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「制御されない自由は奪われるか、私たち自身の手で譲り渡される」~子どもの自由に関するちょっとした考察①
不登校がいよいよ35万人にもなったという。 学校に行かなくていいと言った人たちは、今、何を考えているのだろう? 学校に行かない自由を選び取った子どもたちは、 まるっきり自由ではないというのに――、という話。(写真:フォトAC) 【私は間違っている】 私は次のような考え方を非常に不健康なものだと考えます。「『不登校35万人』の何が問題なのか分からない。日本の小中学生は922万人もいるのだ。35万人はその3.8%に過ぎない。本当に微々たるものだ。 だいたいこの多様性の時代に『不登校という生き方』を選んだことの何がいけないのか。それは無数にある生き方のひとつにすぎないではないか。それに、今の段階で不…