メインカテゴリーを選択しなおす
マイケル・ハドソン『金融資本主義とその弊害』「生産性、複利と貧困」
生産性、複利と貧困 現代貨幣理論(MMT) 2012年2月24日、イタリアのリミニでティーチ・インが開催された。この草の根イベントはイタリアの調査報道ジャーナリスト、パオロ・バーナードによって企画され、2,181人の参加者を集めた。彼の貢献により、私のUMKCの同僚であるステファニー・ケルトン、ビル・ブラック、マーシャル・アウアーバック、そしてフランスからアラン・マルケスを招くことができた。ボニー・フォークナーは、3月9日にパシフィカ・ラジオの番組『Guns and Butter』で放送するための録音テープを監修・準備し、メディア・ルーツのフィリペ・メッシーナがテープ起こしした。 私の講演は、…
youtu.be Michael Hudson michael-hudson.com 2023年6月20日パトリック・ラヴェル こんにちは、私の名前はパトリック・ラヴェルです。このポッドキャストの最新の取り組みに皆さんをお迎えしたいと思います。私は「ザ・コン」という5部構成のドキュメンタリー番組のプロデューサーで、現在www.thecon.tvで入手できます。残念なことに、真実の市場は存在しないため、この歴史から間もなく白紙に戻されることになるのですが、そのため私は、物事が実際にどのように動いているのかについて、この世界の大混乱を考慮し、これまでに起こったすべてのことを考慮して、できる限りのこ…
国際レンティア経済の実現を目指す「ワシントン・コンセンサス」米国は、債権国外交と債務国外交の両面を巧みに使い分けている。貿易黒字国に対しては債務者ベースの新しいドル外交を用いながら、第三世界諸国など収支が赤字の国に対しては債権者寄りの立場をとった。1980年以降のワシントン・コンセンサスは、IMFと債権者がこれらの国々に緊縮財政を課し、民営化の売却と通貨の継続的な切り下げ、ひいては労働力の価格の下落を強いることを要求した。その結果、ヨーロッパのあからさまな植民地主義がそうであったように、破壊的で略奪的なものになった。ヨーロッパ帝国主義が植民地や従属国を貿易と通貨の衛星国に変え、天然資源を奪い、…
2020-22年のコロナウイルス大流行は、欧米全体の工業生産を削減し、多くの第三世界の債務者が予定されていた債務返済を行う手段をほとんど、あるいは全く残さないままである。つまり、1982年にメキシコが対外債務を支払えないと発表した後に起こったようなラテンアメリカの債務クラッシュに逆戻りしたわけだ。その結果、国際的な融資が停止され、1990年までにアルゼンチンとブラジルはドル債務の年利を45%(主にタックスヘイブンの口座で活動する国内オリガルヒに負っている)、メキシコは中期ドル債を22%以上支払うようになった。コロナウイルスに起因する世界経済の対決の結果、原材料やその他の輸出品の需要が減少し、第…