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「地域に必要なものは必ず残る、もしくは復活する」~校長先生のお仕事⑥
一般教職員と違って、校長は特殊な人間関係を負わされる。 教委、地区の人々、地域の名士、地方議会議員、 学校は彼らのものであって校長や教員の私物ではない。 だからどうやっても、校長の思い通りにはならない。 という話。(写真:フォトAC) 【校長は誰と付き合っているのか】 一般の教職員が職務上で対応しなくてはならない相手はまず児童生徒、その保護者、教材会社や旅行会社といった民間業者、だいたいそのようなところでしょう。 管理職、特に校長の対応する相手はだいぶ異なります。児童生徒・保護者・民間業者はもちろんですが、働きかける対象の中心が教職員となり、あとは外部との折衝が大きな仕事となってきます。その“…
「通知票も修学旅行も、卒業式さえもやめられる――場合がある」~校長先生のお仕事④
さまざまにある学校制度を、いっしょくたに語ってはいけない。 残業代が出るようになっても、 仕事自体が減らなければ、時間外労働の抑制には繋がらない、 ――と思っていたが、そうない場合もあった、という話。(写真:フォトAC) 【ネットで検索したら自分のブログがヒットした】 文科省の諮問委員会である中央教育審議会の特別部会が正式に「教職調整額を10%以上に引き上げるべき」という建議をした5月13日、傍聴していた「(給特法のこれからを考える)有志の会」の代表者がすかさず記者会見を開いて「点数を付けるとすれば0点だ。審議を最初からやり直してほしい」と訴えたという話は再三確認しています。 このとき初めて「…