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こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの2作品です。 晩年をタヒチで過ごし、死後に才能を称えられた総合主義・象徴主義を代表する画家ポール・ゴーギャン。その紀行文『ノア・ノア』と、彼の資質や魂を原型に、芸術を真に追い求める奇異な一人の画家を描いた『月と六ペンス』です。本記事において「ゴーガン」表記は「ゴーギャン」で統一します。 ポール・ゴーギャン ポスト印象主義の画家としてファン・ゴッホと比べられることが多いポール・ゴーギャン(1848-1903)。彼は自ら天蓋へ身を投げ、文明を逆走し続けた芸術家で、プリミティヴィスム(未開芸術/原始芸術)を初めて提唱し、確立しました。彼が描きあげた作品の根底…