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No.041 ヒメオニハゼ (Tomiyamichthys alleni)
英名:Allen's shrimpgoby 撮影日時:2001-05-01 撮影場所:バリ島・トランバン(沈船) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 伊豆以南の、西部太平洋に分布する。 体はオニハゼに似ているが、背鰭の第1棘と第2棘が伸長するため、見分けることは容易である。 写真は雌で、雄の背鰭は、さらに長く伸びるらしいが、残念ながら、私は見たことがない。 下の写真は、かなり伸びているほうだが、これも雌だと思われる。 撮影日時:2001-10-14 撮影場所:柏島(竜の浜) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン というのも、『新版 日本のハ…
No.040 オニハゼ属の1種4 (オニハゼ属(Tomiyamichthys sp.)
撮影日時:2001-10-17 撮影場所:柏島(後浜3) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 『新版 日本のハゼ』に、オニハゼ属の1種-4として掲載されている。 柏島以外にも、あちこちにいるようだが、まだ、学名も和名もなく、研究者が新種記載してくれるのを、待っている状況である。 このときは、台風が接近していて、ひどくうねっており、なかなか辛いダイビングだった。 海が荒れていると、ハゼの出も良くなく、これといった写真が撮れていない。 せっかく見つけてもらった、このオニハゼspも、背鰭が開くのを待ち続けたが、結局開くことはなかった。 ブログ村ランキングに、参加しています…
海の下から見る空が好き。 太陽サンサンのもと、沖縄北部では珊瑚たちがもりもり育ってます🪸🪸 この日は波がなくてつるぺたな海面でした。 きれいに雲が写ってます。 「わたしの好きな場所」 伊平屋島「太陽の恵み」 伊平屋島 イソバナにて「マーメイドラグーン」 伊平屋島 イソバナにて「トウアカクマノミのおうち」 沖縄北部 イシキリ tg5+魚眼でとってます ストロボなし。ライトなし。 ストロボほしいいいい。 ライトほしいいいい。 でもお金なあああい。笑 加工スキルない上ズボラなので、無加工です。 OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 ブラック 1200万画素CM
ふつう野生の生き物っていうのは 人間が来たら一目散に逃げ出すのですが 慶良間のウミガメたちは別物です!🤣 海の中にダイバーがいるのが日常すぎて気にもしません! ダイバーがいくら近づこうと関係なしです😚 がおー!!カメラ目線のウミガメ𓆉 ウミガメちゃんたちってシルエットが神なんですよねー! 泳ぐ姿は優雅すぎて何回見ても癒されます🙆♀️ もちろん逃げる個体ちゃんもいますよー! ていうか沖縄でも慶良間以外の個体は結構本気で逃げてる印象強いです! 本気で泳いでる時めっちゃ早くて笑います!これぞ野生! なによ?? 個体によって色も模様も綺麗好きかどうかとか性格とかもちがって
こんにちは〜! 人生の息抜き、癒しはダイビング! 水中で無重力しているときがいちばーんしあわせなおこめです。 今回はわたしの人生においてかかせないダイビングを振り返って記録! ダイビングという存在に気付き、ライセンスをとるまでを振り返りたいと思います。 ちなみにマガジンのトップにもしているこの写真は、念願のウミガメと初めてツーショットを撮ることができた思い出の一枚です! この時の嬉しさといったら!!! 言葉に言い表すことができないくらい! しかもわたしのおおきな鼻が隠れて盛れてる上に泡までぷくぷくして可愛いという!! 別ショット!嬉しそうにウミガメを見つめてる😍 かっんわい
No.039 オニハゼ (Tomiyamichthys oni)
英名:Monster shrimpgoby 撮影日時:2001-08-16 撮影場所:水納島(イエローフィッシュロック) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 東伊豆の川奈から、南国のサンゴ礁まで、非常に分布域が広い。 上は、沖縄の水納島の写真で、白いサンゴ礁に合わせて、白っぽい体色をしている。 あまりハゼの見つからないポイントで、しかも、この年は他のポイントでもオニハゼがやたら少なかったが、見つけたこの子は、サービス満点で、鰭を全開にしてくれた。 撮影日時:2002-04-14 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ 1.4倍テレコン…
No.038 オニツノハゼ (Tomiyamichthys smithi)
英名:Smith's shrimpgoby, Redeyed shrimpgoby 撮影日時:2019-04-23 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 肘まで埋まるような泥地に棲み、エビと共生する。 最初に存在を知ったのは、ダイビング雑誌か何かに、西表の海にいると紹介されたときだ。 そのときは、確か40mを越えた水深だった記憶があり、とても行けないと思ったのだが、セブでは、20m以浅で見ることができる。 写真の個体は、棘がちょっと短いのが残念だが、これまで、全身を出して臀鰭まで見せてくれたのは、こ…
今回最大の目的の海の中での撮影。 実は3年くらい前に水中カメラ買ったのだけど、ずーーっと使う機会がなく、ようやく迎えたデビューのとき。結論からいうと、ぼくのカメラはデビュー出来なくてショップで借りて撮ったんだけどさ。 最 ...
No.037 ウシオニハゼ (Tomiyamichthys russus)
英名:Blacktip shrimpgoby, Ocellated shrimpgoby 撮影日時:2002-03-12 撮影場所:パラオ(PPRビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 手をつくと、肘まで潜るような、軟泥地に棲み、エビと共生する。 『新版 日本のハゼ』によれば、ウシオニハゼという和名は、やや太めの体形と、胴体にある大柄の暗色班を、ウシに見立てたものであるという。 第1背鰭に、黒斑又は眼状斑があるとされているが、出会ったことのあるウシオニハゼは、なぜかどれも、背鰭を畳んでおり、確認したことがない。 尚、ここからは、オニハゼ属になる。 かつては、ホ…
No.036 オドリハゼ (Lotilia klausewitzi)
撮影日時:1998-08-11 撮影場所:石垣島(竹富島ヨスジの根2) 撮影器材:Nikon F4+ 100マクロ x 2倍テレコン 英名:Dance shrimpgoby 透明度のいいサンゴ礁の、オーバーハングになった、白い砂が溜まっているようなところに棲んでいる。 その名の通り、踊るような仕種が可愛くて、白黒の美しい模様と相まって、ダイバーに、人気のあるハゼである。 但し、かなり臆病で、一度引っ込むと、出てくるまで待つのに、かなり根気が必要だったりする。 体の数倍のサイズのエビを従え、胸鰭をカヌーのパドルのように動かして、巣穴の前で、ホバリングしている。 オーバーハングに巣穴があることから…
No.035 レッドマージン・シュリンプゴビー (Amblyeleotris rubrimarginata)
撮影日時:1997-01-07 撮影場所:マブール(パラダイス3) 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ 英名:RED-MARGIN SHRIMPGOBY アークフィン・シュリンプゴビー(A. arcupinna)、マスクド・シュリンプゴビー(A. gymnocephala)、メタリック・シュリンプゴビー(A. latifasciata)の3種と合わせ、マブールで人気の出た、外人ダテハゼ属である。 この4種は、棲んでいる環境も似ていて、どれも、サンゴ礁のがれ場で、エビと共生する。 ただ、前3種は、単独のことが多いが、本種は、ペアでいることも、結構多いようだ。 英名のレッドマージン…
ヤマブキハゼ (Amblyeleotris guttata)
撮影日時:1998-08-26 撮影場所:石垣島(マンタスクランブル) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン サンゴのがれ場などで、エビと共生する。 但し、セブでは、泥地に近いところにも棲んでいた。 ペアになっているところは、見たことがない。 それほど個体数は多くないが、警戒心は弱く、見つけてしまえば、比較的容易に近づける。 撮影ポイントは、マンタで有名な、石垣島のマンタスクランブル。 ガイドさんが、他のお客さんたちを連れてマンタを探して泳ぎ回っている間、船を繋留しているアンカーの下で、撮影したもの。 下の写真は、幼魚で、模様は成魚と殆ど変わらない。 撮影日時:201…
メタリック・シュリンプゴビー (Amblyeleotris latifasciata)
撮影日時:1998-01-05 撮影場所:マブール(ヨシポイント) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン マブールで、その派手な模様とメタリックの光沢が話題になり、一時、熱狂的に人気が出た。 ハゼブームが沸き起こる、一端を担ったと言ってもいいほどだ。 フィリピン、インドネシア、マレーシアといったサンゴ礁域の、比較的目の粗い、小石混じりの環境に棲み、日本にはいない。 種小名の"latifasciata"(ラチファスキアータと読む)を調べてみたところ、"lati"は、幅とか広いという意味で、"fasciata"は、横縞を指すらしい。 fanseab.my.coocan.j…
ミナミダテハゼ (Amblyeleotris ogasawarensis)
撮影日時:2001-08 撮影場所:水納島 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ ヒメダテハゼほどではないが、普通種。 サンゴ礁の、小石混じりの綺麗な砂地に棲んでいることが多い。 眼の下に、赤褐色の垂線(下向けに垂直に降りていく線)があるのが、最大の特徴である。 胴体に、5本の横縞があり、尾鰭には、U字形の6本目の縞がある。 尚、『新版 日本のハゼ』にある、「第1背鰭の基底中央に半円形の赤色小斑紋」というのが、最初はよくわからなかったが、下の写真の、矢印の先にある模様を指すものと思われる。 『新版 日本のハゼ』には、「単独でエビと共生する」とあるが、ペアでいることも結構あるようだ…
マスクド・シュリンプゴビー (Amblyeleotris gymnocephala)
撮影日時:2019-12-08 撮影場所:セブ・マクタン島(マイタケガーデン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) 小石混じりから泥地まで、様々な環境に棲息している。 香港以南の西部太平洋からインド洋にかけての、広い範囲に棲息するが、日本にはいないとされているため、和名はない。 眼の後ろから鰓にかけて、胴体と平行な黒線があり、他のダテハゼとの区別は、かなり容易い。 また、あまり知られていないが、下の写真のように、顎の下から鰓にかけて、赤っぽい線がある。 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ島(RSC) 撮影器材:Canon E…
マスイダテハゼ (Amblyeleotris masuii)
謹賀新年 撮影日時:2019-04-19 撮影場所:セブ島(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ (フルサイズ96mm相当) 比較的深場の、泥地に棲む上に、これといった特徴がないこともあって、ダテハゼ属の中では、殆ど目立たず、名前も知られていないハゼである。 『新版 日本のハゼ』には、特徴として、「横帯が比較的細く、間隔が離れていることと、その間に不規則な網目模様があること」とあるが、かなり接近しないと、判別できない。 また、下の写真のように、背鰭の上縁に赤黒い斑点がある個体もいるが、上の写真のように、斑点がない(或いは写真でもわからない程薄い?)…
(仮称)ヒレナガダテハゼ (Amblyeleotris neumanni)
撮影日時:2019-04-197D(60)6516色T 撮影場所:セブ島(ボードウォーク前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ ヒレナガダテハゼというタイトルになっているが、前に(仮称)とあるように、セブのダイビングサービスで呼ばれている、仮の名前である。 日本からは、今のところ発見されていないこともあり、和名はまだない。 加えて、英名もつけられておらず、FishBaseでも、学名で呼ばれている。 www.fishbase.se ヒレナガダテハゼという名前の通り、第1背鰭の棘が、派手に伸びている。 ただ、よくよく見返してみれば、ダンダラダテハゼの雌の背鰭とよく似通…
撮影日時:2000-08 撮影場所:沖縄本島(砂辺) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 上の写真で、ヒメダテハゼの背中についているのは、キヌハダスミゾメウミウシというウミウシである。 偶然ついたわけではなく、鰭に付着して、鰭条や鰭膜を食べる、寄生者である。 ヒメダテハゼのみならず、他のダテハゼ属や、シノビハゼ属にも寄生する。 ハゼの巣穴に潜り込み、巣穴の天井から落ちて、背鰭にくっつくという話を聞いたことがあり、ゾッとしたが、今にしてみれば、これは地上における蛭の行動からの類推に過ぎないのではないかと思えてくる。 というのは、背鰭だけではなく、あらゆる鰭 (尾鰭、胸…
【ヒメダテハゼ】(Amblyeleotris steinitzi)その1
撮影日時:2001-05-03 撮影場所:バリ島トランバン(沈船) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 2倍テレコン 南西諸島から南方のサンゴ礁域では、ダテハゼ属の中では、最もよく見かける種である。 小石やがれ場などの、比較的水の綺麗な場所に多く棲み、泥地にも棲めないことはないが、数は少ない。 また、南西諸島以南以外に、高知県、和歌山県、伊豆大島、八丈島などからも報告があるようだが、これらの地には、形状や生態がよく似たダテハゼが多い。 四島やその周辺ではダテハゼ、南西諸島以南ではヒメダテハゼというように、棲み分けているようだ。 あくまでも私見だが、もしかすると、かつては同種だった…
ハチマキダテハゼ(Amblyeleotris diagonalis)
撮影日時:2002-09-30 撮影場所:柏島(竜の浜) 撮影器材:Canon EOS-5 + 100マクロ 眼の下に、顔を一周する黒褐色の細い線があるため、他のダテハゼ属との見分けはつきやすい。 和名は、この細い線を、ハチマキに例えたものだろうと思われる。 ただ、人間の場合で考えてみれば、ハチマキは眼の上を通っており、線があるのは、ヤクザ映画で見るような、頬の向こう傷に近いかもしれない。 面白いことに、このハチマキは、完全に顔の後ろを一周しているわけではなくて、頬と頭の境目でわずかに切れている。 撮影日時:2018-12-11 撮影場所:アニラオ(ロナルドガーデン) 撮影器材:Canon E…
学名:Amblyeleotris fontanesii 撮影日時:2018-05-16 撮影場所:セブ(RSN) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ 和名のニュウドウというのは、通常は僧侶のことだが、この場合は、大入道から来たものと考えられ、体が大きいことを表わしている。 その名の通り、ダテハゼ属の中でも、一番大きなハゼである。 図鑑には、最大体長20cmほどとあるが、実際に海の中で出会うと、遥かに大きい印象で、30cmくらいあるように思える。 地面から、太い棍棒が、ヌウッと突き出ているようなイメージだ。 砂地に棲むことの多いダテハゼ属にしては珍しく、手をつくと肘…
ダンダラダテハゼ (Amblyeleotris periophthalma) その2
撮影日時:2020-03-057D 撮影場所:バリ島・ムンジャンガン(タンジュン・バル) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン 『新版 日本のハゼ』によれば、上の写真は、雄。 背鰭から棘が突出しておらず、どの棘も同じような高さになっている。 さて、和名のダンダラとは何かと、ネットで調べてみたが、出てくるのは、新選組の段だら羽織が大半だった。 山形を並べた模様を、段だらと呼ぶそうだ。 ja.wikipedia.org テントウムシの仲間に、ダンダラテントウというのがいて、この名前は恐らく、ここから取ったのだろう。 www.nature-engine…
【Blue +✖️INGRID】水中写真愛好家とアーティストINGRIDのコラボレーション。写真とアートで表現される〈水の世界〉
水中写真家・鍵井靖章さんが中心となり水中写真愛好家の作品を集めた写真展【Blue+】今回はカラーペインターアーティストINGRIDとコラボレーションでした。写真
ダンダラダテハゼ (Amblyeleotris periophthalma) その1
撮影日時:2001-10-14 撮影場所:柏島(竜の浜) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ x 1.4倍 x 2倍テレコン ダテハゼ属の中では、派手な模様をしており、オレンジ色に近い横縞は、海の中でも、結構目立って、一瞬、珍しいハゼかと思って、泳ぎが止まってしまうことがある。 雌は、上の写真のように背鰭の棘が伸びており、もっと人気が出てもいいと思うのだが、ハゼ好きの中でさえ、なぜか、殆ど話題になることはない。 稀種というほど珍しいわけではなく、かといって、どこにでもいるというほど、普通種でもないという、中途半端な立ち位置のせいかもしれない。 (続く) ブログ村ランキングに、参加して…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その3
撮影日時:2002-10-04 撮影場所:柏島(後浜4) 撮影器材:Canon EOS-5+100マクロ ダテハゼは、沖縄からも観察されているが、あくまでもレアケースであり、観察例の大半が、千葉から柏島の間となっている。 これは、ダテハゼのほぼ南限に近い、その柏島で撮影したもの。 後浜の4番ブイという、ホタテツノハゼなどの共生ハゼがいるポイントで、なぜダテハゼを撮っていたのかと言われそうだが、恐らく、狙っていたハゼを引っ込ませてしまい、出待ちのときに撮ったのだと思う。 このときは、100mmマクロをつけたカメラと、100mmマクロに1.4倍テレコンをつけたカメラを、2台持って入っており、フィル…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その2
撮影日時:2001-05-27 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 1.4倍テレコン 川奈ビーチは、水深1桁の浅い岩場と、岩場から小さな崖を降りた、水深8-15m程度の、砂泥地とから成っている。 大半のダテハゼは、崖を降りた水深8mくらいのところに棲んでいるのだが、この個体は、崖の上の岩場にいた。 巣穴の近くに来た、他のダテハゼ(右上)を追い払ったり、口を広げてこちらを威嚇したりと、なかなか活発なハゼだった。 ダテハゼの種小名は、japonicaである。 ジャポニカではなく、ヤポニカとよむらしい。 もちろん、日本にちなんだ名前であり、恐らく最初の標本が、日本…
ダテハゼ (Amblyeleotris japonica) その1
撮影日時:2000-06-10 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Nikon F4 + 50mmマクロ x 1.4倍テレコン ダテハゼ属の大半は、熱帯に適応した種で、成魚の北限は、柏島、和歌山、伊豆諸島くらいまでである。 ところが、このダテハゼは、北方まで棲息範囲を広げており、伊豆や千葉にもいる。 なので、伊豆や千葉で、ダテハゼ属特有の横縞模様を持つ成魚のハゼを見たら、ほぼダテハゼと考えてよい(幼魚は、伊豆まで流れつくことが、結構ある)。 IOP、富戸などにも勿論いるが、川奈のビーチには、非常に大きな個体が多数棲んでおり、初めて見たときは、驚いた。 (実物を見たことはなかったが、)ニュウドウ…
ズグロダテハゼ (Amblyeleotris melanocephala)
撮影日時:2001-10-16 撮影場所:柏島(サルガウド) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコンx1.4倍テレコン 水深:35m 頭部が黒いから、ズグロ(頭黒)ダテハゼ。 学名の、melanocephala”という種小名もまたギリシャ語で頭が黒いという意味だそうである。 www.kochi-u.ac.jp 横縞は3本しかなく、水の中でもわかるくらい黄色かったと、ログにある。 柏島では、水深35mと、かなり深いところにいた。 このときは、100mmマクロレンズに、2倍と1.4倍のテレコンを2段重ねにしており、合計の焦点距離が、何と300mm。 ピント合わせには苦労していた…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その4
撮影日時:2017-07-18 撮影場所:水納島(ケーブル) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン 前述したように、クビアカハゼは、周囲に岩や石があるところに、巣穴を作る。 そして、その岩や石につかまるようにして、眼の位置を高くして、周囲を監視する。 甚だしきは、上の写真のように、90度を越え、オーバーハングに挑戦するボルダーのような姿勢でいたりもする。 それでいて、写真のように、共生エビの触角は、しっかりとハゼの体に触れているから、器用なものだ。 先述のアークフィン・シュリンプゴビーも、石につかまって見張りをしている個体はいたが、 それに拘るわけではなく、下のように、完全に平…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その3
撮影日時:2000-07-18 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン これも柏島のクビアカハゼで、おそらくは雄。 ヤノダテハゼの写真と同様に、シャッタースピードをかなり落として、海の色を出したもの。 kasurihaze.hatenablog.com たぶん、1/30か、もしかすると1/15くらいまで、落としたかもしれない。 鰭も目一杯広げてくれて、結構、お気に入りの1枚。 せっかく、これだけ鰭を広げてくれたのだから、もっと露出を変えて、色々なショットを撮ればよかったものを、この1枚しかない。 恐らく、フィルムが、最後の1枚だったのではないかと思…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その2
撮影日時:2001-10-2030 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン 『新版 日本のハゼ』によれば、こちらが雄らしい。 前日の写真の前年の、ほぼ同じ時期に、同じポイントで撮ったもの。 実は、手持ちのクビアカハゼの写真は、柏島が圧倒的に多い。 柏島まで行って、クビアカハゼを、わざわざ狙ったわけではない。 クビアカハゼが好む環境があるということもあるが、柏島は何しろポイントが深いので、深場で撮影後、浅場に上がって来て、安全停止の時間が長くなる。 加えて、深場では滞在時間が短いため、フィルムが消費しきれず、余った時間で被写体を探していたら、こうなっ…
クビアカハゼ (Amblyeleotris wheeleri) その1
撮影日時:2002-10-03 撮影場所:柏島(後浜1) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン ダテハゼ属の中では、かなり普通種に近い。 胴体の模様が独特なので、一目でわかる種でもある。 『新版 日本のハゼ』では、生息水深3-30mとなっているが、どちらかと言えば、5-10mくらいの浅場で目立つ。 岩場に近い場所を好み、何もないような白い砂地にいる場合でも、実は巣穴のすぐ脇には岩があって、そこに登っていたりする。 これまで意識したことがないが、『新版 日本のハゼ』によれば、雌雄で、模様が微妙に違っている。 この写真は、雌のようだ。 胴体の模様だけでなく、腹鰭・臀鰭・尾鰭も…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その5
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン ヤノダテハゼという和名は、矢野維幾氏という、西表島の有名なガイドさんの名前に、ちなんでいる。 また、その学名であるyanoiも、矢野氏にちなんでつけられている。 矢野氏というのは、『決定版 日本のハゼ』と『新版 日本のハゼ』に掲載されている、写真の大半を撮った人物で、日本のダイビング界におけるハゼウォッチングの、はしりとも言うべき人である。 学名を、人の名にちなんでつけるのを、献名という。 和名の場合も、献名と言うかはわからないのだが、ここではどちらも献名と呼ぶこと…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その4
撮影日時:2016-07-19 撮影場所:水納島(第1ブイ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 x 2倍テレコン(200mm相当) ヤノダテハゼは、尾鰭が見えないと、他のダテハゼ属と見分けがつかないという話をしたが、水中で実際に見ると、上のような感じである。 コンデジのTG-4で撮影したもので、周囲が明るくて、ストロボが殆ど発光しておらず、横縞が、かなり暗く見える。 慣れていないと、ヒメダテハゼやミナミダテハゼと間違えても、不思議ではない。 これが、ライトを当てると、下のような感じに見える。 横縞が、黄色っぽい薄い色合いをしていることから、少し慣れた人なら、ヒメダテハゼでもミナミダテハゼでも…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その3
撮影日時:2002-08-16 撮影場所:水納島(コーラルガーデン) 撮影器材:Nikon F4+100マクロ x 2倍テレコン 前述したように、ヤノダテハゼは、ヤシャハゼなどと同じく、サンゴ礁の透明度の良い白い砂地に棲んでいる。 日本で透明度の良い白い砂地と言えば、慶良間と奄美が有名だが、沖縄本島の沖合いにある水納島も捨て難い。 15m以浅とかなり浅いところに、白い砂地が広がっていて、タイミングが合えば、ヤシャハゼもヤノダテハゼも、撮り放題である。 この島には、ダイビングサービスが1件だけあり、減圧症になる前も、減圧症から復帰したときも、非常にお世話になったが、廃業してしまった。 写真は、そ…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その2
撮影日時:2000-07-21 撮影場所:柏島(後浜1.5番ブイ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロx2倍テレコン 何度も言うように、ヤノダテハゼとオーロラ・シュリンプゴビーは、尾鰭の模様が違うくらいで、非常によく似ている。 (厳密に言えば、オーロラは目の下に赤い帯があるが……) 同じ地域に棲んでいれば、ややこしくてしょうがないだろうが、分布域をみれば、インドネシアのスンダ列島を境に、オーロラはインド洋、ヤノダテは西太平洋と、見事に棲み分けている。 オーロラを呼ぶときに、「ヤノダテのインド洋版」と呼ぶ人もいる。 (出典:FishBase) 恐らくは、最初は同一種だったものが、地殻変…
ヤノダテハゼ (Amblyeleotris yanoi) その1
撮影日時:2020-03-10 撮影場所:バリ(ムンジャンガン島・POS1) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロx1.4倍テレコン 西にオーロラ・シュリンプゴビーあれば、東にはヤノダテハゼあり……というわけではないが、かなり似ているハゼである。 どちらも、ダテハゼ属の中では、極端に派手な、尾鰭の模様をしている。 ヤノダテハゼの尾鰭を、炎のような模様と言う人もいるほどだ。 この尾鰭が写っていないと、ただのダテハゼと見分けがつかないのは、オーロラと同じである。 60マクロx1.4倍テレコンというのは、ちょっと変わった組み合わせで、60x1.4で84mmになる。 EOS7…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その2
撮影日時:2000-02-12 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) オーロラ・シュリンプゴビーは、写真のように、サンゴ礁の白い砂地に棲んでおり、パートナーは、ほぼ100%の確率で、コトブキテッポウエビと決まっている。 コトブキテッポウエビは、自身が紅白の絢爛な姿をしている上に、美しく派手なハゼ(ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ等)とのみ、共生する。 そのため、ハゼだけでなく、エビを上手に絡ませることで、非常に写真映えする姿になる。 話かわって、オーロラ・シュリンプゴビーという名前は、学名のauroraか…
オーロラ・シュリンプゴビー (Amblyeleotris aurora) その1
撮影日時:2000-02-09 撮影場所:モルジブ(ヴィラメンドゥ・ハウスリーフ) 撮影器材:Nikon F4 + 100マクロ(2倍テレコン) このオーロラ・シュリンプゴビーは、インド洋にしかいない(もちろん、日本にはいない)、共生ハゼである。 日本で言えば、ヤノダテハゼが近縁ではないかと思う。 特徴は、何と言ってもその尾鰭のド派手な模様で、逆に言えば、この模様が写っていない場合は、他のダテハゼ属とあまり変わらない。 従って、オーロラ・シュリンプゴビーを撮るときは、尾鰭が巣穴の外に出ているものを狙わないと、意味がないと言えよう。 写真は、モルジブの、ヴィラメンドゥというリゾートの、ダイビング…
アークフィン・シュリンプゴビー(=ダテハゼ属の1種4)(Amblyeleotris arcupinna) その2
撮影日時:2018-12-14 撮影場所:アニラオ(バブルス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ ダテハゼ属というのは、どれも比較的よく似ている。 その中でも、アークフィン・シュリンプゴビーは、さほど特徴的な模様をしているわけではないが、個体によっては、上のように背鰭の青い模様が非常に綺麗なものがある。 写真はアニラオで撮ったもので、水中でも模様が目立っていた。 それだけに、全身を出してくれなかったのが、残念。 アークフィンという英名は、学名のarcupinna(アークピンナ)から来たもので、弓形の鰭という意味がある。 どうやら、第1背鰭が弓形の弧を描いていると…
アークフィン・シュリンプゴビー(=ダテハゼ属の1種4)(Amblyeleotris arcupinna) その1
撮影日時:1997-01-07 撮影場所:マブール(イールガーデン) 撮影器材:Canon EOS-5+100マクロ これまで、共生ハゼのうち、イトヒキハゼ属のハゼたちを紹介してきた。 アイウエオ順ということもあるが、イトヒキハゼ属は、共生ハゼ属の中でもメジャーなファミリーで、十数種類という、比較的多いハゼたちを含んでいることもある。 その他に、十数種類以上の種を含んでいる、大きなファミリーとしては、ダテハゼ属、ヤツシハゼ属、オニハゼ属がある。 ここからは、最もメジャーなダテハゼ属を紹介していく。 図鑑などに、「エビとハゼの共生」として説明されているのは、このダテハゼ属が多い。 上の写真は、ダ…
ラグーン・シュリンプゴビー (Cryptocentrus cyanotaenia)
ラグーンというのは、砂州やサンゴ礁によって、外海から隔てられた水深の浅い水域のことであり、礁湖とか潟湖とか訳される。 外海から隔てられているから、水が入れ替わらず、大抵は泥が溜まって、泥ハゼの、いい住み処になる。 ラグーン・シュリンプゴビーは、その名前をもらっているだけあって、やはり泥地に棲むハゼで、ブチハゼと同じように、縦に作られた巣穴の中で、ホバリングしていることが多い。 しかも、ブチハゼよりもさらに臆病で、顔は常に出しているのに、結局、尾鰭まで出た写真は、1枚も撮ることができなかった。 ネットでもラグーン・シュリンプゴビーの写真は少なく、探した限りで尾鰭まで出ているのは、次の2つ。 pa…
ホワイトアイ・シュリンプゴビー(=イトヒキハゼ属の1種1)(Cryptocentrus sp)その3
撮影日時:2019-04-20 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ これまで、黄色と灰色の、ホワイトアイ・シュリンプゴビーを紹介したが、この個体は、その中間的な色彩を持っているもの。 全体的な色は黄色だが、灰色と同様に目の上が白く、うっすらと横縞も出ている。 また、背鰭は開いていないが、第1棘と第2棘の間に、黒い斑点がある。 ハゼでは、同じ種類でも、灰色と黄色の2色を持つ個体が、よく見られる。 しかしながら、1つの個体が色を変えるのか、それとも、黄化個体として生まれて死んでいくのだろうか。 ネットで調べてみたが、わからなかった。…
ホワイトアイ・シュリンプゴビー(=イトヒキハゼ属の1種1)(Cryptocentrus sp)その2
撮影日時:2019-04-23 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII 100マクロ 上が、黄色くない方の、ホワイトアイ・シュリンプゴビーである。 目の上部が、白くなっており、”ホワイトアイ”という英名の由来が、一目でわかるだろう。 『新版 日本のハゼ』によれば、これは雌だということだ。 一方、下が雄である。 撮影日時:2018-10-27 撮影場所:セブ(ボードウォーク前) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 違いは、背鰭の形状にある。 下に、上の個体の、背鰭のアップ写真を、載せてある。 この写真からわかるように、第2棘が長く伸びており、その後ろ…
ホワイトアイ・シュリンプゴビー(=イトヒキハゼ属の1種1)(Cryptocentrus sp)その1
撮影日時:2018-10-27 撮影場所:セブ(アクアバディズ・ビーチ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 本ブログでは最初に、イトヒキハゼ属の黄色いハゼを、まとめて紹介したが、これを紹介するのを忘れていた。 和名はないが、『新版 日本のハゼ』には、「イトヒキハゼ属の1種-1」(P330)として紹介されている、ホワイトアイ・シュリンプゴビー(White-eye Shrimpgoby)である。 英名の由来は、目の上半分が白いところから来ているが、この種の黄化個体にはそういった特徴が全くなく、他の黄色いハゼとの区別がつけにくい。 そもそも、他の種でも、黄色いハゼはどれもよく似ていて、区別がつけに…
ブチハゼ (Cryptocentrus inexplicatus) その2
撮影日時:2019-12-10 撮影場所:マクタン(マッドヘヴン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII 100マクロ 前日の写真とそっくりだが、タイムスタンプが、3分ほど空いている(こちらが後)ことから、恐らく、別の個体だと思う。 砂地に棲む共生ハゼの巣穴は、横向けに掘られているのが普通だが、ブチハゼを始めとする泥ハゼの巣穴は、この写真のように、縦になっていることが多い。 泥地で、巣穴の出口を横向けに作ろうとすると、天井が崩れてくるために、このように、縦に作るしかないのではないかと思う。 前日の写真の個体は、その巣穴の外側まで出てきて、横向けになっていたが、この個体は、巣穴の中でホ…
ブチハゼ (Cryptocentrus inexplicatus) その1
撮影日時:2019-12-10 撮影場所:マクタン(マッドヘヴン) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII 100マクロ 手をつくと、めり込むような、かなりドロドロの泥地に棲む。 浅場に多く、『新版 日本のハゼ』には、3m以浅とあるが、もう少し深いところにもいるという気がする。 背鰭の先端に、黒っぽい斑点があるのが特徴。 写真は、マクタン島の北東にある、エンガニョという半島を、セブ島側に回った泥ポイントで撮影したもの。 (続く) ブログ村ランキングに、参加しています。 応援、よろしくお願い致します。 ハゼの写真を、まとめて見たい方は、こちらをどうぞ。 kasuri-haze.sakur…
マウデズ・シュリンプゴビー (Cryptocentrus maudae)
撮影日時:2017-05-04164 撮影場所:セブ(アクアバディズビーチ) 撮影器材:OLYMPUS TG-4 シロオビハゼと、非常によく似ているのが、この、マウデズ・シュリンプゴビーである。 違いはと言えば、シロオビハゼは、体の背面が白い帯になっているのに対し、マウデズでは、途切れ途切れに数個の白斑となっていること。 棲んでいるところも、同じアクアバディズ・ビーチの、水深3-5m前後の浅場で、どうやって棲み分けているのか、不思議である。 今のところ和名はないが、『新版 日本のハゼ』のP540に、「イトヒキハゼ属の1種-3」として、沖縄本島の写真が紹介されている。 同書には、「日本産標本が得…
シロオビハゼ (Cryptocentrus albidorsus) その2
撮影日時:1998-08-08 撮影場所:石垣島(荒川Wアーチ) 撮影器材:Canon EOS-5、100マクロ シロオビハゼと言えば、黒いボディに、白い帯のこちらが典型的だろう。 大抵は、このように巣穴から頭だけを出しており、白い帯を見て、一瞬、オドリハゼかと、ダイバーをぬか喜びさせるタイプである。 また、最初に出会ったとき、どこかで見たことがあると思って探してみたら、これが見つかった。 幼少の頃、テレビで見たのを、覚えていたのかもしれない。 何しろ、インパクトのある顔である。 dic.pixiv.net 写真は、悔しいことに、一緒に潜っていたバディが撮影したもの。 向こうが撮影を終えて、さ…