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三宮駅構内に ミモザと言う喫茶店があった 電車待ちの人や 人待ち顔の人 時間つぶしに 阪急文化も幾度となく通った 今は無くなったその場所を あたかも存在する…
母との二人三脚が 終わった日 空虚と悲しみと ホッとしたなどと思う やるせなさ 風に吹かれて 思い出を目で追う 母もそうして生きたように 私も生きて居る 成…
桜の花のその下で 今年も花の妖精 笑いさざめく 遠く近く 桜色に暮れなずむ 「ホラ。。。」と 見せたあの日の 心の中までは見通せないけど 最後の桜 思い出の…
水瓶の一滴たる我らが この世界で生きる時 淋しいに違いない 心許ないに決まっている 泣きながら生まれて来るにも 訳があったのだ 今に至るも 日々孤独に生き…
(灘駅の桜) 儚いけど ひと日 ひとひら 香り紡ぐ 木漏れ日の間を 通り抜ける風 時を止めて 確かめる瞬間の 一人で在りながら この宇宙の一粒 耳を澄ませて…
ただ孤独の闇とばかりは言えぬ 喪失感の明日 希望でも無く 歓喜でも無く 寄り添う感覚からは程遠い 塊の群団 塊で生まれて 塊で消えていくのだろうかと 誰か…
流れた月日を思う それぞれの 過ぎた幸せを思う 掌から流れ落ちる思い出 同じように悲しみ 同じように苦しむ 幸せであればあるほど 不幸せであればあるほど …
日々はルーティン 少しでもずれると 慌てふためく 掃除 洗濯 アイロンかけ 食事の支度 お風呂 3人暮らしで 3人が3人とも 日々の事は簡単で良いと言いなが…
大きな存在を失くすことは とても悲しかったが 生きる拠り所があったと言う 喜びに気付かねばならなかった 拠り所は多ければ多い程良いが たった一人でも居たと…
コロナ禍の入院は 面会も儘ならなかったが 最初の面会時に 「ごめんな。。。」と はっきりした口調 「水が飲みたい。。。」は 最後のメッセ-ジだった 忖度し…
楽しい夢をみた 長い長い夢をみた 悲しい事もあったが二人 何ものにも替えがたい 時を過ごした 仲良しだったかと言われれば 二人肩を寄せ合って暮らしているうち…
ナネットレポ-のような 可愛い 女らしい趣味は 周りの女達には無かった 母だけの好みで 今も写真の母は ベビ-服のような襟元や 丸いシルエットのコ-トを 着…
去年の今頃は 何を見ても どこへ行っても 悲色ベース 母の最後の言葉 最後の眼差しが 私を今も泣かせるが 暑い夏に苦しんで やっとの思いで抜け出してみると …
ほめて貰いたい訳でも 慰めて貰いたい訳でも無いけど 空虚に悲しい 母が居た頃はクオ-ツ時計だった ねじ巻き時計になり下がった私 電波時計の正確無比に やきも…
一年前までは考えた事も無かった 母との会話多めのブログを読む 幸せな母との暮らし 母と娘は。。。 好きな事を言い合って 笑ったり 怒ったり そうそう こんな…
台風一過の風 暑さが 少し背を向けた気がして まとまらなかった思考が 少し前を向く くぐもった悲しみに捕らわれて 堂々巡りの涙 考えても仕方の無い事は そっ…
70代に入ると 腹部大動脈瘤 80代になると 心臓・血管系 その挙句にかかりつけ医の 投薬ミス その副作用での長い長い入院 とうとう自力歩行が 適わなくなった…
母の背 追いながら 夕日の道 小走りに行く 子供の私 一人ぼっちには違いないのに 大きなものに包まれて その田舎道は 瞼の裏に張り付いたまま 懐かしくて 懐…
東日本大震災で家族を亡くされた方が 亡くなった家族が傍にいるのが 匂いで判りますと 去年母を亡くした私には そこまでの切実さが足らないようだ 母の匂い 母…
ただぼ-っと朝の月観ている かぐや姫の如き目 若さの無い姫など お呼びで無いと 仕方なく 宇宙旅行の日程組んでみる 明日でも明後日でも 早めでも結構ですよと…
やっとな秋風 思い出に寄り添う 行き詰まった残暑 ハッピ-の風 吹き渡れ 頬をすり抜けて 優しき呼び声に 立ち止まれば 愛惜がこだま返す朝 にほんブログ村
ち色の朝焼け 地球も苦しんでいると言う人が居る 神ならぬ身に 真相は判らぬが 田舎暮らしのあの長閑な 生活に返るのも良いな 鍬を持て カマを持て 土に帰れ …