) 三谷脚本で一番の被害者? 北条泰時(演:坂口健太郎) 人格者・北条泰時 安達景盛(演:新名基浩) 実は猛将・安達景盛 北条政子(演:小池栄子) 北条政子と呼ばれたことはない? 劇中でも北条政子と呼ばれていない? 後世に語り継がれる政子の名演説 政子の演説は秀吉・家康も引用するほどの名文 頼朝との夫婦漫才からの脱却 比企能員(演:佐藤二郎) 演技のクセに惑わされる…
中川大志の静かな圧が凄い 9/11に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の35回「苦い盃」。てっきり畠山滅亡回かと思い、前回ブログでは先走ってしまった。苦い盃=心ならずも畠山を討ち取った後の義時の苦い祝杯か?と予想してのことだった。 toyamona.hatenablog.com 考えてみれば、確かにパッパッと片付けるなんてもったいないことを制作側がするはずがない。たっぷり見せるよね。畠山重忠を好演する中川大志の退場があまりに勿体なくて、こちらも身構えすぎた。 次36回の「武士の鑑」はタイトルからそのものズバリでため息しかないが、前回の先走りを反省して予告についてはあまり触れない方が良…
35回の予告が怖い NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第34回「理想の結婚」の再放送を土曜日に見た。この回自体は、実朝と義時、それぞれの婚姻に向けての騒動を描き、これまで惨劇続きで気持ちが疲れていた視聴者に一息をつかせるような回だったなと感じた。 しかし、その分、抑えたマグマは9/11の次回「苦い盃」で爆発しそうだ。 もうね・・・予告を見ただけで息が詰まりそう。見栄えを誇る畠山重忠の嫡男・重保と見られる若者(こちらも見栄え良し)が、北条時政とりくの愛息・政範に異変が生じた宴会に同席し、政範が盃を取り落とすのを見て驚く顔が映っていた。 ロングバージョンの予告はもっと怖い。りくがはっきり「息子は殺…
主人公・義時は「悪い顔」へ変貌 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、先日8/28の第33回「修善寺」で源頼家が死んだ。修善寺は、当時から温泉場として療養利用もされていたそうで、病み上がりの頼家が療養に行かされる場所としてはふさわしいのだろう。けれど、24回「変わらぬ人」で源範頼が刺殺された所なのだから、不吉だ。 さらに、もしかしたら慈円が書き残したように残酷な方法で頼家は斬殺されるか・・・と考えてしまって、スタート前に既に気持ち的に少しどんより。そう言いながらも、三谷幸喜脚本の面白さが勝り、毎回絶対見るとは思っているのだけれど。 「鎌倉殿の13人」は、歴史に則っているとはいえ、ここのところの…
「わ〜きれい!」百日紅の花がサンサンと降り注ぐ日差しの中、美しく咲いています。 暑い日が続きますね。 さて、学校の夏休みの宿題の中でもたいへんなのが、作文系。の学校では、作文と読書感想文の2つが宿題になります。 そのうち読書感想文のおはなしです。 は、感想文を書く本として、稲垣栄洋先生の『イネという不思議な植物』(ちくまプリマー新書)を選びました。2月に読んだ「はずれものが進化をつくる」以来、2冊目の稲垣先生の本です。 本を選ぶところまでは良かったのですが...書き始めると...プロットを考えるまえに、いきなり頭から清書用の原稿用紙に書き出して...まとまらないものになってしまいました。今回も…
源頼朝の死後、梶原景時の変や阿野全成事件の背後で対立を深めていった北条と比企でしたが、建仁3年(1203年)9月2日、ついに決着が着くときがやってきます...
建仁3年(1203年)5月19日、源頼家は叔父の阿野全成に謀反の疑いありとして捕らえ、その後、誅殺しました。史料でわかるのは、この事実だけ。なぜ謀反の疑...
鎌倉殿の13人 第29話「ままならぬ玉」 ~北条と比企の対立
今回は比企の乱の序章の回でしたね。梶原景時失脚後、北条時政と比企能員の対立はますます深まっていきます。源頼朝の存命中は鎌倉殿の舅という立場で幕府内の存在...
鎌倉殿の13人 第33話「修善寺」 ~時政の執権就任と頼家の最期~
源頼家が伊豆国修禅寺に送られたあと、鎌倉幕府の実権は北条時政が掌握しました。三代鎌倉殿となった源実朝は、建仁3年(1203年)9月10日、北条政子の御所...
鎌倉殿の13人 第32話「災いの種」 ~頼家の鎌倉追放と実朝政権発足、そして一幡の死~
比企の乱によって幕府内の権勢を手中にしたかに思えた北条でしたが、想定外の事態が発生します。危篤状態にあった源頼家が、奇跡的に回復したんですね。比企一族の...
【2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』】第33回「修善寺」のタイトルには頼家の末路はもちろん、善児の最期までをも暗示していた?
2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人 鎌倉殿の13人 鎌倉殿の13人 あらすじ(後編) 善児(ぜんじ) 第33回「修善寺」 頼家最期の地・修善寺 頼家の最期 善児は実在しない なぜ「善児」という名だったのか? タイトルが「修善寺」の意味 驚愕のダブルミーニング 「修善寺」の主役はふたり? 善児の死亡フラグ 「修善寺」の意味 いったいいつから「修善寺」を考えていたのか… 鎌倉殿の13人 『鎌倉殿の13人』は、2022年(令和4年)1月9日から放送されているNHK大河ドラマ第61作。 脚本は大河ドラマ3回目となる三谷幸喜氏。 平安末から鎌倉前期を舞台に、歴史書「吾妻鏡」をベースとした源平合戦と鎌倉…
北条政子が悪夢を見てる? 8/27にNHKの総合で土スタを見た。「鎌倉殿の13人」の特集とのことで、北条政子役の・・・おっと、「政子」役の小池栄子が出演していた。「鎌倉殿」の再放送から引き続き、楽しみに見た。 本日13:50~ #土スタ のゲストは #小池栄子 さん🎉#鎌倉殿の13人 の再放送直後に生出演!政子役についてたっぷりお話を伺います。ワンちゃんLOVE❤️な素顔も… ぜひお見逃しなく!小池さんへの質問メッセージはこちらへ⇒https://t.co/49GLPy9DmI#小栗旬 #金子大地 #宮澤エマ #ゴルゴ松本 pic.twitter.com/fG8ytRHxrg — 土スタ (@…
出典:NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 過去にこんな記事を書いてます。 www.sugarless-time.com 記事の中では2021年大河ドラマで『青天を衝け』には興味がないとしてますが、41話全部観てしまいました(汗) 2020年大河ドラマ『麒麟がくる』が高評価で、2022年『鎌倉殿の13人』が『三谷幸喜』さん脚本ということで、2021年大河ドラマは放送するNHKも多くのメディアもぞんざいな扱いをしてましたし、私も同じくなんですけど、見事に数字も内容も期待を裏切ってくれました。 関東地方の地上波視聴率全話における平均値は以下の通り。 麒麟がくる:14.2% 青天を衝け:14.1% 『…
顔の大きい佐藤二朗 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第31回「諦めの悪い男」。今回もまたまたすごかった。8/14に放送され、ここぞという時の思い切りの悪さ&先見の明の無さが尾を引いて、比企能員が死んだ。おもしろおじさんのイメージの強かった佐藤二朗が、笑顔の怖ーい悪役・比企能員を演じて、最期まで小物らしくジタバタして素晴らしかった。 当主の戻らない比企家で、「兵を整え迎え撃て!」と息子に叫ぶ妻の道、不幸にもまだ健在だった比企尼(何か投げてましたね)、そして一幡をかばってトウに瞬殺されたせつ・・・切ない。この女優陣にも涙。拍手を送りたい。 佐藤二朗は顔が大きい。義時や頼家と見合っているシーンで…
DVDやブルーレイなどのビデオソフトにはキャストやスタッフによる音声解説、コメンタリーが付いていて、あれがすごく好きです。本編の映像に合わせて製作当時の裏話を…
シネマ歌舞伎『 三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』を鑑賞しました
大阪に妻と2泊3日で帰省してきました。 帰省中、一日実家にいても退屈なので松竹系シネマコンプレックスのMOVIX八尾に行きました。アリオ八尾の4階にあります。 うちの近所のイオンシネマと東宝シネマズのこの時期の上映作品はほぼ同じラインナップで、思いきり夏休み中の子どもたちに振っています。 大人が見られる映画は少なめ。 でも松竹系のMOVIXはちょっと違いますね。あまりよく知らない映画が上映されていました。 その中でもこの日見たのはシネマ歌舞伎「月光露針路日本 風雲児たち」です。さすが歌舞伎を興行する松竹ならではですね。 シネマ歌舞伎はよく知らなかったのですが、実際の舞台を撮影して映画用に編集し…
1979年の大河ドラマ「草燃える」の原作となった永井路子の直木賞受賞作で、頼朝の異母弟・阿野全成を主人公にした「悪禅師」、頼朝の寵臣・梶原景時に焦点を当てた「黒雪賦」、北条政子の妹・保子の半生を描く「いもうと」、頼朝を補佐し、後に2代執権の座に就いた北条義時を主人公とした「覇樹」からなる連作短編集。同時代を、異なった4人の人物の視点から描き、どれも読み応えがあるが、とりわけ、頼朝の異母弟・全成の目を通して語られる「悪禅師」、いつもは憎まれ役の梶原景時を気骨のある人物として描いた「黒雪賦」が出色。「鎌倉殿の13人」の脚本の三谷幸喜自身が、「草燃える」の影響を口にしているのだから、当然原作となったこの小説も、大きな影響を与えていると思う。こちらもドラマに影響されて、また読んでみようかと思っている。「鎌倉殿の1...『炎環』(永井路子)
宮澤エマの、圧巻の泣き笑い演技 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は毎週日曜夜の放送。それなのに、土曜昼の再放送を見てからのタイミングでブログを書きたくなるのは、一体どういうことなんだろう。 正確に言うと、今回は少し前の回も見たくなって再放送じゃなくて録画分をまとめて見た。さっさと日曜の放送を見た時点で書けばいいのだが、そういう気分になるのが毎度遅くて・・・読んでくださる方には、どうも失礼しています。 「鎌倉殿の13人」はさすがの三谷幸喜作で作り込まれて情報量が多く、私のぼんやりした頭の中で咀嚼するのに時間がかかっているのかも。それが土曜の再放送を見た時点で、ようやく混沌とした中から何事か言葉…
YouTubeの鎌倉殿解説に相変わらずはまっています NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は7/31に29回「ままならぬ玉」が放送された。「玉」とは、古井戸へと落ちて行った蹴鞠の玉(たま)を直接には指しているのだろうけれど、オープニングで描かれている蹴鞠の玉は「権力の象徴」らしいので、扱いにくく転がっていく権力を頼家がつかみ切れない様がサブタイトルになっていたのか。 とはいえ、頼家はもがきながらも少し成長した。もう蹴鞠には逃げないそうだし(逃げている自覚があったんだね)、頼家を信じようとぶつかってきた比企家の「せつ」の言葉に心動かされ、彼女が産んだ一幡を嫡男にすると決めたと義時に言っていたし。 …
「中村獅童さん」NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見たら、最初、1つ見るのを忘れた?と錯覚した。前にも義経の死の場面を敢えて描かない手法を三谷幸喜氏は採用し…
鎌倉殿の13人 第27話「鎌倉殿と十三人」 ~13人の合議制~
父・源頼朝の急死により、嫡男の源頼家が継承の準備も不十分なまま、突然、鎌倉殿に就任することになりました。このとき頼家18歳。御家人たちのいざこざを調停す...
二代目鎌倉殿となった源頼家を補佐するべく発足した13人の合議制でしたが、スタートから約半年後、早くもその1人が脱落します。死んだ源頼朝が側近中の側近とし...
坊っちゃん頼家、人に頼れず空回り 第2章が始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、7/17に放送された第27回はタイトルとは微妙に異なるサブタイトル「鎌倉殿と13人」だった。 先ほど土曜日の再放送を見て、日曜日の本放送では見逃していたことに気づいた。頼家、あんなに涙を流していたとは・・・そうか、そうだったか。頼家なりには傷ついていたんだ。 今日はタブレットで見て気づいたのだけれど、日曜日に最初に放送を見たのはスマホの小さな画面(NHK+)だったか。それで見逃してしまっていた。その後、月曜日に家族と大きなテレビ画面で録画を見たのに、中の人の渾身の涙の演技を見逃していた。「頼家、イヤイヤ期か。…
大河ドラマを思い起こす、安倍晋三氏の死 先ほど、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第26回「悲しむ前に」の土曜昼の再放送を見た。昨日、元首相の安倍晋三氏が亡くなったと知ってからこのドラマを見ると、フィクションの世界だけれど、不思議なデジャブを日曜夜に見ていたような気がした。 安倍氏は、7/8の昼少し前に参院選の応援演説中に狙撃され、夕方5時過ぎに亡くなったと報道があった。信じられない。元自衛官(41)が、手作りの散弾銃を使い、SPに厳重に守られていたはずの安倍氏をスナイパー張りにあっさりと銃撃したのだった。 襲撃時の様子を画像で見ると、犯人は直前まで聴衆に溶け込んで拍手なんかもしていて、そこ…
鎌倉殿の13人 第26話「悲しむ前に」 ~頼朝の後継者問題~
前話で源頼朝は死んじゃったかと思っていたのですが、まだ死んでいなかったですね。前回の稿でも述べたとおり、頼朝の死は突然だったようで、通説では落馬して間も...