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「カエサルのものはカエサルに、親のものは親に」~究極の親ガチャ時代④
学校にまかせておけば、子どもは何とか育つ。 ――そうは言っても小中学校の保護者の仕事は多い。 そして現代、そのコスパの悪さに苛立つ親たちが出て来た。 彼らは言う。学校のことは学校で完結してほしいと、という話。(写真:フォトAC) 【学校に任せると言ってもやるべきことは多い】 学校にまかせておえば、子どもは何とか育つ――親がそう思っていられる時代はけっこう長く続きました。もちろん良いことばかりではなく、昭和の初期、学校は熱心に満州開拓に子どもを送り出し、戦争にも協力しましたから、最初から「子どもの成長には親が全面的に責任を負うべきだ」という枠組みを作っておけば、ああも易々と子どもを死なせなくても…