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東京日仏学院は1952年創立のフランス政府公認の語学学校・文化センターです。2012年にアンスティチフランセ東京と名前が変わりましたがフランスと日本の文化交流を図る施設です。 旧棟は、近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事した坂倉準三が設計し1951年に完成。新棟は藤本壮介設計で、南仏の村をイメージして2021年に造られました。学院は中央に庭がありそれをぐるりと囲むように新旧の校舎が立てられています。旧棟新棟とも外壁は真っ白で、窓が大きくたっぷりとられています。 坂倉棟 新棟のテラスや階段の手すりの柵が建物をめぐり、教室やホールを違和感なく流れるようにつなげています。 テラスや階段によってつなが…
「日曜美術館」(NHKEテレ)で「戦後新宿・渋谷をつくった建築家坂倉準三」をやっていた。板倉が設計したものといえば、新宿駅西口広場や渋谷の東急文化会館など、さまざまな建築物がある。渋谷ヒカリエが誕生する際に、レッツ・エンジョイ東京の「渋谷Hikarie誕生物語」(11)という連載企画で、多数の関係者にインタビューをした。その初回がヒカリエの前身にあたる東急文化会館(1956(昭和31)年開業、2003(平成15)年閉館)についてだったので、その際、会館内の映画館や坂倉のことも少し調べたのだった。(2011.3.23.)かつての東急文化会館の跡地に新たな文化施設ヒカリエができるとのこと。東急文化会館には4つの映画館があった。まさに今でいうシネコンだ。わが映画日記によれば、いろんな映画をここで見ていた。B1F...東急文化会館(建築家・坂倉準三)