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No.071 クロエリカノコハゼ (Vanderhorstia hiramatsui)
和名:クロエリカノコハゼ 学名:Vanderhorstia hiramatsui Iwata, Shibukawa et Ohnishi, 2007 英名:不明 分布:伊豆諸島、高知県 撮影日時:2002-10-01撮影場所:柏島(ひょっとして勤崎)撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 撮影した2002年当時は、まだ和名も学名もなく、柏島では、「モンナシキラキラハゼ」という通称で呼ばれていました。 『初版 日本のハゼ』(2004年発行)には、「ヤツシハゼ属の1種-5」として紹介されています。 この写真も、キザクラハゼと同じく、ドイツの海洋生物データベースに掲載され…
今回は、前半を石垣島、後半を西表島で潜ってきました。 しかしながら、石垣と西表は船で1時間足らずの距離とはいえ、一度、荷造りをして、20kg以上ある荷物を2個持ってフェリーに乗るのは、かなり大変でした。 おかげで、すっかりバテてしまい、西表の最終日のダイビングはできませんでした。 西表の宿は、さわやか荘さん。 www.sawayakasou.com お世話になったダイビングサービスは、遊びなーら(あしびなーら)さん。 小笠原と西表で修業後、近年独立。 海の生物全般に詳しく、勉強熱心なガイドさんでした。 ashibina-ra.com ログは、まずハゼ以外の魚から。 今回は、魚以外の生物には、殆…
予告・往路JALファーストクラス・復路ピーチ非リクライニングシートのNCDC石垣(宮古)ダイビングツアー記
予告・往路JALファーストクラス・復路ピーチ非リクライニングシートのNCDC石垣(宮古)ダイビングツアー記あいにくと、本隊は宮古ということで、そちらの詳細は別途アップということで、乗り物的には完全ににネタになってしまった、往路がJALファーストクラスで、復路がピーチのリクライニングしないシートの、NCDC石垣ダイビングツアーレポートです。乗物に関しては、最終日に波照間へ半日観光ツアーをやってますが、こちらも、行...
230720、北海道島牧村持田の海岸で、函館市杉並町無職佐藤さん59歳、ダイビングで頭を打って死亡。
230720、北海道島牧村持田の海岸で、函館市杉並町無職佐藤さん59歳、ダイビングで頭を打って死亡。という報道がありました。北海道でダイビング、というと金持ちか密漁かの2択という話もあるところです。よくわからないのが、報道によると下がウエットスーツで、下がジャージってのです。ドライで潜っていたのか??? にほんブログ村...
230720、昨年10月5日・神戸市垂水区舞子でのOW講習中・59歳女性死亡事故で大手ショップの20代女性イントラ書類送検
230720、昨年10月5日・神戸市垂水区舞子でのOW講習中・59歳女性死亡事故で大手ショップのイントラ書類送検ということで、関西のPADI系大手ショップ(感覚的に関西では死亡事故発生の割合が多いような。。。)のオープンウォーターの講習での事故が原因で、意識不明後死亡となった事故で、20代女性インストラクターが神戸海上保安部から地検に書類送検されたようです。形式的な話を先にしとくと、海での刑事事件(業務上過失致死...
No.070 クサハゼ (Vanderhorstia sp.)
和名:クサハゼ 学名:Vanderhorstia sp. 英名:不明 分布:千葉・伊豆~インドネシア 撮影日時:2000-07-02 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍テレコン 温帯の伊豆から、熱帯のインドネシアにわたる、広い地域に分布します。 また、手がめり込むような泥地から、慶良間の砂と泥が混じったような比較的清浄な底質にも棲んでおり、非常に多種多様な環境に適応したハゼであると言えます。 かつては、学名 Vanderhorstia mertensi とされ、これにちなんで英名Mertens' prawn-goby とされていましたが、この種…
No.069 キザクラハゼ (Vanderhorstia kizakura)
和名:キザクラハゼ学名:Vanderhorstia kizakura Iwata, Shibukawa et Ohnishi, 2007英名:とくになし分布:伊豆大島~沖縄 撮影日時:2001-10-20 撮影場所:柏島(勤崎) 撮影器材: Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン x 1.4倍テレコン 『新版 日本のハゼ』には、棲息水深45m以深とありますが、柏島で、35mから40mくらいのところで撮影したと、ログブックにあります。 和名・学名がついたのは2007年で、初版の『日本のハゼ』では、「ヤツシハゼ属の1種」と呼ばれており、撮影した当時も、ヤツシハゼspと呼ばれていました…
沖縄本島ダイビング☆海の中の世界を体験!「万座の海」魚・サンゴ・水中の光
海の中ってどんな景色が広がっているのでしょうか? 色とりどりの可愛いお魚って本当にいるの? サンゴってどうなってるの? ダイバーになったつもりで沖縄の海の中を覗いてみましょう! ダイビングランセンスを保有している私が 沖縄万座のダイビングポ
【ログ】石垣 23/06/18~6/22(5) その他ハゼ編
今回は、これまで紹介して来た小型ハゼ以外の、共生ハゼ・浮遊系ハゼ、匍匐型ハゼを、まとめて紹介します。 登場は、撮影できて嬉しかった順です。 トンガリハゼ属の1種-1。嬉しさ度:★★★★☆。 ポイント:サンドテラス 初撮影ではありませんが、しっかり鰭を開いている上に、オレンジの斑点の色が綺麗に出ているので、写真としてはかなり満足しています。 ゼブラハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 ポイント:ゼブランド 見たいとリクエストでお願いしたハゼです。このポイントは、ゼブランドというその名の通り、ゼブラハゼがわんさか群れているポイントでした。 背鰭を開いている写真を、何とか撮りたかったのですが、残念。 アカハ…
No.068 (通称) ミナミヤジリハゼ (Tomiyamichthys sp.)
和名:なし(仮称:ミナミヤジリハゼ) 学名:Tomiyamichthys sp. 英名:不明 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時1999-08-13 撮影場所:西表(比内ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン ずいぶん前から、日本にいることは知られていましたが、まだ和名がつきません。 ヤジリハゼに似ているということで、ネットなどでは、ミナミヤジリハゼという通称で呼ばれていることが多いようです。 『初版 日本のハゼ』では、ヤツシハゼ属の1種とされていましたが、『新版 日本のハゼ』では、ヤジリハゼがオニハゼ属に帰属したのと同じく、こちらも、オニハゼ属に改められ…
前のブログでは、イソハゼを紹介しました。 kasurihaze.hatenablog.com 今回は、イソハゼ以外の小型ハゼたちです。 撮影できて、嬉しかった順になっています。嬉しさ度は、★★★★★が最高。 シマイソハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 シマイソハゼ属のハゼは、あまり写真に撮っていなかったので、ガイドさんにお願いしていた種でもあります。 (通称)ホムラダマシ。嬉しさ度:★★★★☆。 『新版 日本のハゼ』には、ハゼ科の1種-14(P486)として、紹介されています。 和名も学名もまだなく、ホムラハゼに似ているところから、ホムラモドキとかホムラダマシとか呼ばれています。 このホムラダマシは…
No.067 アオスジヤツシハゼ (Vanderhorstia cyanolineata)
和名:アオスジヤツシハゼ 学名:Vanderhorstia cyanolineata Suzuki et Chen, 2013 英名:不明 分布:沖縄~パラオ・インドネシア 撮影日時:2020-03-03 撮影場所:ムンジャンガン(グラスハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロx 1.4倍テレコン(フルサイズ134mm相当) 新種として記載されたのが、2013年ですから、つい最近です。 和名の由来は、(恐らく)下半身に青い筋が入っているところから。 ヤツシハゼ属の仲間としては珍しく、ほぼ常時、ホバリングしています。 しかしながら、定まった巣穴があって、エビと共生…
石垣は、がれ場が多く、小さなハゼ、特にイソハゼが豊富にいました。シズクイソハゼという種を、最も撮りたかったのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。 イソハゼは、よく似た模様のものが多くて、同定が間違っているものも多いかと思いますが、専門家に聞くと時間がかかり過ぎるため、間違いが判明したら、後日修正していきます。 撮影できて、嬉かしった順になっています。嬉しさ度は、★★★★★が最高。 スミツキイソハゼ。嬉しさ度:★★★★☆。 初撮影なので、結構嬉しい筈なのですが、撮影したときは、この種だとは全然気づいていなかったので(老眼でよく見えていない)、少し嬉しさが落ちます。 雄は、背鰭が長…
なんちゃってセレブダイビング倶楽部・7月石垣、宮古2島ビッグツアー
なんちゃってセレブダイビング倶楽部・7月石垣、宮古2島ビッグツアー前代未聞のビッグ企画、石垣と宮古をアイランドホッピングという大胆企画です。7月22日午後の石垣のみ確定で、あとは参加者の気分次第?現地集合参加者も歓迎です(特に、7月22日は、羽田・伊丹・関空発の朝イチ便なら2ボート楽勝です)。...
No.066 ハラマキハゼ (Psilogobius prolatus )
和名:ハラマキハゼ 学名:Psilogobius prolatus Watson et Lachner, 1985 英名:Longjaw shrimpgoby 分布:沖縄~インドネシア(マリアナ諸島、インド洋等?) 撮影日時:1998-03-23 撮影場所:慶良間(阿護の浦) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 3種しかいないハラマキハゼ属という、かなりレアな属のハゼで、日本近海では、この種しか見られません。 名前の由来は、胴体の横縞が、ハラマキのように見えることから来たものでしょう。 沖縄などでは、比較的よく見られますが、人気があってリクエストされるというハゼでは…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 前回のマリンパーク方面の水中の様子に引き続き、ラチャノイ島とラチャヤイ島でも潜ってきました。これぞ雨季の良いところと言わんばかりに今のラチャノイ島は透明度がいいんです。それでは水中の様子をまとめてみました。
No.065 ハゴロモハゼ (Myersina macrostoma)
和名:ハゴロモハゼ 学名:Myersina macrostoma Herre, 1934 英名:Bigmouth shrimpgoby 分布:沖縄~フィリピン・インドネシア 撮影日時:2023-06-27 撮影場所:西表(ナダラ川入口) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン(フルサイズ115mm相当) 2023年6月の西表で、初めて、ハゴロモハゼを撮影することができました。 美しいことで有名なハゼですが、河川が海に注ぐ河口域の、水深2mより浅いところに生息しているため、通常のダイビングでは、まず見られません。 しかも、観察・撮影には、次の…
【ログ】石垣 23/06/18~6/22(2) ハゼ以外小型魚類編
石垣島のログ第2弾。ハゼ以外の、小型の魚類編です。 今回は、カエルウオ(イソギンポ科)が結構多かったですね。これは、タテガミカエルウオの幼魚。もう少し大きくなると、体色が黒っぽくなって、あまり可愛くなくなってしまいます。 人気の、モンツキカエルウオ。巣穴の向きが斜めで、真正面から撮れなかったのが残念。全身を出していたところも撮ったのですが、遠くて光量の足りない証拠写真になってしまいました。 本当なら、黄色か黒のはずなので、確証はありませんが、インドカエルウオの幼魚っぽいです。 フタイロカエルウオ。上半身は黒ですが、下半身は黄色という2色(ふたいろ)です。穴の外に出ていたときに、撮影できなくて残…
オーストラリア ケアンズ 【グレートバリアリーフ 巨大な魚と一緒に泳ぐ】
娘(ちゃみぃ)が、先週からケアンズに旅行に行っています。 グレートバリアリーフでシュノーケリングをしたそうで、合成かと思う画像を送ってきました。 それが、コチ…
【ログ】石垣 23/06/18~6/22 ハゼ以外魚類編(1)
6月末に、石垣島と西表島に行って来ました。 宿は、島の北の方、野底という土地にある、ペンション・シーシャイン。 はっきり言って、お勧めです。 価格がリーズナブルで、部屋が綺麗で、部屋からの眺めが良く、何よりも、ご飯が素晴らしく美味しかった。 www.thida.net ダイビングは、「Cyanの海」さんに、お願いしました。元、「ネイチャー石垣島」出身のガイドさんで、魚に詳しく、1日4人までと少人数制を貫いたショップです。 www.ishigaki-cyan-umi.com まずはハゼ以外の、少し大きめの魚から。 エントリーしてすぐに、アオノメハタがいました。ズームなので、これくらまでの大きさの…
タイ・プーケットのダイビングショップ ミスターオーシャンダイバーズのブログ。 プーケットの外洋のダイビングポイント「マリンパーク方面」で久しぶりに潜ってきました。雨季になると外洋の海は波立つことも多くなかなかマリンパークでダイビングする機会が乾季より減ってしまうのですが穏やかなコンディションで潜ることができました。