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君に言われるなら本望だ! ── 夏至日記 令和七年六月二十八日(土)
「夏のチカラ (その14)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日の日没前、西天にかなり鮮やかな左幻日が見えた。カメラを抱えて大慌てでバルコニーに跳び出たら、もうほとんど消えかかっていた・・・。汗がどっと噴き出したよ。うーん、ソラの神様、あまり俺をおちょくらんでおいてください(笑)。それでなくても、今年は大気光学現象に飢えているというのに・・・orz。という...
「明けてない」から「開けない」ことにした花金 ── 夏至日記 令和七年六月二十七日(金)
「黄昏発黄泉(こうせん)行を見送って (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 久々に「黄昏発黄泉こうせん行」シリーズの一葉をご紹介してみたい。で、どこに飛行機雲が出ているのかというと、画像中央のやや上辺りを左右に横切る、シルエットになった2本の並行するトレイルが見えると思う。上の方はいわゆる「逆さだるま」を生じていることもあって飛行機雲で間...
伊藤左千夫の夏の短歌を5首厳選。自然と心を描いた名作を、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。季節の情景に触れてみませんか?
【改稿版】 新しいものは文化と歴史がクロスするところに生まれる ── 夏至日記 令和七年六月二十六日(木)
画像上:「空(ソラ)のクロス」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight画像下:「渓(たに)のクロス」 Canon EOS-1N, EF28-70mm F2.8L USM, f11, 4sec., Ektachrome E100VSこの2葉の写真は、文字どおり「天」と「地」の光景でもあり、撮影日には十数年の隔たりがある。しかし、時空のスケールを少し拡げて見た時、両者の間に隔たりは全く感じられない。どちらも果てしなく遠く小さ...
絵は高き安きにはなく欲しきやいなや買ふべきやえ買はずやなり(ひろかず)東京で仕事をしていた際に、グループ企業の大日本絵画という会社で制作したリトグラフを全国の画商に卸すという業務があり、松山市の業者が販売会開くため貸して欲しいというので、小山敬三画伯の「城とバラ」のリトグラフを送り、実際の展示されたリトグラフを観に行きました。パンフレットでしか、観てなかった作品でしたが、実物を見てドキドキしました。...
いかにして契りおきけむ白菊を都忘れと名づくるも憂し(順徳院)ミヤコワスレ日本原産。菊に似た、紫色の可憐な花。ピンク色の品種もあります。鎌倉時代、順徳天皇が佐渡ヶ島に流された際に、都を思い出させるような花を見てこの歌を詠み、「都忘れ」と名付けたという伝説があります。私はすべてをあきらめているけれど、花よ、いつまでも私のそばで咲いていておくれ。都のことが忘れられるかもしれない。そうだ、お前の名を今日か...
雑草抜きごそっととれ太 雑草とその他はどこが違うのでしょうか?
雑草とほかの草とは違ひ何みな花咲くしただは無用か(ひろかず)この時期、雑草が物凄い元気に生えてきます。いい草取りグッズがありましたので、参考にしてください。雑草抜きごそっととれ太 長柄 です。とにかく長いのに軽いのでびっくりです。腰を曲げずに作業できるのが何よりのアルミパイプ長柄。庭石のキワの草抜きにもちょうどいい刃幅です。ところで、雑草とその他はどこが違うのでしょう。皆花咲くし、差別はどこでつける...
百人一首第63番 藤原道雅『今はただ』背景解説–人づてならず
百人一首第63番、藤原道雅『今はただ』の意味と背景を解説。届かぬ想いを人づてではなく自ら伝えたい、切なる別れの心情を読み解きます。
Andante Affettuoso アンダンテ・アフェットゥオーソ LEICA R7
幸せのリズムこぼるる六月の花嫁さんの軽きステップ(ひろかず)Andante 歩く速さで。 Affettuoso やさしく、愛おしく。サン・ピエトロ大寺院から華やかな足どりで出てきた二人。幸せは自然にこぼれるリズムそのものかもしれない。ヴァティカン市国レンズ:LEICA VARIO-ELMAR-R 35-70mm F3.5カメラ:LEICA R7バチカン(ヴァティカン)とは、カトリック教会の主導者である教皇とローマ教皇庁をあわせた概念、国としての側面を持つ聖...
おほかたの秋をば憂しと知りにしをふり捨てがたき鈴虫の声( 女三宮 尼宮)秋という季節はつらいものと分かっておりますがやはり鈴虫の声だけは飽きずに聴き続けていたいものです。鈴虫の声を聞くと様々のことが思い出されますわ。心もて草のやどりをいとへどもなほ鈴虫の声ぞふりせぬ (光源氏)みずから出家したあなたですが、いまだに鈴虫の声のようにお美しい源氏物語(鈴虫巻)よりの和歌ニ首です。出家した女三宮を源氏は訪ね...
トランプは戦争嫌ひで天下の平和を望む救世主なり(ひろかず)今日6月14日は、米大統領ドナルド・トランプの79歳のお誕生日です。米政府は14日、首都ワシントンで軍事パレードを開催する予定です。陸軍創設250周年の節目の日を記念したイベントで、トランプ大統領の79歳の誕生日とも重なります。およそ6700人の兵士や150台の軍用車両、50機の軍用航空機が参加する見通しだそうで、反トランプの大規模デモも予想され注目されています...
鶴岡義雄 「舞扇」 父の日 娘たちから祝福のメールに感謝‼︎
年ごとに成人式を思ひ出す一枚の繪の舞扇娘(ひろかず)鶴岡 義雄(つるおか よしお、1917年4月13日 - 2007年10月27日)は、茨城県土浦市出身の洋画家。代表作に「マドモアゼル」シリーズ、「舞妓」シリーズがある。 日本芸術院会員。サロン・ドートンヌ会員。二科会常務理事。西洋的造形思考をベースに、シュルレアリスムやキュビスムの手法も取り入れ、独自の幻想的な世界を描いています。この「舞扇」は「舞妓」シリーズの小品SM...
皮剥きてフキを煮つめてくつくつと鍋ひとりごつ我も食ひたし(ひろかず)山からフキをたくさん採ってきたと、友人からお裾分けをいただきました。年に一度は、食べたいなという山菜です。塩でゴロゴロと揉みます。さっと茹でます。この後の皮剥きが面倒ですが、何も考えずに黙々と剥いていくのもまあ年に一回なら良いかと思いながらします。フライパンごま油で少し焼いた後、赤唐辛子とフキを入れてだし汁と砂糖大さじ1/2、醤油、...
雲ちぎれ美ヶ原の牛ども梅雨の切れ間に涎垂らすや(ひろかず)美ヶ原高原が梅雨の合間の初夏の爽やかな絶景を見せてくれています。もうすぐ、アザレア🌺のシーズンで、レンゲツツジがカーペットのように高原をいろどります。美ヶ原高原美術館も、いろんな彫刻を楽しみに全国から訪れて来ています。デートや散策には良いかもしれませんね。梅雨の切れ間とは、梅雨の期間中に一時的に晴れる、または雨が降らない間を指します。具体的...
石走る 垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(『万葉集』巻八 1418 志貴皇子)木曽の高原に行った友人からワラビをいただきました。ワラビ、学名: Pteridium aquilinum subsp. japonicum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生しています。酸性土壌を好みます。山菜のひとつに数えられている。新芽は、ワラビナ、サワラビともよばれます。春から初夏にまだ...
ほそばらがふとばらになり満腹の味はひ深き蕎麦屋ほそばら(ひろかず)蕎麦は、お店によっていろいろな味の違いがありますが、皆さんはどんなタイプがお好きでしょうか。この松本市会田の山奥にある蕎麦やさん「ほそばら」の手打ちそばは、女将さんが心をこめて注文が入った分だけその日に打ちます。量が多いので、「ふとばら」になりますから、出かけるときは「ほそばら」でお出かけください。こういうそばが食べたかったというお味...
蔵もちの直売店は日の本の農の力あふるる駅なり(ひろかず)友人の経営する「蔵もち」直売店が松本市洞のセブンイレブン東隣にオープンしました。交通量のある所なので、お客さんも連日ひっきりなしに訪れています。この暑さます時期に濃厚なソフトクリームが大人気です。高さ4mある看板を設置させていただきましたので、遠くからでも目立ちますね。イタリアのランボルギーニのスーパーカーの方もご来店です。農産物もいろいろと直...
一刻一刻過ぎゆく世の夢を語りて友と呑む夜いっこく(ひろかず)久しぶりに友人と一献。酒場「いっこく」は、粋な大将が美味しい料理を一品一品出してくれて、そのこだわりのウンチクを聞いたりするのもまた、味わいが増しますね。稲と象の絵でラベルになっている「日本酒 いなぞー」は、山形県の水戸部酒造が醸造する「山形正宗」ブランドの日本酒です。特に、自社栽培の「出羽燦々」を100%使用した純米吟醸酒で、「稲造」という...
物ぐさ太郎の碑 人間は変われるのだという教育の真髄に学ぶ!!
まれまれはここにつどひて いにしへのあたらし人のごとく はらばへ(折口信夫)東筑摩塩尻教育会館の前庭にある物ぐさ太郎のブロンズ像と添えられた折口信夫の歌です。物ぐさ太郎の生き様やその姿が教育会の姿や願いの象徴であるというのです。小さなことにくよくよしない、悠々として動じないところと、心中は広大豪壮な御殿に住む己を思う物ぐさ太郎の理想、常に高いものを求めてやまない教師の姿と重なるところがあるとされて...
道東って、内地人の想定の斜め上を行くところだからね ── 夏至日記 令和七年六月二十五日(水)
「VHFアンテナのある空景 (その102)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/500s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、昼下がりの巻層雲(うす雲)に出現した、そこそこ鮮やかな「22度ハロ」(内暈)だ。我が家の狭いバルコニーを右に寄ったり左へ戻ったりして、22度ハロが隣家のVHFアンテナと裏隣家の大楠の間に収まるようにフレーミングしてみたという次第だ。このバルコニーからソラの写真を...
【改稿版】 「山菜」と「ノン山菜」の境界ってどこにあるんだ? ── 夏至日記 令和七年六月二十四日(火)
「トワイライト・グラデーションとコラボする大楠のシルエット」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight 先日、いつもお越しいただいているブロガーさんのところへお邪魔したら、「スベリヒユ」が食べられるなんて話題になっていたので、俺の体験談をちょこっと書かせてもらうことにした。スベリヒユってあれだよ。そこらの空き地とか畑の周辺に生えている、葉っぱがスプーン形をし...
粗にして野だが信じてみないか ── 夏至日記 令和七年六月二十三日(月)
「夏のチカラ (その13)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/30s, ISO400, WB:Daylight 蔵出し画像から、なかなかフォトジェニックなシルエットになった「かなとこ雲」の一葉をご紹介したいと思う。当時の撮影メモを参照すると、これは群馬県高崎市付近にあった積乱雲に生じたかなとこ雲らしい。目を凝らして見ると、地平線の少し上あたりに「ガストフロント」(積乱雲から冷たい下降気流が水平に吹...
天の瑞兆、地の瑞兆 ── 夏至日記 令和七年六月二十二日(日)
「光芒、天ヲ駆ケ抜ケテ (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/60s, ISO400, WB:Daylight ちょっとショボいんだが、久々に「反薄明光線」を見かけた。過去記事でも何度か触れているが、よくご存じの「天使の階段」「ヤコブの梯子」あるいは「レンブラント光線」などの異名を取る「薄明光線」は、雲が太陽を覆い隠した時、雲の切れ間や凹部から漏れた光の帯が放射状に広がって見える現象だ。...
データ救済\78,430!! (゚Д゚;)パソコン復帰 紫陽花短歌一首
梅雨入り前から続いた長雨がピタっと止まって湿度はモワァ~っと梅雨並み、連日、30℃超えの夏日、真夏日にヘロヘロ~~ 梅雨何処(いずこ)灼かれ戸惑う紫陽花…
勝手に決めた「夏至祭」をささやかに祝う ── 夏至日記 令和七年六月二十一日(土)
"From Day to Night #37" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、毎度お馴染みの"From Day to Night"シリーズから一葉をご紹介させていただきたいと思う。これは西上州方面にある「かなとこ雲」によって生じた「薄明光線」なんだが、それよりも「雲の影」の方がより正確な表現じゃないかと思う。まあ、学術的には薄明光線ということにな...
【ことばの処方箋】気持ちを切り替えたいとき|心を動かすことば
【ことばの処方箋】気持ちを切り替えたいときに。立ち止まった心をそっと動かす、詩的な“ことば”を4つ選びました。
お代官様、野草や逸出帰化植物にほんの少しのお慈悲を! ── 夏至日記 令和七年六月二十日(金)
「よく見ると何かと忙しいソラ」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/250sec., ISO100, WB:Daylight 雲がちょっと微妙な絡み方をしていたので、何となく撮ってみたカット。巻積雲、巻層雲、高積雲が互いに遷移したりされてたりしているのか、そう見えているだけなのかわからない。一見どうと言うことのないフツーの雲。しかし「ただの雲」なんて雲はこの世には存在しない。ちゃんと雲には雲なりの存在意義が...
黒幕は 手下を使って ストーキング 自分は悠々 配信生活 黒幕の女性配信者は 都合よく動かせる手下達を実行役として使ってストーキングをしており、 自身は配信活動の傍ら 近しい仲間達と一緒に手下の監視もしつつ、 別のサイバー犯罪にも手を染めている可能性が高いと私は考えています。 関連記事 私がクラッキングと集団ストーカー問題を解決するために書いた主な記事は こちらのマガジンにまとめています。 もしよろしければご確認ください。 クラッキング・集団ストーカー問題解決への道|Mr.ソバゴ|note クラッキングと集団ストーカー問題の解決のために書い
斎藤茂吉の夏の短歌から5首を厳選し、意味や情景をやさしく解説。自然と心の動きを重ねた詩の世界を、初心者にもわかりやすくご紹介します。
風は空気は循環し回帰する ── 夏至日記 令和七年六月十九日(木)
「ある飛翔 (その112)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/250s, ISO100, WB:Daylight 本日のトップ画像は、久々に「ある飛翔」シリーズの一葉をご紹介してみたい。何故「ある飛翔」かと言うと、これを「黄昏発黄泉こうせん行」や「黄昏発黄泉こうせん行を待ちながら」シリーズとやってしまうには、いくら何でもまだ空が明る過ぎるという、ただそれだけの理由なんだけれどね(笑)。そうそう「尾流...
百人一首第62番 清少納言『夜をこめて』背景解説–才媛の返歌
百人一首第62番 清少納言『夜をこめて』の背景をわかりやすく解説。宮廷の才媛が放つ、機知に富んだ返歌に込められた想いを読み解きます。
花言葉は「思慕」、梅雨晴れに待ち花来たる ── 夏至日記 令和七年六月十八日(水)
「花言葉は『思慕』、待ち花来たる (その2)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f5.6, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 我が家の庭に今年も「捩花ネジバナ」さんが来てくれた。今季は発芽した様子もなく、茎も見当たらなかったのでちょっと心配していたんだが、ちゃんと来てくれたよ。まあ、例年なら少なくとも5、6本は咲いてくれるんだが、今年は2本だけなんだけれどね・・・(笑)。日が傾いてから撮影に行った...
【改稿版】 「粉もん」なんてこなもん食えるか! ── 夏至日記 令和五年六月十七日(火)
「八月某日茜雲三態」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight 本日、俺のところ(埼玉県北部地方)では最高気温が36度まで上がって、今季初の猛暑日となった。36度というと体温と同じだからね。そりゃあもう午前中から半端なく暑さだったよ。でもまあ、空は快晴で、それほど蒸し暑さは感じなかったよ。単に気分の問題かも知れんが・・・(笑)。天気図を確認すると完全な夏の気圧配置...
虫もムシムシも大嫌いだ! ── 夏至日記 令和七年六月十六日(月)
「夏のチカラ (その12)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight 本日も、来たるべき夏至を祝し、早い梅雨明けを祈念して蔵出し画像から「夏のチカラ」シリーズの一葉をご紹介してみたいと思う。これは茨城県南部から千葉県北西部辺りを通過中の「積乱雲」なんだが、画像下半分に見える壁の様な雲は、もしかしたらガストフロントに伴う「アーチ雲」かも知れないなんてことを思...