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「新しい季節は、いつだって雨が連れてくる。」恩田陸著「ユージニア」のはじまりの一行。本当に雨が秋を連れてきた。今日は風がひんやりとしていて、いつもより外が静かに感じる。窓から庭を覗きみると、雨に濡れ、しんと秋めいている。数日まえ、天気が崩れはじめたころに体調を崩しはじめて、微熱で寝込んでしまったのだけれど、今日になって少し元気が出てきた。おとんの作った卵ときゅうりのサンドイッチを平らげて、「お。食欲でてきたねえ」と驚かれたくらい。がらがら声もからから声まで回復。簡単なヨガで少し体も動かしてみた。寝てばかりでは体力が落ちてしまいそうなので、今日は一日起きていよう。ガラスペンで写し書きをしてみようと思う。用意をしたのは「森本哲郎世界への旅7ことばへの旅」世界の名言を読んで、ガラスペンで書いていこう。しんと薄暗...雨が季節をつれてきた
一日雨模様。ぎらぎらした夏の勢いは影を潜め落ち着いた曇り空が広がっている。私は風邪気味。ここ数日忙しく外を動き回っていたのだけれど、どこかで風邪を拾ってきてしまった。熱はないけれど、のどが腫れているようで、ときどき、咳が出る。体がふにゃっと力がでない。「一日寝てなさい」とおとんに言われ、薬を飲んでベッドの上で過ごしていた。薬のせいか、どこか感覚がにぶく、ほわんとしていて、寝たり起きたりの繰り返し。そういえば、今年の夏も楽しくすぎていった。夏のはじめ、家族でホタルを見に行った。小川のまわりは電灯が落とされて暗く、その暗闇をチラチラと光が揺れていた。高く高く飛んでいくものもいた。おとんがホタルの光と間違えて指を指したのは飛行機の光だった。ちょっと恥ずかしそうにしていた。毎年恒例のキャンプ。川のそばにテントを張...夏の終わりと夏風邪