探梅や残る蕾も白き梅〖季語・探梅〗探梅で2句/愛しの植物さん歩
「探梅」という季語があります。 冬に早咲きの梅を求めて山野に出かけることをいい、梅林や庭園の梅を観る「観梅」とは趣きが異なるようです。 昔は今よりももっと寒くて、また家屋にも隙間風があって暖房器具もあまり効かなかったのでさらに寒かったのではないでしょうか。だからこそ、春の訪れを心待ちにする気持ちも、現代よりももっと強かったような気がします。 とはいえ、昔の人はなんと風雅なことをしたのでしょう。 私も「探梅」のまねごとをしたくなり、近くの山野へ出かけてみました。 しかし住んでいる所は関東平野のど真ん中。近くにはめぼしい山もなく、とりあえず川辺の土手や田畑へ行ってみました。 いつかの川べりの梅の木…
2025/01/30 10:34