メインカテゴリーを選択しなおす
私は高校時代、英語の授業が好きでしたが、他の科目には身が入らず、受験勉強は英語だけしかやりませんでした。特に頑張ったのは「英文読解」と「英単語や英熟語の暗記」です。しかし塾に通わず独学で、しかも勉強を始めたのが高三の夏休みからなので、模擬試験の結果は散々で、どの大学もC判定かD判定で、合格には程遠い状態でした。 父親から、「浪人は絶対にダメだ」言われていたので、受験は背水の陣で臨まざるを得ませんでしたが、幸先よく、模試がC判定だったT大学の法学部に合格しました。浪人を嫌っていた父は大変喜び、入学金の30万円をすぐに納めてくれました。ところが、次に受けたチャレンジ校にも合格してしまいます。D大学の外国語学部英語学科は、模試がD判定でしたが、受験科目が「英語」と「作文」だけなのがよかったのでしょう。どちらも私が好きな科目です。 二つとも合格してしまったので、どちらに行くか迷いました。D大学の場合は、「英語学科」ということで、職業の選択も英語の先生や商社などをイメージしやすい反面、私は英会話が苦手で、国際的な分野にも関心が薄いため、選択肢の幅が狭い点が気になりました。一方のT大学は、数多くの