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【あらすじ&ひとりごと】 京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズ第六作『塗仏の宴 宴の支度』。 前編にあたる作品です。 本作もシリーズを通して関わってきた個性ある登場人物たちが、それぞれ異なる場所で、また異なった事件に巻き込まれていきます。 そして、背後に隠れた謎が徐々に明らかになり、すべてが関係している事実に繋がっていきます。 文士・関口は、戦前存在していた村・静岡県韮山山中の消えてしまった「戸人村(へびとむら)」を探してほしいと依頼される。 地図や記録、近隣住民の記憶もない、すべてが抹消された村。 関口は現地に赴き、地元警官と、そこで出会った郷土史家・堂島とともに「戸人村」のあった場所を訪れ、ある…