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「バイパス」としての役割と選び方。 「不登校=フリースクール」ではありません。選択肢の中の一つと考えましょう。 不登校のなりたて(急性期)は、まず休養させる 子どもが不登校になると、いつ再登校?別室登校できる?適応指導教室か?フリースクールか?つい特効薬が欲しくなり、親子で焦ってしまいますが、本当は「休養」が何よりの滋養になる時期です。 とは言え、仕事で子どもだけ家に置いて仕事に出られない事情もあると思います。それでも、無理に登校させられないし、まして学校の別室登校に行くのもかなりストレスが高いはずです。また、朝、皆と同じ時間に登校できないと、小学生の場合は独りで登校させられないので親は送迎し…
不登校の急性期・回復期・成長期~学校以外は何処へでも行ける元気な不登校になるためには
不登校の原因は十人十色ですが、学校に行きづらくなる「急性期」や、休んで少しエネルギーが回復し始める「回復期」、心身ともにエネルギーが高まって暇を持て余し始める「成長期」という流れは多くのケースでみられるものです。 今回は不登校の理解のために、ありがちなエピソードや実際の話など取り交ぜて書くことにしました。もちろんすべてのケースに当てはまるものではありません。 不登校の、「安定期」と「不安定期」とは? 「安定期」と「不安定期」は交互に現れるのが一般です。 精神的に最初に不安定になるのが、状況の変化が起こる「急性期」です。後に詳しく書きますが「苦しいこと」のみ多い時期です。その途中で「再登校」を焦…
不登校になったFさんが、学校に「三下り半(みくだりはん=離縁状)」を突きつけるまで~「学習評価・評定」を考える
Fさんは三歳で平仮名が読めて、数字を理解して簡単な足し算もできたので、お母さんは「この子は天才だ」と思ったそうです (事例は実際のものを変えています) 皆さんは、三歳の子どもの姿がすぐにイメージできるでしょうか? お子さんがいる人でも、子どもが大きくなるとなかなか思い出せなくなりますし、身近に子どもを見かけることがない方にはよくわからないと思いますが、三歳は最後の乳児検診がある年齢です。チェック項目はたくさんありますが、メインテーマは「言語発達」です。 「初語」を経て単語を発し、「二語つなぎ」、「三語つなぎ」と発達していきます。相互性も発達して会話ができるようになっていきます。それに伴う情緒の…
「適応指導教室に行きたい」 進級して数週間、遅刻や早退を入れながら頑張って登校したたーたん。 もう限界っぽくて。 GW明けは適応指導教室へ。 うちの地域の適応指導教室はかなりアットホームでゆるく見学にも行きやすい。 初めて面談をした時に 「