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私は平社員ですがあまり所帯の大きくない会社ですので、以前はそれなりに役員クラスとの「直接コンタクトルート」がありました。まあそれほど太くはないのですが、社労士持ちということもありごくたまにではありますが「半野良君、ちょっと」と呼ばれることもありました。 ただこの数年でその状況が一変し、完全に役員とのパイプがなくなっています。 要因は2つ。もともと役員とのパイプができたのは全社参加の飲み会(忘年会とか歓送迎会とか)だったのですが、これらのイベントがコロナで軒並み無くなったこと。そうこうしているうちに知っていた役員が退任したことにあります。 もっとも役員とつながりがあって何か得があったわけではない…
前々から言っていることですが、わが社はスケジュールソフトでスケジュール管理してまして他の人のスケジュールを確認したり追記したりすることができます。 それはそれでいいんですが、予定が空いている=ヒマとは限りません。内部事務もあります。そういうことはいちいち予定に入れないので空白になるのですが、予定が空白だから時間があると思うのか、次々予定を突っ込まれます。 はなはだしきは、ある日の予定が先様との面談1件だけだったので内部事務を処理しようかと思ってたら、5分でその日一日隙間なく予定を突っ込まれました。この5分と言うのはものの例えではなく、実時間です。 いや、待って。私はロボットじゃないから。用件ご…
「あの人は仕事はこなすけど、向上心がないね」という言葉を耳にしました。 言われてみれば確かにその人は素早く仕事をこなしてそつなく日常業務を進めているのですが、あまり進んで仕事の知識を得たり研鑽しようとしているようではないです。 もしかして転職でも考えているのかな、とは思いますが、まあ日常の仕事はこなしているので組織の一員としてはそれでいいのかなと思います。数年後の組織の在り方を考えるうえではちょっと問題ですが。 まあ下々の感想としてはそれでいいんでしょうけど、本当に数年後の組織の在り方まで考えるべき「上」としてはそれはまずいのかなと思います。向上心を持ってスキルアップできていけるにはどうしたら…
以前何となく「職務経歴書」を書いていて思ったことですが、どの様式も最後に「自己PR」という欄があります。これは履歴書も同じだと思います。そこに自分の強みを書くわけですが、自分の強みっていったい何なのか、悩んだ記憶があります。 もちろん自分自身で「これが俺の長所さ」と思っているものがある人はいいんでしょうが、私のようにあまり自己肯定感がない人間だと困ります。 そういう時には自分を客観視してみるといいでしょう。と簡単に言いますがこれもまた難しいわけです。幸いネットにはそういう自分分析みたいなものがゴロゴロしてますので参考にしてみてもいいかもしれません。 もう一つ客観視の方法としては「周囲にどう思わ…
ある案件で同僚が主担当で進めていますが、私がその一部分(専門性の必要なところ)を進めた件がありました。これはまったく黒子として進めたので私はあまり先様と面と向かって話をしたわけではないのですが、ある時同僚から次の面談に同行してくれと言われました。 もともとその面談で何を話すか、何のための面談かは私はよく聞かされていませんでした。まあ私は私に関わりのある部分だけ聞かれて答えるだけだろう、と思って同僚にすべて任せていたわけです。 すると面談が始まってすぐ同僚の携帯に着信。ちょっと失礼と退室する同僚。面談中なのにそれもどうかと思いますが、これがなかなか帰ってこない。ゆっくり30分帰ってきません。 お…
突然の警察官の来訪に驚く 過去には、数多くの職場にお世話になりました。 あの会社、この会社と。 中には、とても信じられないことが起きる。 そんな奇妙な職場があるもので 。 ある出来事の話です。 通常通りに仕事をしていた夕方。 いきなりドアが、バタンと勢いよく開いた。 そのドアから...
「この仕事を進めて広げるためには、どうしたらいいだろうね」 上司からそんな質問を受けました。私も担当している仕事のことです。私の答えは「さあて、どうしたものでしょうね」。これ質問する人間違っています。忠誠度3の社員に聞くことではないです。 まあ忠誠度はさておいても、まして私の何かを試しているとしても、そういう職掌にいるわけではないただの兵卒ですから勝手に考えてくださいというのが正直なところです。 実際問題として答えがないわけではないです。私の担当の仕事でもありますからこれをああするとか、この人たちとこうやるとか、こういう情報集めてこうするとか、出てくる考えはあります。 ただ、私の仕事が面倒にな…
仕事を引継ぎ引き継がれ、というのは異動期にはよくありますが、私の場合異動期でなくても案件の引継ぎや持ち回りがありますのでよく発生します。 これって見ていると人によってかなり温度差があります。丁寧な人は丁寧ですし、雑な人は雑です。職場として特にルールがなく「ちゃんと引継ぎするように」程度の認識しかないですので「ちゃんと」が人によって違うわけです。 通常私が想定するのは「概要」「経緯」「注意点」「今後の展望」を時間をかけてきちんと説明した上で、先様と面通しをするわけです。これでも時によっては足りません。ですからきちんと引継ぎをしようと思ったら、たとえ1件の案件でも少しの時間でぱぱっと終わる性質のも…
今年の仕事もようやく終わりです。最終日はほとんど予定を入れずデスク周りの掃除をするつもりでしたが、忙殺されている同僚の代わりに電話対応を何件かすることになり、掃除もさっとしかできませんでした。 まあいちおう年内に終わらせる仕事は終わりましたし、新年の仕事もすでにいくつか着手して即GOが出せる状態にできたのはよかったです。 振り返ると仕事の上ではいろいろあった一年ですが、何とか乗り切ったので良しとしましょう。まだ難題はいくつも残っていますが、そんなのいつものことですしとりあえず休暇はゆっくりします。あとは新年の話。 正月に合わせて旅行でもして気分転換という手もあると思います。実際同僚のうちの何人…
ある案件を進めて上に報告したところ、監督職から呼び出しを食らいました。内容は「この案件って、ここをこうできない?」というものでした。「それはこういう理由でできないんです」と言ったら… 「それって先方に確認した?」 してません。だって理由が分かっているから。無理押しして交渉しないといけないならまだしも、大勢に影響もないしできないことをわざわざ聞くことはしません。 で、こういう理由で無理ってわかるから聞いていないと言ったら「聞いて確認して」。 だーかーらー無理なんだってば。とはいえ上司の言うことですからやらざるをえません。そんなことで言い合いしても何の徳もなく時間の無駄ですから。 音速で先様に電話…
早いもので今年も残り1週間となりました。年末年始休暇の関係で仕事で言うとあと数日です。来年にできるだけ積み残さないように仕事をこなしておかないといけないので、師走の最後の最後まで走り回る日々です。 さて、今年は何があったかな。何もなかったな。仕事が忙しい以外は。 特に資格勉強もしなかったですしね(仕事上取らされた資格はありますが)。オフに自分で率先して取った資格はありませんでした。時間はあったんでしょうが、もったいないことです。 あとも特に何も変わらずの日々でした。まあこういう平穏な一年がいいんでしょうけどね。仕事で振り回されてますからオフまで振り回されるとたまったものではありません。 来年は…
仕事によっては先様と丁々発止の交渉をして自社に有利な条件で事を進めていく、ということをしている人もいるかもしれません。 ちなみに私、この交渉事というのが大の苦手です。もともと対人が苦手というのもありますが、交渉して条件を出してできるだけ有利なほうに持っていく、ということが苦手です。 ただ苦手と言っても、できないわけではありません。できますし、します。何が苦手かというと「成功した時に罪悪感を感じる」からなんです。 失敗した時は別に気にしません。社内で「これが限界でした。あはは」で怒られたり笑われたりするだけですから。成功した時に「相手さんに悪いことしたかな」と思ってしまうわけです。 別に詐欺とか…
ここしばらくとある同僚の姿見かけないなと思ってスケジュールソフトで予定見たら、すごい量の有休を取っていたりします。全日休みもあれば半日休みもあり、時間休も取りまくり。有休残は大丈夫なのだろうか、と思ってしまうほどです。 原因が何か知りません。メンタルやられているのかもしれないし、別の体調不良なのかもしれないし、家が致命的に壊れて修理中なのかもしれないし、ただの気分かもしれないし、分かりません。 ただ思うのは「よくそれで仕事が回っているな」ということです。労働時間で言えば週休5日くらいの勤務しているのだろうか、と思った時に、この人の仕事ってそれだけの量だったの、ということになります。 私が同じく…
別に誰がやってもいいことを、どうして私にやらせようとするのでしょう。 もちろん発案者が私なら仕方ありません。言い出しっぺですから私がやるのが順当です。そうでなく、そちらが先に思いついてこれやったらどうか、ということを、どうしても私がやらなければならないのなら話は別として、別に私に振る必要はないと思います。 ややこしいことで自分に時間がなく、手伝ってくれならまだ理解もできます。私も暇ではないですけど、手伝ってと言われて断ったことはほぼありません。でもそのレベルですらなく、電話一本とかのレベルです。 それ、私がやる必要がある? もちろんその程度のことですから造作もないことです。ほんの数分で終わりま…
仕事と言うか職場でちょっとした転機が訪れています。それについてさてどうしたものかと最近思案しています。 簡単に言うと、硬直しきった現在の組織に片足突っ込むか、それとも現状維持かを選べ、というものです。 待遇は少し良くなりますが、ドロドロの世界に首突っ込むかどうか。もちろん社労士分野としてはそれもありなのかもしれませんが、しかし人事労務関係と言えども形骸化しきっている組織をどうこうするのはヒラでは簡単なことではありません。もっとも権力持っていても難しいです。 まあそこまでの忠誠心もないのですから外野から今まで通りシニカルな目で眺めているのも一つの身の処し方ではあります。待遇は変わりませんが。 さ…
コロナが5類移行になったおかげで、しばらく封印されていた全社参加の飲み会イベントが復活しました。忘年会です。 もちろん参加は任意です。建前は、ですけどね。本音はできるだけ全員参加。ただし毎回出てこない面々がいます(決まったメンバーです)。 さて半野良はどういう立場にいるでしょうか。出ないと言っても引っ張り出される立場にいます。何かの飲み会を断ろうものなら「なんで」「ヒマだろ」「出ろよ」「酒好きだろ」とやいのやいの言われます。 今は日常禁酒していますが別に酒が飲めないわけではありません。どちらかと言うと飲める方です。ただそれは問題ではありません。 酒の場ってだいたいうっとおしい話を聞かされたりす…
今年のわが社の目標が「ペーパーレス」と言っても過言ではないくらいペーパーレスで騒いでいます。ただペーパーレスにしたところでどれくらい経費が浮くのか、よく分かりません。 だいたい先日社内サーバーがトラブって1日アクセスできなくなった程度で仕事がストップしたり「やることがない。帰る」という自由人を生み出したりしたばかりなのに、それでもペーパーレスを推進するのか、と。 以前ペーパーレス推進でフォルダが迷宮化して難民続出という話をしましたが、データバックアップという意味でもちょっとどうなのかなと思っています。 もっとも今の世の中、クラウドだの何だのデータバックアップの方法はいくらでもあるのですが、やは…
仕事だ研修だ何だといろいろ忙しい日々を送っていますが、ここにまた上司命令でとあるオンライン研修をぶちこまれました。オンラインなだけマシなのかもしれませんが、最近費用が掛からないせいかやけにいろんな研修がオンラインになっている気がします。 それはさておいて、私以外にも受講者がいる研修です。当然会議室を押さえてプロジェクター用意してパソコンとつないでオンライン接続確認して椅子用意して…って何で私がやらないといけないのか。 理由は簡単です。開始10分前になっても誰も準備しないから。普通に仕事してましたみんな。開始15分前からオンライン接続できるって案内に書いてあるわけですから、普通みんなでわいわい準…
例によって詳しくは端折りますが、私の担当案件に同僚が私に無断で下手に首突っ込んで大失策をしたという事件が発生しました。普段は人の仕事に無関心なくせに(まあ私もそうですが)たまにそういうことをした時に限ってこんなことが起こります。 話は上司まで上がり、先様に謝罪をすることになりました。当然私は100%被害者なわけですが、案件担当として頭を下げに行かないといけません。何で私がこんなことを、という気持ちは当然ありますが、そこは仕方ありません。 なぜか。相手はこちらを「半野良個人」として見てはいないわけです。会社組織として見ているし、その部署として見ているわけです。その窓口となる担当なわけですから、知…
やけに部署の人員の少ないある日のこと。一本の電話が鳴りました。 「〇〇はいるか!」 明らかに怒っています。こういう電話はとっとと担当に回すに限る、と予定を見たら…休んでやがる!仕方なくその旨伝えたら「〇〇の机に書類があるだろ!見たら内容分かるだろ!」とやけにお急ぎの激おこ。 よしこういう時こそ上司の出番だ!常日頃報連相だの何だの言っているんだから泥をかぶりやがれ…って上司外出してんのかよ!監督職もいねえよ! 誠に申し訳ありませんが私の職掌外の仕事でかつ担当者も上司もおらずお答えできかねます、と丁寧に説明し、明日早々にお電話させますということを繰り返し話し、何とか納得してもらいましたが、何があっ…
不思議な世の中になったもので、うちの会社でも社用車に乗る時にはアルコールチェックしなくてはならなくなりました。 まあ世間で飲酒運転で事故続発している中ですからご時世なのかもしれませんが。 長いこと禁酒している私にとってアルコールチェッカーなど面倒なだけの代物で、晩酌もしていないんだから数字出るわけねえだろ、と思ったら微妙に数字が出ているわけです。 もしかしてタバコのにおいとかにも反応するのか、と思いつつまあ基準値内だからいいやと思っていたのですが、今日は盛大なブザーとともに「酒酔い運転」レベルの数字が出ました。 ブザーの音に周囲の同僚も「何だ何だ」みたいな顔しています。数字的には明らかに「居酒…
朝一番職場についてさわやかにほがらかに「おはようございまーす」とあいさつすると、されたほうも気持ちがいいですよね。お、のってるなという感じで。 翻って私はどうかと言うと、朝は「あーまた仕事か。うっとおしい」という感じで一日のうちで特にやる気がなく憂鬱な時間帯ですので、朝のあいさつも「おはようございます」ではなく、どちらかというと「うぃざーす」みたいな感じになります。 どうもこれではいかん、聞いている方も滅入るだろうとは思いますが、どんなに元気に気合を入れても「うぃざーす」みたいになってしまいます。多少声の大小に違いがあるくらいですかね。 不思議なことに朝一番の電話口では「おはようございます!」…
ある日、出勤して自分のスケジュールをパソコンで確認して、他の同僚の予定もパソコンで確認していた時のこと。 上司が有休取っているわけです。まあ別にそれはかまいません。年次有給休暇を取るのは労働者の立派な権利です。それに別に業務に支障もないでしょうし、いいとしましょう。 …あれ、その下の監督職も有休取っているぞ。あれあれ、リーダー職も有休取っているぞ。おい、ヒラ社員しかいねえじゃねえか今日! まあ特にそれで困ることはそれほどないのですが、何か事が起こった時誰に相談持ちかけたらいいんでしょうかこの有様。何のために縦の組織を作っているのかよく分かりません。 組織図では上司がいて、補佐する監督職がいて、…
「半野良さんには関係ない話かもしれないけど」と前置きをして、本当に関係のない話をしてくる人がいます。仕事中に。 まあ全く関係のない話ではなくて、多くの場合が「私がまず受けて、内容から他の同僚の受け持ちになった案件」の進捗やトラブルの話です。それもアドバイスを求めるわけでもなく、流れを語った挙句、終わります。 これは一体何なんだろうと思います。雑談の一種なんでしょうか。それともこちらから「大変そうだね、手伝おうか」と言うのを待っているのでしょうか?よく分かりません。 私の手から一度離れているわけですから私の脳内からはすでに消去されていますし、興味を持つ暇もありません。だから話されても、どう言った…
だいたいの会社で年末調整の書類提出の時期になっていると思います。お勤めの皆様は作成して提出しましたでしょうか。私は毎年用紙が回ってきたとたんにタイムアタックのように提出しています。例年一番乗りです。 それはそれでいいんですが、毎年ぼやいているようにこの時期になると「これどうやって書いたらいいの」「ここどう書いたらいいの」「この保険は控除になる?」などなど、さまざまなお問合せをいただきます。 …なぜ私に? うちにはちゃんと総務担当がいますので、そちらにお問い合わせいただきたいのですけど。 果ては「子供をどう扶養に入れたら得?」とかも聞かれます。ごめんそれ答えるためには家族の詳細な給与状況知らなき…
私の持っている案件で、ちょっと他の担当にお願いしなくてはならない部分が出てきましたので、時間取ってもらって説明してできるかどうか検討してもらうことになりました。 「分かったら声かけるね」と言うのでしばらく待ってましたが…一日経ち、二日経ち、一週間たっても何の音沙汰もありません。 はためにはそれほど忙しいようにも見えないのですが、一向に答えが返ってきません。これは一体どういうことか、そすがにこれ以上待てないと思い「どうなってんの」と聞くと… 「ごめん。もう少し待って。検討中」 この時の「あ、しまった」という表情を私は見逃していません。忘れてやがったな。 これ内部だけで済む話なら笑い話で済むんです…
仕事だけに関わらず、生きていると大なり小なりミスをすることがあります。そういったヒューマンエラーを無くすことってできるのでしょうか。 よくある対策が「複数確認」だの「上司確認」だの複数がチェックする体制にしてしまう、というものです。FAXとかメールの誤発信が起こった時が一番わかりやすいと思います。で、これでミスがなくなるかというと、無くなりません。 何人が寄ってたかろうがしょせん人がやっていることだからです。もちろん最初のうちはみんな緊張感がありますが、そのうち無くなります。最初のうちは目を皿にして確認しているのですが、そのうち儀式と化します。形骸化するわけですね。 リスクは減らせるけど無くな…
よく「半野良さん、これって何?」と聞かれます。ああそれはこうだよと答えるのですが、実はそのたびにある種の違和感を感じています。 「忙しいときに何かを聞かれるのがうっとおしい」という以外の何かなのですが、何だろうと考えていると、自分自身が誰かに何かを聞くときとちょっと違うからだと気がつきました。 私が人にものを聞くときは、よほど調べて分からないもの以外は「これこれってこう思うんだけど、それで合ってる?」なわけです。その違いということだと思います。 この「こう思うんだけど」は、自分で調べているということです。その上で解釈が合っているかどうかの確認ですので、答える側は「はい」「いいえ」の二択で答える…
経費削減の大号令の下、残業からペーパーレスから果てはトイレットペーパーまで削減しようとしています。オイルショック時代じゃないんだから、と思います(と言うか生まれてないので知らない)。 その成果か何か分かりませんが、今年の上半期の部署内残業時間数は昨年比減少したそうです。上司がにこやかに語ってました。 そりゃ結構。ただ、そのしわよせは日中の仕事の密度や量に確実に反映されています。できるだけ残業しないように所定時間内で仕事終わらせなくてはならないわけですから。 その方法を各々頭抱えて考えた結果なのだと思いますが、それにしても一つだけ「実は」な話を知っています。 階級が上に行けば行くほど、残業時間が…
二人体制(同僚が主で私が副、もしくは付き添い)で先様と面談しているときによく起こりがちなのですが、同僚が「その件に関しては半野良が知識がありますのでおまかせください」と言ったりします。 実はこれが大迷惑なわけです。そう言われると先様の立場としてはどう思いますか?知識があるほうに今後話を聞こうとするでしょう。実際そうなっています。 これが何を意味するかというと、形式上は主担当は同僚なのですが実戦部隊が私ということになるわけです。すると私の仕事が増えます。 私に知識があるのだとしても同僚→私→同僚→先様という手順を踏むのが妥当です。内部での話なわけですから。それが同僚・私←先様という、私が矢面に立…
仕事に関係のある資格にはほとんど興味はなく、仕事に関係のない資格ばかり取っている(それもそれほど熱心ではない)私ですが、仕事上どうしても取らされる資格があります。 少し前に上司より「よし、これ取れ」と言われました。提案ではなく命令です。職務命令発動ですので取らざるを得ません。ただまた仕事を持ってこられたり投げられたりという未来しか見えないので気が進まないことこの上ないのですが。 試験がなく何日かの講習だけで何とかなる資格なのでそういう意味では帰宅後の時間を取られる心配はあまりなかったですけど、資格と言うからにはちゃんと勉強しておかないと後で何言われるか分からないし。 さらに言うと他にも取らせた…
先日、社内サーバーにトラブルが発生してデータにアクセスできないという事件が発生しました。業者が来てあれこれやってましたが、どうやら復旧に時間がかかりそうな感じでした。 私はたまたま一日の予定が「外出」かつ資料は前もって印刷していたので影響は軽微だったのですが、内勤組は開店休業状態。もともと各々のパソコンのハードディスクにデータを残すな、パソコンが壊れたらどうするという話でデータをサーバーに入れていたのが、こういう時に裏目に出ます。 さて修理は業者に任せて外出外出、と思ってたら、とある同僚が信じられないことを言い始めました。 「ええい仕事にならん。帰る!」 「私も!」 お前ら自由すぎるだろ!デー…
同僚からの「半野良さんちょっと聞いていいですか」から発展したお話です。ある案件で内容がこう、条件がこう、そして先方の課題がこうという話を聞いて、何か対策がないか聞かれたわけです。 うーん、たぶん自信を持って提案できる有効即効な手立てがないなあというのが第一感でした。この間に私の脳内ではそれなりにさび付いたCPUがフル稼働していますが、うんこれはこの手が使えるとか、これがこうならこうできるのにという手が出てきません。 まあそれを説明するわけです。考えてみたけどちょっと現時点では難しいかもね、と。もちろん同僚もそう思ったから私のところへ来ているのでしょう。それはわかります。 そして次に出る言葉が「…
だいたい月初めの第一週が終わるころには、その月の予定が埋まっていることに気が付きました。 もちろん意図的に埋めている部分もあります。これ今月中にこなす仕事だから入れとけとか、この先様なかなかつかまらないから今のうちからアポ入れとけとか。この会議は外せないからもう調整しておけとか。 もちろん随所に「遊び」も入れています。文字通り遊ぶのではなく、時間の空白です。何が飛び込んでくるか、何が起こるか分かりませんので空白は必要です。 難しいのは「内部事務の時間」も入れておかないといけないところです。これは目に見えない予定のようなもので、何かの予定に先駆けてもしくは後始末の意味で空白は作ります。 そんなこ…
理系文系のカテゴリで言うと、私は文系になります。学生時代から数学というものを極力避けて生きてきましたし、計算なんて計算機やエクセルがあるからいいや、程度です。 職場でも文章作成、添削、チェックを得手としています。ブラインドタッチはできませんが、文章作成は早いほうです。 なのですが、なぜか「数字に強い」と思われています。これが一体なぜだか分かりません。暗算も苦手ですのですぐ計算機を持ち出すのですが、「さすがすぐ計算機が出てくるね。数字に強いんだなあ」と言われます。 いや計算できないから常備してすぐ取り出せるよう配置しているだけであって、むしろ不得意の証左なのですが。 数字関連の質問もあります。こ…
相も変わらず同僚から「分からーん、お願い、やってー」と言われた仕事の話です。なかなかに厄介な案件だったので専門知識以外にも相当の下準備と根回しが必要で、これ私どれだけ時間取られるの、と思った案件でした。 前もって必要になるポイントの整理、関係機関・先様への根回しを相当周到に行い、時間をかけて(もともと時間がかかると先様には伝えてある)入念に準備をした結果、何とか上手くいったようです。 人件費に換算するといくらくらいでしょうか。いや、それ以前にその時間で私の案件をいくつ処理できたか。まあそんなことを考えても益体がないので考えずにおきますが。 で、報酬は何かというと「ありがとう」の言葉と小さいチョ…
ある程度経験を積んだ会社員だと、自分の仕事だけではなく同僚や後輩の仕事の動きを見たり、上司の動きを見ていたりするものなのでしょう。そして自分の仕事だけではなく、そちらの方のサポートにも進んで回ったりするものだと思います。 そうやって組織を回したり、円滑な業務サポートをしたりするのでしょう。 私もキャリア的に言うとそういう立ち位置でいてもおかしくない職務歴ですが、誠に残念なことにそんなことを自分からはしていません。するヒマがありません。 聞かれたら答えます。手伝ってと言われたら手伝います。ですが、いくら小耳にはさんだからと言ってもめったなことでは主体的にその人のところへ行こうとはしません。自分の…
似たような話は以前もしたと思いますが、相も変わらず私にものを聞いておいて、教えたにもかかわらず私から説明させようとする人がいます。それも複数。 先日も「先方からこんな問い合わせがあって、今から説明に行くところだ」と言われ、どう説明したらいいか聞かれて答えて教えて、挙句の果てが「先方のところについたら電話するから、説明してあげて」 意味が分かりません。私も外出して私の先様と話をしている時間です。そんな時に説明できるわけがないと言っても「電話するから」。先に教えたことといい、一体何なのでしょう。 と言うわけで私が自分の先様と話をしている時はご丁寧に電話の電源をオフにして差し上げました。 案の定戻っ…
報告書を作って上司に提出して、よく間違いや修正の指摘を受けます。別にそれはかまいません。ミスですから仕方ないです。 ただ先日「半野良さん、ここ間違っているしここおかしいから直してね」と差し替えされた報告書を見てびっくりしました。1か月前に提出したやつじゃん、と。今まで放置されていたのか何なのか知りませんが、そこに誤字脱字だけならまだしも内容の加筆修正も入っていました。 一か月も前に作った報告書の内容を加筆修正って、もう覚えてねえよ。 まあ仕方ないのでいろいろ参照して思い出しながら修正して提出したのですが、出せと言われた時は確か「急ぎ」って言ってたよなあ、とっくに受理チェックされて決裁でもされて…
まあ私もそろそろ倒れる(と言うか倒れたい)領域のはざまで毎日仕事しているわけですが、そんな私に輪をかけて「倒れそうな人」が職場にいます。 別に毎日そんな感じじゃなくて、うっとおしいくらい元気な日もあるんですが特に週明けがダメらしく、半日休んだり全日休んだり。出てきたら出てきたで聞き取れるかどうかわからないくらいの「陰陽師の呪文」みたいな声で挨拶してみたり。 周囲は暗黒のオーラで包まれているかの如く、声がかけづらいです。見てて「大丈夫なのか」と思いはするのですが、私のような雑兵が気にかけているレベルであれば監督職が気にかけていないわけがない、と思い、私からは黙っています。 朝突然休みの電話かけて…
仕事におけるいろいろな判断を自分でせず他人に投げてくる人がいると言う話は以前しましたが、なぜそうなのかという理由が最近分かってきました。 いろんな話を総合すると「不安」なんだそうです。自分の下す判断が正しいかどうか、誤っていないか、間違っていないか、そう考えると自分で判断せずに人に判断してもらうほうがいいのだそうです。 いやあ、よほどの自信家でない限り自分の判断に絶対の自信は持てないと思うんですけどねえ。ルーチンワークならまだしも、場面場面で一定の判断を迫られる仕事において「不安」は誰でも感じると思うのです。 と言うか私だって不安だらけですよ。考えると胃が痛いです。 しかし、周囲には同僚もいれ…
今年度に入ってからやけに研修に行かされることが多くなりました。Off-JTの外部研修(オンライン研修含む)なのですが、もちろんその時間は束縛されますし中には対面研修で私の大嫌いなグループワークが存在するものもあります。 昨年までそこまで研修行けと言われることはなく、どうしても業務上必須なもの以外は個々人の裁量に任されていた気がします。そして私は仕事が忙しいから研修受けない(もともと研修受けなくても仕事は回る)タイプでしたが、何がどうしたのか今年は多いです。 はっきり言うと業務に支障をきたすくらい入れられています。 まあ周囲を見ていると私だけではないようですが、一体何が起こったというのでしょう。…
ある案件で先様に会議の日程調整をお願いしていた件がありまして、日程が決まったら教えてくれるというのでほったらかしにしていたのですがいつまでたっても答えが返ってこなかったことがあります。 で、さすがに私も手元のスケジュール調整の兼ね合いが出てきました(と言うかスケジュール確定したかった)ので電話して聞くと「ああすいません、あの件ですね。明日になりました」。 早く言ってくれよ!その日の私の予定みっちり詰まっているぞ。どうすんだよこれ。 慌ててスケジュール調整しなおしです。先送りできるものを先送りして時間空けて予定ぶちこんで…何とかしましたけど、かなりあわてました。 これが「予定の調整ができない」な…
同時にいくつものことをこなす、というのはなかなか難しいことです。ただよくよく考えてみると、同時に二つのことを本当にこなしているケースはごくまれで、現実的には複数のことをうまく切り替えながら進めていることが多いです。 料理で考えてもらうと分かりやすいですが、主婦がいくつもの料理を同時に作っていたとしても手は2本というのは変わらないわけで、一つを煮ている間に一つを刻む、寝かしている間に一つを作るという「一つの作業をつなげる」ことが上手なわけですね。 ただ私はそれでも苦手ですが、先日「ガチのマルチタスク」がありました。 先様と少し長めの電話をしているときに同僚が書類持ってきて、フセンで「すいませんが…
一日仕事していて、最後の予定をこなすと「やったー今日は終わりだーヒャッホー」という気分になります。特に最後の予定が先様との会議などややこしげな内容だと余計そう思います。 そういうハッピー気分で職場へ戻ると、電話メモの山。そしていつものように「遅くなってもいいですから電話ください」との添え書き。だーかーらー遅くなってもいいって、こっちには定時があるんだよおたくは知らないけど。 こうなると先ほどまでの「今日は終わり」気分が吹き飛びます。長距離走ってゴールにたどりついたら「まだ5kmあるよ」って言われた気分ですね。 で、電話対応してたら上司から「残業申請が出てない」。内輪の事務処理より仕事が先だろう…
ある日のこと。その日もその日でいろいろ忙しく、私も締め切りの迫る書類を作ったり先様と電話したり外に出たりとばたばたしていました。 そのさなかかかってきた電話も受けるのですが、「〇〇さんいらっしゃいますか」と言われてふと見ると…机にいません。外出予定も書かれていません。スケジュール上は在席しているはずなのに、いない。 たぶんトイレにでも行っているのだろう、と「ただいま離席していますので折り返し電話させます」と答えるも…いつまでたっても戻ってこない。どこ行ったんだろう。どこかで誰かと打ち合わせでもしているのだろうか、と思いつつ私も外出の用事がありましたので出かけました。 戻ってきても、まだいない。…
退職者が出て仕事が大変なことになっているわけですが、後釜がいまだに決まりません。求人出して募集かけているのですが一向に応募がありません。 まあそうだろうな、と思います。同業他社どころか他の求人と比べても待遇がそれほど良いというわけでもなく、しかも非正規雇用枠ですし求職の活発になる異動時期とはかけ離れていますからなかなか決まらないと思います。 さらに追い打ちをかけたのが「その職員の退職日を過ぎてから募集をする」というタイミングの遅さ。そもそも就業規則通り1か月前の退職届が出ているわけですから、そこから募集かけないといけないわけです。でないとタイムラグが生じます。 もちろん応募者が出るかどうかは時…
日曜日の朝の事。 休日は他部門が休みなので 職場が静かです。 まだ事務所の人も出勤されていないので 薄暗い廊下を歩いていると 細くて黒いものが廊下に落ちています。 私は目が悪いので 近づいて見てみると シュルシュルと動き!!!! 蛇の赤ちゃんだ~~!!! わ~~~!!! ...
最近注意力が散漫になってきたのか、それとも疲れか分かりませんがありえない書類上のミスが目立ってきました。 もともと仕事では書類関係の誤字脱字がないように推敲に推敲を重ねるタイプなのですが(ブログではそこまでの意識がないので誤字脱字多いかもしれない)、最近その推敲の時間が十分とれないことが多く、後で「えっ」と思うような間違いをしていることがあります。 まあ変換間違いで同音異義語になっているのはまだいいとして(よくない)、先日愕然としたのは「平成30年度」と書くべきところを「令和30年度」と書いていたこと。頭の中では「平成」と思っていても手が勝手に「令和」と書いているわけですね。これは気づいたとき…
最近やけに忙しいな、と思って今年度の仕事の全体量を精査してみると、昨年度より忙しくなっていることが分かりました。要因はよくわかりません。 それはそれでいいことなのかもしれませんが、さらに問題があることに気が付きました。やけに私に割り振られる仕事が多くなっているのです。これは定量的データから導き出された結論でもありますし、また質という意味でも同じです。 これまた要因はよくわかりません。あえて言うなら上司の気分なのでしょう。 で、みんながみんな業務量や新規案件が増えていてしかるべきなのですが、ここにあからさまな差が発生しています。一番少ない人と私を比較すると、量で2倍、質で3倍の格差が発生していま…