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筆者が、長々と『光る君へ』の解説をしたのは、藤原道長の時代の登場人物達について、イメージして欲しかったためである。 前述の通り、『光る君へ』は、フィクション…
藤原道隆の一族、中関白家の道隆の嫡妻、高階貴子を演じるのは、板谷由夏。 藤原道隆の長男、藤原伊周を演じるのは、三浦翔平。三 浦の得意な過剰演技が、伊周にハマ…
夢への投資——箸墓古墳という禁断の扉投資とは、リターンを求める行為である。だが、そのリターンが単なる金銭ではなく、夢の実現であるならば、リスクの大きさは計り知…
『光る君へ』では、藤原為時が、12年間、散位であったため、まひろは、弟の惟規と共に非常に貧乏な暮らしをしている、様子が、描かれている。 また、まひろの母は、…
1006年(寛弘2年)12月29日、または、1007年(寛弘3年)12月29日に中宮の彰子の女房として、仕えたのが、日本史上、否、世界史上最古の長編小説、『…
999年(長保元年)11月7日に藤原彰子は、入内した。 同日、偶然、中宮の藤原定子が、一条天皇の第一皇子・敦康親王を産んだ。 皇子の誕生と同日に彰子の入内が…
藤原道長が、太政官の頂点に立った、当時、一条天皇の後宮には、中宮の藤原定子の他、藤原公季の娘、藤原義子、藤原顕光の娘の藤原元子が、女御として、入内していた。…
藤原隆家は、996年(長徳二年)2月7日、従者の武士を連れて、花山法皇の一行を襲い、法皇の衣の袖を弓で、射抜いた。 花山法皇は、出家の身で、女通いが露見する…
藤原道長は、991年(正暦二年)、権大納言、992年(正暦三年)、従二位に叙任される。 しかし、兄の藤原道隆は、嫡男の藤原伊周を後継者に擬して、強引に昇進さ…
藤原道長が、源倫子と結婚した、理由は、諸説あって、定かではない。 藤原兼家の次男、庶子の藤原道綱は、源雅信の娘と結婚していたため、藤原兼家と源雅信の関係は、…
藤原道長は、980年(天元三年)、従五位下に初叙して、983年(天元六年)に侍従に、984年(永観二年)2月、右兵衛権佐に任ぜられる。 同年6月には、円融天…
中関白家と呼ばれた、藤原道隆の死の年、嫡男の藤原伊周は、二十一歳の若さであった。 それに対し、藤原道兼は、三十五歳のため、道兼の関白就任は、当然と言えるかも…