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ワンネスを知らないスピリチュアル好きの人はいないと思いますが、普通の人はほとんど知らないと思います。私は20数年前にワンネスディクシャをたくさん受けました。ワンネスとはすべては一つということで、地球全人類一つだということです。このことは、それからさらに20数年前の20才の時にクリシュナムルティを読んで知っていました。ごく普通の一般の人達から見れば実体のないものであるため、何十年経っても世の中に全く広がり...
私たちの人生に起こる不満は、様々な問題を提起したり、何かを探求したり、厳密に調べたり、何が現実であるか、何が真理であるか、人生において何が必要なのかを見出したりするのに、必要不可欠なものではありませんか? 学生時代には、このような激しい不満を私も抱いていたかもしれません。しかしその後良い職に就くと、この不満はどこかへ行ってしまいます。 私は満足し、家族を養うために必死になって働きます。生計を立てていかねばならないのです。すると不満は鎮まり、砕かれてしまいます。 私は人生の様々な出来事に満足している中途半端な存在となり、不満も持ちません。しかし不満の炎は、最初から最後まで絶やされてはならないので…
みるみるうちに…まわりに広がる雨粒。 静かな草の傍らで騒然とした音を出す金属のフェンスや建具。 雑草だらけの庭の片隅に見え隠れするガボチャの花。 夕方の終わりに降り注ぐ雨とその余韻がもたらす景色。 **** 何かをその前と後とに区別し、始めと終わりと名付けること。 それはただ...少しだけ草が伸び、少しだけ花を咲かせただけなのに... 人は過去(記憶)からそのイメージから眺め、比較し、最後は...言葉にして忘れてしまう。 ...疲れた...そう嘆くたびに、吐き出された自分の言葉に甘え、無神経な行動を何度も正当化するたびに、 ふと...そういう自分の姿に気づくたびに...ハッと驚き、つい逃げ出し…
未知の挑戦に臆病になっていく。 予期せぬ出来事が...全て不安やリスクとして、得体のしれない恐怖として自分に襲いかかってくる。 はたして自分は、新しい何かに挑戦できるんだろうか輝くあの場所にふさわしい存在だろうか。...次々と生まれては、消えていく思考が...経験したこともなく、決して知るはずもない未来やそれへの不安を...大きく膨らませていく。… その不安は...目の前に置かれたあの花瓶のようにものすごい存在感を放ち始め、やがて巨大な恐怖として自分を圧倒する。 そしてその恐怖に…その不安と不快感に…思考は必然的に間違った問いを連れ込む。 あの巨大な恐怖に立ち向かう時間や気迫が、その全てである…
決して解決できそうになかったあらゆる問題が…今となってはちっぽけでそして美しく、愛おしく見えてくる。
保育園最後のお迎えのために、久しぶりに昼下がりの電車に乗る。事務所の窓越しとは異なる眩しさが、花束のような鮮やかな赤と緑が、水色の空を背にして放つ存在感。その全てが流れゆく窓際で、互いを見つめ合うカップルの瞳に浮かぶ笑みと期待。 ...がたんごとん。 ...がたんごとん。 優しい沈黙の後に突然広がる壮大な海に...喜ぶ背中と絡み合う手。ロマンチックな何か、いつもの日常とその反対の何か...そして偶然それらを分かち合う今ここにいる人々の存在感...その全てが赤い電車の中で、果てしなく広がっていく。 あの二人も…いずれ結婚をし、互いの道を行くのだろう。もしくはどちらも一人で生きていくことを選択する…
スーツの上に降り注ぐ日差し。キラキラ輝く子供たちの笑顔。校庭の片隅に静かに咲いた花。 「来賓客様用」... ガラガラの駐車場を後に遠くのグラウンドに並ぶ砂埃の車と車。 入学式と書かれたパネルに群がり、順番を待つ子どもと親。 どこか懐かしい古びたスーツをぎこちなく身にまとう緊張感と未知の何かに目を光らせる瞳。 小1の壁。小4の壁。中学受験。育児と仕事の両立... 不安だらけの未知の何かに顔を曇らせる親の遠い視線。 同じ不安、同じ居心地悪さが、言葉にできない悲しみが、生み出す不思議な一体感。... 「ご入学おめでとうございます」 あちらこちらから聞こえるお祝いの言葉の先に、書類を片手に流れ込む親を…
...波が打ち寄せる渚で、砂が消えては現れるその曖昧な境界線で... ズボンを巻き上げて靴を脱ぎ裸足になる。...五本の足の指に...当たっては引いていく感覚。 遠くで響き渡たる波が耳元で弾け...それから全ての音を消し去る感覚。 冷たい、温かい...力強い波の後に感じる、ふわっとした感覚。... 注意深くいること。 波が打ち寄せる渚で...自分の感覚に耳を傾けること。 日々の浮き沈みのように、全身に襲いかかる海風のように目の前に広がる今を…あらゆる感覚と共に眺めること。 終わりの無いその繰り返しを限りある生の中で眺めること。 幸せ、喜び。悲しみ、怒り。そして不安。 注意深くいることは...自…
… 人生をどう生きますか? もし誰かにそう聞かれたら、あなたはどう答えますか? 「いきなり難しい質問だね」「ありのまま、人ぞれぞれ生きればいい」「そんなに深く考えるな」…その問いが放つ空気、自分の中の抵抗…その不快な違和感から…問いをまっすぐ眺めることなく、ただ頭に浮かぶ言葉を並べますか? 自分の経験を、その経験がもたらした自分の生き方を肯定する(正当化する)…どこか懐かしい物語を始めますか?…それとも、その反対のこと、自分の失敗やその痛みや無数の傷からなる、その立派な信念を雄弁に語りますか? … 人生をどう生きますか? 息が詰まりそうなその質問に…あなたはどう答えますか? 誰にとって一度きり…
Q) 生の意義は何でしょうか。 生の意義は生きることです。 恐れがあるとき、生全体が模倣、まねすることの訓練をされているとき、私たちは本当に生きているのでしょうか。生は生きるに値するのでしょうか。 権威に付いていくなかに、生きることがあるのでしょうか。あなたが誰かに付いていくとき、あなたは生きているのでしょうか。たとえそれが最も偉大な聖人や政治家、もしくは学者であっても、です。 あなたは自分自身の道筋を観察するなら、あなたは誰かしらに付いていくことしかしないことが、 分かるでしょう。この付いていく過程が、「生きること」と呼ばれるものです。そしてあなたはその終わりに「生の意義は何でしょうか」と言…