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鎌倉市扇ガ谷(おうぎがやつ)にある浄光明寺は、北条義時の孫であり、6代執権を務めた北条長時が創建した寺院です。鎌倉七口のうちの亀ヶ谷坂(かめがやつさか)と化粧坂(けわいざか)にはさまれた扇ヶ谷の支谷、泉ヶ谷に位置し、鎌倉の交通上、防御上、重要な地域にある寺院といえます。寺伝によれば、建長3年(1251年)頃、第5代執権北条時頼、第6代執権北条長時が開基となって創建したもので、開山は真阿(真聖国師)でした。...
続 浄光明寺(じょうこうみょうじ)常時見ることが出来ない境内を巡る
前回、拝観できなかった客殿より一段高い境内を巡りました。収蔵庫に納められている阿弥陀三尊像は、撮影禁止となっていました。 仏殿には、三世仏が安置され、1468年の銘入りの須弥壇があり、左奥の祖師堂には室町時代に造られた木造の真聖国師(開山・真阿)像や歴代住職の位牌、右奥の土地堂にはやはり室町時代の木造・北条長時像などが収められているそうです。 阿弥陀堂の裏には、代々鶴岡八幡宮の神主を務めた大伴家の墓塔が並べられ、鳥居の浮き彫りが施された墓塔も有りました。 裏山にはやぐらがあり、網引地蔵と呼ばれる石造地蔵菩薩坐像が安置されています。 画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・ 神奈川県鎌倉市扇ガ谷JR横須賀線、鎌倉駅 2022鎌倉散歩 Youtubeライブラリhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLBmrx..
浄光明寺(じょうこうみょうじ)冷泉為相(れいぜいためすけ)鎌倉時代の歌人の墓があります
北条氏や足利氏とゆかりの深い寺院で、足利尊氏は後醍醐天皇に対し挙兵する直前、当寺に籠っていたと伝えられています。 山門を入ると客殿、庫裏、不動堂などがあり、その裏手の一段高くなった敷地に阿弥陀堂と収蔵庫があり、さらに裏手の狭い階段を上った先の山上には、歌人藤原定家(ふじわらていか)の孫、冷泉為相(れいぜいためすけ)の墓があります。 不動堂は正面上に懸かる額の裏に延享二年 (1745年) とあるそうで、この頃の建立と推定されます。 冷泉為相(れいぜいためすけ)は、鎌倉時代中期から後期にかけての公卿・歌人で、藤原為家の晩年の子、母は「十六夜日記」作者として知られる阿仏尼だそうです。 画像はフォトムービーでもお楽しみください・・・・ 神奈川県鎌倉市扇ガ谷JR横須賀線、鎌倉駅西口 2022鎌倉散歩 Youtubeライブラリ https://www.yo..