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第5のギフチョウは、ここにいた! エーゲ海の「春の女神」モエギチョウ 【その4】
モエギチョウ(旧名・シリアアゲハ)Archonapollinusは、一見した姿こそギフチョウ属とは全く異なりますが、実は遺伝的に最も近い血縁にある“姉妹種”です。「萌葱Books」新刊書。(明日刊行予定)萌え始める樹々の薫りと光と風の物語【その4】Thestoryofearlyspring,buddingoftrees,fragrant,lightandwind,,,,,【永劫の時を経て、遥かなる地に】大昔、ギフチョウ属とArchon属の共通祖先種は、ユーラシア大陸の東西に渡って、広く分布していました。しかし、ヒマラヤの造山運動などで、その中央(チベット高原などの所謂“地球の屋根”)が標高6000mを越す氷雪の世界となり、棲めなくなってしまった(代わりにウスバシロチョウ類が繁栄)。共通の祖先集団は、遥か離れたユ...第5のギフチョウは、ここにいた!エーゲ海の「春の女神」モエギチョウ【その4】