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本日のテーマは健康診断についてです。 大学病院で働いていたころは超激務だったので自分の健康をガン無視して働いていました。 それでも4年目くらいまでは特に問題ありませんでした。(健康診断の結果はBかCだったと思います) 仕事が年々増えていきストレスもあったのかエナジードリンクを毎日3本朝昼食べず、夕飯はコンビニ弁当とカップラーメンというぶっ飛んだ食生活を送っていました。 そして5年目の健康診断結果は要治療のFでした。 肝臓の数値がバグってました。(γGPCとかいう数字が大変なことになってました) 調べてみると肝臓が日々の食生活のせいでフォワグラ状態だったみたいです。 体重は一番痩せていたころと比…
本日のテーマは健康診断についてです。 サラリーマンの健康診断に関しては労働安全衛生法で定められています。 雇入れ時の健康診断定期健康診断特定業務従事者の健康診断なんかがあったりします。 年に1回の健康診断をなかなか社員が受けてくれないことが人事担当者の悩みの種になることはあるあるです。 40歳以上だと特定健診にバージョンアップします(35歳の年も)別名メタボ健診と呼ばれおりこれのおかげで自分がメタボであることを確認できます。 会社で負担してくれるとはいえなかなか受けにいくのがめんどくさい健康診断ですがこの健康診断のおかげで早期に病気を発見できたり自身の不健康さを思い知って、ダイエットし始めたり…
本日のテーマは国民健康保険料が高い3です。 そんな滞納率、未加入率が高い国保ですがもうひとつ大きな問題が・・・ それは前年の所得で保険料が決定するということです。 これはどういうことか?サラリーマンが加入する健康保険では4月から6月までの給与の平均額で保険料率が決定9月から変更になりますが 個人事業主の場合は昨年の1月から12月までの所得で決定します。 なので前年サラリーマンで結構な金額を稼いでその翌年独立するとめっちゃ保険料が高くなります。 社労士試験に合格して脱サラ開業、売り上げがなかったとしても高い保険料を払わなければいけなくなります。 なのでサラリーマンを辞めて開業する人は要注意です。…
本日のテーマは国民健康保険料が高いです。 日本は国民皆保険制度を導入しているので日本に住んでいれば何かしら医療保険に加入しているはずです。 会社員であれば健康保険(協会か組合)に加入していて給与から自動的に天引きされています。 労使折半なので原則、労働者と使用者負担額は半々です。なので合計でいくら保険料を払っているのか分かりにくくなっています。 では、会社員ではない個人事業主はなんの医療保険に加入しているか?それが国民健康保険になります。 会社に雇われているわけではないので全額自己負担になります。 で、この国民健康保険ですが高っっかいです! 年収500万円の人はざっくりひと月35,000円くら…
本日のテーマはpaypay銀行スペード支店に気を付けてです。 2023年4月から労働者の同意がある場合にデジタル給与の支払いがオッケーになりました。 ここでいうデジタル給与とは電子マネーやスマホ決済アプリなどの資金移動業者の口座に給与を支払う制度です。 そして2024年8月からPayPayが初めて国内で初めて厚生労働省からの指定を受けた資金移動業者となりました。 なので実質スタートしたのは昨年の8月からですね なお現金化できないものは認められません。(税金とか払えなくなっちゃいますからね) ここで気をつけなきゃいけないポイントは導入するには労使協定を締結した上で個別同意が必要になるということで…
本日のテーマは雇用の流動化と過剰な労働者保護について2です。 前回、ざっくり雇用を流動化させるためには過剰な労働者保護は足かせになるよという話をしました。その続きです。 日本は徹底的に雇用を守ろうとします。それを露呈したのがコロナです。 当時、未知の伝染病だったコロナ感染対策のため、多くの企業が自粛を余儀なくされました。 アメリカではコロナで失業者が増えましたが、給付金をばらまき そしてコロナが沈静化し経済活動が再開したら、一時的に失業者になっていた人が求職者となり、より需要があるところへ労働者が移動していくことになるということです。 一方、日本の場合は何をしたかというと社労士なら誰でも知って…
本日のテーマは雇用の流動化と過剰な労働者保護についてです。 久々に真面目な話題です。 企業が終身雇用がもうしんどいということで職務に対してそのスキルを持った人を採用するジョブ型雇用が始まっています。(富士通が新卒採用をやめたことなど) つまり、新卒で入った会社に定年まで勤め上げるということがマイノリティになっていくはずです。 それはそれでいいのですが相反することがあります。それは、日本は解雇規制が厳しすぎるということです。 一度、雇用契約で雇ってしまったら解雇するのは至難の業です。訴えられたらほぼ会社側が負けます。 これは今の政府が目指している雇用の流動化とは相反する作用があります。 解雇規制…
本日のテーマは年会費が高いについてです。 社労士会には年会費があります。 都道府県ごとに決められていますが開業の場合は8万~10万円くらいで勤務の場合は4万~8万円くらいが相場です。 ちょっと高い気がしますけど運営にもお金がかかるでしょうから致し方ないでしょう。 私の場合は勤務社労士時代は会社が年会費を払ってくれていました。 試験勉強もさせてもらえたし本当に至れり尽くせりでしたね。 しかし、今は開業登録中誰も代わりに払ってくれません。 結構、痛い出費です。 ちなみに東京の社労士会の年会費は96,000円だそう。 松屋の牛丼(並)が今430円なので東京で社労士やっている方は社労士でいることを諦め…
本日のテーマは完璧を目指さないのが合格のコツです。 社労士試験は言わずもがな合格率6%の難関資格 その難関たる理由の一つが試験範囲の広さです。 膨大な範囲の労働法と社会保険さらに白書統計、法改正などどこから出るか分からないです。 そこで大事になってくるのがとりあえず試験範囲を何周も勉強することです。 完璧さを求めすぎて厚生年金まで手が届きませんでしたではまず受かりません。(社会保険科目のほうがコスパが高いため) 科目ごとの足切りというシステムが存在する限り苦手科目の分を得意科目で得点を稼ぐというやり方は「合格」を目標としたときに社労士試験においては非合理的です。 安衛法の細かい暗記や労災の事例…
本日のテーマは来週スタートのドラマについてです。 普段ほとんどテレビを見ない私ですが楽しみにしていることがあります。 それは4月8日(火)9時~放送の人事の人見(じんじのひとみ)です。 https://www.fujitv.co.jp/jinji_no_hitomi/ 人事部が舞台ということで大きな組織の人事部を経験している身としては一見の価値ありです。 簡単なあらすじとしては営業部などの現場の声が強い古い体質の会社の人事部に主人公が中途入社で入ってくる的なストーリーみたいです。 と、まあありがちな話ですね 正直ストーリーよりも気になっているポイントがあります。 それは社労士が出てくるのかどう…
本日のテーマはなんだかんだ年度末はそわそわするです。 以前、大学病院で働いていたとお話しましたが (社労士になるまでのエピソードは下記をご覧ください)https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 年度末は信じられないくらい忙しかったです。 大学病院ではこの時期。毎年数100名単位の入職と退職それから人事異動がありました。 これらすべての発令を原議書に起こし決裁をもらい辞令を発行します。 古い体質の職場だったため辞令はすべて紙で発行、そしてそれをすべて手渡しするというアナログっぷり そして、大量に人が入れ替わるということ…
本日のテーマは新米社労士がユースエールをはく奪された話です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そしてテレビの…
本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして表彰式が終…
本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 なんとか認定をも…
本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 認定を受けるため…
本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 ホワイトマークと…
本日のテーマは新米社労士がユースエールを取得するまでです。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 社労士試験に合格…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱10です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして、謎の発熱に見舞われましたが…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱9です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして無事に内定までもらい最終関門の…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱8です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そんなこんなで転職活動は進んでいきカ…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱7です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1 そして、急いで転職活動を進めねばと思…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱6です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E5%90%88%E6%A0%BC%E4%BD%93%E9%A8%93%E8%A8%98 新米社労士の憂鬱1~はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/archive/category/%E6%96%B0%E7%B1%B3%E7%A4%BE%E5%8A%B4%E5%A3%AB%E3%81%…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱3です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1、2はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/14/221642 そして支部会で日本の高齢化を実感し(失礼ですみ…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱2です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 新米社労士の憂鬱1はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/13/211413 そんなこんなでこれから勤務社労士続けていいのかななんて今後のキャリアに悩み始めましたがとりあえず、社労士になったので支部会に参加してみることにしました。 ぶっちぎりで最年…
本日のテーマは新米社労士の憂鬱です。 以前、社労士になるまでのエピソードを書きましたがその後日談になります。 社労士になるまでのエピソードは下記をご覧くださいhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/01/13/191521 紆余曲折あって社労士試験に合格事務指定講習を終えてそのまま勤務社労士登録しました。 まさか一発で受かると思っていなかったのでなんも考えずにサラリーマンだから勤務だろうと勤務登録にしました。 あとから知ったのですが勤務社労士は1号、2号業務に関しては個人で仕事を受注することができず勤めている会社の仕事しかすることができま…
本日のテーマは社労士の平均年齢についてです。 高齢化が進む日本社会日本国民の平均年齢はなんと47.6歳(2020年国勢調査)恐るべき超高齢化社会 ちなみにフルタイムで働く人の平均年齢は43.9歳です。 そんな高齢化が進み続けている日本ですが社労士の平均年齢は一体何歳でしょう? 答えは56.7歳です。開業社労士の平均年齢は55.7歳勤務社労士の平均年齢は49.1歳 想像以上に高齢化していますね近い将来平均年齢が還暦を迎えることでしょう・・・ こうなってくると若手の社労士は貴重な存在ですちなみに20代が0.4%、30代が6.7%足しても7%くらいしかいません・・・ 今、日本では後継者不足が社会問題…
本日のテーマは新卒一括採用についてです。 前々回、前回の続きですhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/09/212707https://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/10/204410#google_vignette そして、バブル経済(1986年~1992年)日本は空前絶後の好景気を迎えます。 この頃の学生はいくつも内定を持っていて当時は10月1日の内定式に参加した学生がほぼ入社確定になるため内定式の前に海外旅行に連れて行ったり飲み会で騒ぎまくったりしたそうな・・・ いわゆ…
本日のテーマは新卒一括採用についてです。 前回の続きですhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/09/212707 1870年代に三菱が始めた新卒採用意外と長い歴史がありましたが 大きなターニングポイントは戦後の高度経済成長期にありました。大学生の数が増加したことから一般の営業職にも大卒者が応募し始め また、当時活発化していた学生運動のせいで大学が学生に対して就職指導ができなくなり学生自ら就職先を探さなくてはならなくなりました。(それまではほとんど学校からの推薦) そして1970年代オイルショック不況により採用が抑制されましたが当時…
本日のテーマは新卒一括採用についてです。 先日、富士通が2026年度から新卒一括採用をやめたというニュースをお伝えしましたがhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f150b075fe6cf1595e92213399b14629b0211831 そんな新卒一括採用一体いつから始まったのか調べてみました。 まず、大学が登場したのが1870年代当時の大学は今よりも大学の数が少なく学生のほとんどが学界や官僚を目指していました。 当時の大学は誰でも入学できるところではないから、大学という場所が今よりもアカデミックな場所だったことが想像できますね。 そんな学生達に目を付けたの…
本日のテーマは新卒一括採用についてです。 先日こんなニュースが飛び込んできましたhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f150b075fe6cf1595e92213399b14629b0211831 なんと富士通さんが2026年度の採用から新卒一括採用をやめると発表しました。 今後は新卒、中途などの枠にとらわれず通年採用に切り替え職種別に採用するとのこと なので必然的に初任給という概念は消滅し能力応じて給料が決められることになります。 まさにジョブ型雇用ですね! あとから振り返った時2026年がジョブ型雇用元年だったと言われるような気がしています。 もちろん賛否は…
本日のテーマは36協定についてです。 昨日3月6日は36協定の日でしたが収まりきらなかったので続きです。 2019年の働き方改革の一環で36協定も変更になりました。(中小企業は2010年) 2019年以降の36協定を新36協定2019年より前旧36協定なんて言ったりします。 では具体的に何が変わったのか 旧36協定は特別条項の上限時間に法的な根拠がなかったため実質、働かせ放題にすることが可能でした。 しかし、ここにメスが入れられるようになりました。 つまり特別条項つきの36協定だったとしても上限が存在するということです。 つまりどういうことかというと労働基準法には月45時間、年360時間までと…
本日のテーマはマズローについてです。 前回、欲求5段階説で有名なマズローさんの人生を掘り下げてみましたがその続きです。 前回の記事はこちらhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/03/03/195317 そんなこんなで内気なマズロー少年にも高校生の時に転機が訪れました。 成績優秀だったこともあり優秀な高校に通えるようになり友達ができるようになったそうです。 その後ニューヨーク市立大学に入学し2年間法律を学んだ後なんとウィスコンシン大学に転校 そして若干二十歳で結婚し、この頃「1925年の心理学」という本に出会い心理学にのめりこんでいきまし…
本日のテーマはマズローについてです。 労一の勉強を進めていくと労務管理という分野に行きつきます。 この労務管理という分野でなんだか気になるのがマズローの欲求5段階説です。 マズローの欲求5段階説とはマズローさんという人が、以下の表のように人間の欲求を5つの階層に分類して定義づけしたという話なんですが この表はよく見るのですが果たしてこの理論を考えたマズローさんはどんな人なんだろうと思いました・・・ 受験生時代は絶対に深入り厳禁でしたが今は自由に研究することができます。 というわけでマズローさんを研究してみようと思います。 マズローさんのフルネームはアブラハム・ハロルド・マズローといい1908年…
本日のテーマは厚生労働白書についてです。 厚生労働白書とは厚生労働省が毎年発行する行政報告書のことです。 今現在日本が直面している問題や将来の展望なんかが書かれています。 そんな厚生労働白書ですが社労士試験の受験科目になっています。 受験生から蛇蝎の如く嫌われている一般常識科目です。 社労士試験受験生を悩ませる厚生労働白書ですがはっきり言います!読み込む必要はありません。 読んでる時間はありません! なぜかというととにかく長い・・・全部で500ページくらいあります。 だいたいハリーポッターくらいです。 これを読み込んでる時間があったら基本事項を徹底的に学習したほうが圧倒的に効率がいいです。 ち…
本日のテーマは高額療養費制度についてです。 最近改正されることで話題になった高額療養費制度についてですがそもそも高額療養費制度とは何か 高額療養費制度とは1カ月の間に医療機関や薬局の窓口で支払った額が一定の上限額を超えた場合、超過した分のお金が払戻される制度のこと。 つまり保険診療であれば月ごとに医療費の上限金額が決まっていて上限金額をオーバーした部分が「高額療養費」として後日還付されます。 医療費はそもそも保険証を見せれば、窓口負担は3割負担していない7割分は「療養の給付」といいます。(医療費の負担額はパターンによって変わりますが一番ベーシックな3割としました) そして高額療養費とは自己負担…
本日のテーマは有効求人倍率についてです。 有効求人倍率とは雇用動向を示す指標のことで1人の求職者に対して何人の求人があるかを示しています。 つまり有効求人倍率が1の場合は1人に1つ求人がある状態です。 景気動向を探る指標のひとつですね そんな有効求人倍率ですが福井県がやたらと高いです。 令和6年12月の都道府県別の有効求人倍率を見てみると、1位は東京の1.76そして2位福井の1.74です。 東京は当たり前なんですけどなんで福井? というわけでその謎に迫ってみました 調べてみたところ福井県は人口に占める社長の占める割合がなんと38年連続の1位!これ異常な数字ですよね 社長が多いということは単純に…
【社労士】合格後7年経って事務指定講習受けることにしたの巻【一発合格後無勉…】
【働きながら】宅建士と賃貸不動産経営管理士のW受験結果【4か月弱で間に合うか】の続きです。 2024年に4か月弱の勉強で運よくW合格した宅建士&賃貸不動産経営管理士。 両方の実務講習を受け、登録をするにあた
本日のテーマはワークライフバランスの歴史についてです。 前回、労働契約法のなかにワークライフバランスに関する規定がある旨を書きましたがhttps://rouichinokabe.hatenablog.com/entry/2025/02/24/175324 当たり前のようにワークライフバランスという言葉を使っていますがこのワードは一体いつから存在していたのだろうと疑問に思いました。 というわけでちょっと調べてみました。 最近の働き方改革の一環でよく聞くようになったワークライフバランスですが実はこの概念そのものは1980年代後半のアメリカで生まれたそうです。 当時アメリカは景気悪化によって大量のリ…
本日のテーマは労働三法と労働契約法についてです。 労働三法とは、労働基準法、労働組合法、労働関係調整法の3つの法律を指します。労働者の権利を守るために制定された法律で、労働基本法とも呼ばれます。 この3つは戦後、労働者を保護するために制定された法律 労働基準法:労働時間や賃金、休日など、労働条件の最低基準を定めた法律 労働組合法:労働者の団結権を保護するために制定された法律 労働関係調整法:労働者と使用者の対立を調整する法律 この労働三法ですが間違いやすいのは労働契約法がこの中に含まれていないということです。 労働契約法ができたのは平成20年とわりと最近です。 労働紛争が増えてきた背景から労働…
本日のテーマは転職についてです。 最近、終身雇用が終わりを迎えつつある日本ですが日本人は一体生涯でどれくらい転職しているのでしょうか 厚生労働省の「転職者実態調査」を基にすると日本人の平均転職回数は2.8回だそうです。 かなり少ないですね私はもうすでにこの転職回数を超えてしまいました・・・ ちなみにアメリカ人の平均転職回数は11.7回だそう。 この情報を見ただけでも日本とアメリカでは根本的にカルチャーが違うことが分かりますね。 アメリカは最近日本でも話題のジョブ型雇用それと対比して表現されるのがメンバーシップ型雇用 ジョブ型雇用とはその職務に対して必要なスキルを持つ人間を採用すること。 対して…
本日のテーマは目的条文の音読についてです。 社労士試験の合格に必要な勉強時間は一般的に1000時間くらいと言われています。 継続して勉強しているとなかなか成績が上がらないスランプに陥ることもあるでしょう。 そんな時に私が試していたことは目的条文の音読です。 目的条文とは、法律の目的が明記された条文で、法律の第一条に規定されています。 社労士試験に限らず法律の勉強をするなら目的条文を理解することはとても大事なこと その法律がなぜできたのか何を目的にしているのかが目的条文には詰まっているからです。 ワンピースでいうところのオープニングの口上「富、名声、力、この世のすべてを手に入れた男、海賊王ゴール…
本日のテーマは特別法についてです。 法律には一般法と特別法が存在します。 一般法とは人や地域、事項について特に制限なく適用される法律で憲法や民法、刑法などが一般法に該当します。 特別法とは特定の事象や行為、人、地域などに限って適用される法律のことでそのシチュエーションにおいては一般法に優先して適用されます。 そう労働基準法は特別法なのです。なのであるシチュエーションにおいては民法よりも優先される法律ということになります。 ではそのシチュエーションは?それは労使関係です。 労働基準法は労働者を保護するために作られた法律 民法の規定を適用させていては労働者を守ることができません。 なので民法よりも…
本日のテーマは養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置についてです。 育児休業が終了し復職する際誰もがフルタイムで復帰できるわけではありません。おそらく大抵の人が時短勤務を選択するのではないのでしょうか。 しかし時短勤務を選択すると標準報酬月額が下がり、将来もらえる厚生年金の金額に影響があります。 そこで始まった制度が養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置です。 養育期間の従前標準報酬月額のみなし措置とは 子どもが3歳に達するまでの養育期間中に標準報酬月額が低下した場合、養育期間中の報酬の低下が将来の年金額に影響しないようその子どもを養育する前の標準報酬月額に基づく年金額を受け取ることができる仕…
本日のテーマはビジネス用語を使いたいです。 社労士として品位を保つためにも一般常識を身につけておかなければなりません。 というわけで、いざという時に恥をかかないように今週は社会人だったら知っておきたいビジネス用語10選を紹介します。 インセンティブ(成果報酬)エビデンス(証拠)コンプライアンス(法令順守)サステナビリティ(持続可能な)シナジー(相乗効果)ジャストアイデア(その場で思いついたこと)シンギュラリティ(技術的特異点)スキーム(事業計画)ダイバーシティ(多様性)パラダイム(模範、典型) これらはビジネス用語のほんの一部ですが試しに、これらすべてのビジネス用語をつかって短文を作ってみまし…
本日のテーマは高年齢雇用継続給付についてです。 今回はどこかがどう改悪されているのか並べてみました。 旧制度 賃金低下率 支給率61%以下 賃金額の10%61%75%未満 賃金と給付額が75%を超えない範囲で設定75%以上 不支給 新制度賃金低下率 支給率64%以下 賃金額の10%64%75%未満 賃金と給付額が75%を超えない範囲で設定75%以上 不支給 まあとにかくもらえるものが減っていきます。 そしてこの高年齢雇用継続給付段階的に縮小されていってゆくゆくは廃止になる予定です。 2025年はその段階的縮小の第一弾 つまり私が高年齢者になるころにはとっくに廃止されていることでしょう 世知辛い…
本日のテーマは高年齢雇用継続給付についてです。 高年齢雇用継続給付とは雇用保険法に定められている給付のことです。 超簡単に言うと60歳から65歳までの間において60歳到達時に比べて、賃金が低下したら給付金を支給して補填してくれるというもの 給付には2種類あり高年齢雇用継続基本給付金と高年齢再就職給付金があります。 基本手当をもらってない場合は高年齢雇用継続給付金をもらっている場合は高年齢再就職給付金受給できます。 おそらく一番多いのは60歳で定年して再雇用でそのまま継続雇用されて賃金が低下したので申請だと思います。 で何がどう改悪されるかというと 支給率が改悪されます。 でいつから改悪されるか…
本日のテーマは高年齢者雇用安定法の法改正事項についてです。 労一の壁というタイトルでやってるのでたまには労一にちなんだことも書きます。 2025年4月1日から高年齢雇用安定法が改正され65歳までの雇用確保がすべての企業に義務化されます。 ポイントは「すべて」のです。 今までも義務ではありましたが年金の支給開始年齢の段階的引き上げに合わせて対象者を限定することができるいわゆる経過措置が取られていましたが2025年4月からこの経過措置がなくなります。 65歳まで定年が義務化されると思われがちですが、そうではありません。 まず、高年齢者雇用安定法では定年の年齢を60歳未満に定めることはできないと定め…
いつの間にか衛生管理者試験が東京でも受けれるようになっていた・・・
本日のテーマは衛生管理者試験についてです。 衛生管理者とは労働安全衛生法において定められている、労働環境の衛生的改善と疾病の予防処置等を担当し、事業場の衛生全般の管理をする者のことであり 安衛法が試験範囲になっているため社労士試験との相性は良く社労士試験受験生が腕試しとしてよく受けたりします。 この衛生管理者は従業員50人以上なので会社の総務部の人間が会社から受けさせられるのがあるあるです。 そんな衛生管理者ですが受験会場が関東の場合は関東安全衛生技術センターといって千葉の山奥にあります。 私も1年ほど前に受験したのですが行きのバスの中で一体どこに連れていかれるのか・・・と不安になりました。 …
本日のテーマはフレックスタイム制です。 そんな憧れのフレックスタイム制ですがもちろんデメリットもあります。 それはコミュニケーションを取るのが難しいということということ 出勤時間がバラバラになるため全員が同じ時間に職場にそろうことが難しく(コアタイムがない場合) チームワークの低下情報共有の遅延が発生します。コミュニケーションを円滑にするためにチャットツールの導入などの措置を講じる必要があります。 とまあここまでは月並みの意見ですが一番のデメリットはこれです 寂しい!! 私もフレックスタイム制フルリモートの勤務を経験していますが正直寂しかったです。 独身の一人ものは平日職場しか人との繋がりがあ…
本日のテーマはフレックスタイム制です。 始業と就業の自分で決めることができる夢のようなフレックスタイム制 しかし、前ならへ右へならへの日本人には結構難しい そんなフレックスタイム制がなかなか根付かない我がジャパンですが相性のいい業界もあります。 フレックスタイム制と相性のいい業界ランキング第1位それはIT業界ですまあこれは想像つきますね IT業界はリモートワークも進んでいますしプログラマに関しては時間でなく成果に対して報酬を払うという構図が分かりやすいですからね そして2位は金融・保険業です。女性比率が高く育児と両立しやすいようにフレックスタイム制を導入している企業が多いみたいです。 3位が電…