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「日本の学校教育は、政府が国民に頼んで学校に来てもらうところから始まった」~のちに禍根を残さないよう言うべきことは言っておく③
日本の学校教育は国民に政府が頭を下げ、 学校に来ていただくところから始まった。 だから「学校がすべての責任を負います」と言わざるを得ず、 だから教員の日常は今も苦しい。という話。(写真:フォトAC) 【日本では学校が子どものすべてについて責任を負う】 日本の教員がかくも過重労働を強いられ、過労死基準をはるかに上回る時間外労働をしなくてはならなくなったことには、構造的な理由があります。それは日本の公教育が最初から教科教育だけでなく、より良い人間関係・社会関係の教育(広義の道徳教育)や健康教育にも責任を持つと表明してきたからです。 欧米ではキリスト教会が、アラブではイスラム教会が、そして近代の中国…