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1月の誕生石が ガ-ネットだからと 母がくれた指輪 思いは見透かされていたのか 赤とも言えぬ 茶色とも言えぬ 地味色パワ-スト-ン 今頃思い出しても …
幸せな娘 ぼんやりと 今年も夏を迎える 60年前 そんな日が来るとは 思わなかった 力任せに母は 娘を叱責し 猛々しく怒った 苦しさの余り怒り狂った母 …
粛々としか言いようのない 私の夏 脳内で揺らぐ太陽 蝉時雨の中 夏の太陽が緊箍児(きんこじ)となって 行動を律する 粛々としか生きられない夏 今年も …
すっかり忘れていたが 若い頃の母は 姉に似ていた 押しても引いても 動かぬ人生にいら立ち 怒りっぽかった 戦い続けては居たが 悲し気だった 流されるしかな…
気まぐれな 重い夏風 時折、涼風のような 笑顔に引き寄せられて 暑苦しくて いい加減で 中味の無いピエロ 木の葉散らして飛んでいけ にほんブログ村
買い物帰りに考えた 別れてもこうしている 一人ぼっちでも笑って居る 孤独ってなんだろうな シニアの丸い背 ヤングのさざめき 目で追いながら 明日も同じよう…
ペダル踏む風に乗って フィトンチッドの香り 深い木々の楽し気な声 緑の香り 溢れる森の香り 泉の如き語らい 5月の風を深呼吸する 鼻腔に初夏の訪れ に…
大変だったね。。。 ねぎらいは 半世紀以上のアナタの困苦にではなく 故郷での母の懊悩に対してだったかも知れぬ 母が導き出した答だったが 悲し過ぎた 苦し…
通り過ぎた一期一会 光は乱反射して 狂騒曲のざわめき 醸し出す香に酔いしれて これだと思い 奇跡だと信じ 差し出された手に 縋りついた 頼りなき夢 …
春の陽差し のたりのたりや 静心深々と 静まり返る空間 この生が 綺麗さっぱり 消えて行くのも ありかも。。。と ボンヤリ考える 光の点 にほんブロ…
再びこの街で暮らし始めて 怒ったり笑ったり 取り柄の無い母と娘 思えば 二人は傲慢だった こけつまろびつ 二度無い旅路の回り灯篭 成す術もなく見ていた …
明日のお見舞いは 一緒に行こう 一緒に行く事は出来ても 会う事は出来ないのよ このまま亡くなるなんてことあったりしませんよね?! お願いしますよ。。。…
なだらかな坂道 光さす坂 立ちつくす思いの帳 蝶や野バラの通い慣れた道 この街ならではの風 涙差し出す 遠き別れも まだ終わった事では無かったと 六甲おろ…
突然の母の入院 外食にする そして母の話をする 昔々の話をする 家には居ないけど ふと悲しい、ふと忘れる、ふと。。。 波のように胸を騒がす さて、明日の見舞…
生命を紡ぐ 喜びと悲しみと 涙と笑いの機織り人生 こんな私でも 縦横の糸がそれなりの 時を紡いだ 同じ生きる仲間として 思い出はエ-ルに外ならぬ 学びだっ…
晩年と言う 線香花火の燃え尽きるまでの時 流星の煌めきも スピ-ド感も無くしたが 心に灯を点す蕾 優しさの牡丹 松葉になる頃 愛おしさに涙拭く 散り菊の…