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知らない人か聞くと意味不明かも?な“赤くならない赤トンボ”、ナニワトンボの続き。周囲より高いような見通しが利く場所にとまって、捕食対象やメスが通りかかるのをじっと待っているのが基本スタイル。トンボは、視野が広いのが知られる。でも、“何か”の飛行物を見つけると、一瞬、その方向に顔を向けて確認する。広視界の複眼は“何か”を見つけられても解像度が低く、識別は正面寄り向きに複数ある単眼の視野で確認、のように見える。落ち葉など「自分には無関係な対象」と判断すると、瞬時に元の体勢に戻る。“とまり”でも、単純に写しただけの写真よりも変化がある形のタイミングを捉えたいところ。でも、トンボの動きは、人の感覚とは比べようもないほど遥かに俊敏。そして、カメラにはレリーズタイムラグがある。動いたのが見えた瞬時にレリーズしても、写...ナニワトンボ|視線
ナニワトンボのオス・・・いわば“なにわ男子”xxx「夏」感がある時期の印象では陽射しが遮られた暗めの場所にいることが多いのは、あっちの“なにわ男子”的ではないかxxxでも、「秋」感の時期になると日向にいることも多いよう。暗めの場所を好む、というよりは、暑いのが苦手?だから、暑い時には一時的な木漏れ日の陽射しが当たった程度でもオベリスクポーズをとる、ということかも。生息地域が限定されているので、温暖化が進むと影響を受け易い種類なのかもしれない。ナニワトンボ|“なにわ男子”
前記事の鯉のジャンプを写すのは傍目には超能力かにも思われる(?)ようなあれこれが同時に必要で、理解され難い。だから、大多数には、写真を見てでも狙っている現場ででも、それが実際にできるということ自体から正しくは伝わらない。こういうのは、他のどんなジャンルでも多々のこと。そして、無関係などこからか湧いて出るヤラセやら合成やらと定型の妄想噺にご勝手に納得して閉じ籠もってしまうのがありがちなパターン。それと比べると、今回はおとなしい感じ。まぁ、これも、ただ写すだけでいつでも都合良くとはいかないですが・・・わざわざ遠大な妄想噺を創作してまで曲解せずに普通に受け入れられる気軽な写真の範疇...のはず。昆虫の顔、というか、頭部は、大部分が固形なので、“表情の変化”を感じる要素は少ない、が・・・ナニワトンボの複眼は、体の色と似...ナニワトンボ|“なにわ男子”に“表情”が
基本的には、日陰の暗いところにいることが多い種類。でも、定位置に、しばしの間、木々の隙間から直射光が射したので・・・オベリスク姿勢(オベリスクポーズ)をとっているところ。お尻を太陽の方向に高く上げることで、陽射しが当たる面積を減らして、体温の上昇を抑える行動。周囲に直射光が当たっていない場所はいくらでもあっても、とまる場所は変えたくないらしい。ナニワトンボ|陽射しが当たると...
ナニワトンボ|“青白い赤トンボ”って、ちょっと微妙な響きの個性
種名の「ナニワ」の由来は、大阪の浪速(漢字表記は複数あり)。日本の中でも、大阪平野周辺から瀬戸内海沿い辺りの一部地域だけに生息している、ローカル色が強い種類。こう見えても赤トンボの仲間。成熟すると、赤くなる代わりに青白くなる。少し前に載せたリスアカネとは、色は全く違っても近縁種らしい。一般的にイメージされるだろう赤トンボよりも、かなり小さい。でも、縄張り争いでは、リスアカネやマユタテアカネにも互角以上に勝負できる印象がある。ナニワトンボ|“青白い赤トンボ”って、ちょっと微妙な響きの個性