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「ザルツブルクの小枝と藤原道綱母」~今さら大河、今から大河②
同じ授業でも力のつく子とそうでない子がいる。 要するに知識の実のつく枝の大きさの差だ。 それとは逆に、枯れ枝が投げ込まれた瞬間から、 バラバラだった知識がひとつにまとまって行くこともある――という話。(写真:フォトAC) 【同じ学習をしても差がつくのはなぜだろう?】 同じ教室で同じように学んでいるのに知識のつき方に差が生れる、それはなぜか? 答えはいくつか考えられます。 ひとつは先天的な記憶力の差だというものです。世の中には「頭のいい人なんていない、要は努力の差だ」と言ったりする人がいますが、そんなことはありません。私のかつて同僚である英語科の先生は、1300人もいる大校の全生徒の、名前と学年…