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実質賃金は相変わらず下げ基調が続くのに、一部界隈で景気が回復していると錯覚して浮足立っている人達が増えたのが、なんだか気持ち悪い。 その人たちの正体は、株価の高値更新を歓迎している、にわか投資家の人たち。 立場の違いによって見方は分かれるでしょうけど、長年、国内消費の低迷と所得の伸び悩みを身近に肌で感じてきた人たちの目には、ここ最近の株価の上昇はむしろ「ますます置…
私は2019年の消費増税や2020年以降のコロナ禍でボロボロに痛めつけられた庶民の家計がどうなるかが一番気になるので、とりあえず報道された来年度予算案で真っ先に確認することといえば「新規国債と国債費」の2つだけです。 なぜなら新規国債は通貨供給を意味しますが、国債費(国債償還や利払い費等)は通貨抹消を意味するので、この差し引きが大事だと考えているからです。まだ一般会計のところ…
国民の皆さんに一定の負担をお願いしていける体制を作っていけることが重要30日の国会答弁では、もう国民から何を言われようがなりふり構わないという頑なな決意が岸田文雄首相の口から飛び出しましたね。この部分だけを切り取るとか卑怯だなって言われそうですが、いやいや、これが全てを表していました。 この前、なんておっしゃってましたっけ。
23日に開かれる臨時国会で岸田文雄首相がどんな所信表明演説を行うのか、どうせろくでもないことを話すのだろうと思っていたところに原案らしきものが新聞の記事で目に入りまして、ああやっぱりなーとため息をついたところです。 「成長による税収の増収分の一部を公正かつ適正に『還元』し、物価高による国民負担を緩和する」 こう記されているのだそうです。何これ、ツッコミどころ満…
いえいえ、いくら何でも私の方がびっくりですよ。リサーチ会社に依頼するまで1ミリも国民感情に気づかない今の政治家たちって・・・「びっくりしたね。こんなに人気がないとは……」と話すのは、自民…
日経の記事から。 内閣府が24日発表した2023年の「満足度・生活の質に関する調査」で、家計や賃金といった物価上昇の影響を受けやすい分野の満足度が前年調査より低下した。―――(中略)―――「物価上昇の影響などを受けた分野で満足度が下がったのではないか」と説明している。 それじゃ逆に聞きたいのですけど、物価上昇の影響を受けなかった分野で満足度が上がった…
コロちゃんは、最近の「少子化対策」や「防衛費増額」の話を聞くと、すぐに「財源は?」と思っちゃうんですよね。だって、借金でまかなったら、孫の財布に請求書が届くことは目に見えているんですから、それは嫌なんですよ。それで「消費税増税」もやむを得な