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2020-22年のコロナウイルス大流行は、欧米全体の工業生産を削減し、多くの第三世界の債務者が予定されていた債務返済を行う手段をほとんど、あるいは全く残さないままである。つまり、1982年にメキシコが対外債務を支払えないと発表した後に起こったようなラテンアメリカの債務クラッシュに逆戻りしたわけだ。その結果、国際的な融資が停止され、1990年までにアルゼンチンとブラジルはドル債務の年利を45%(主にタックスヘイブンの口座で活動する国内オリガルヒに負っている)、メキシコは中期ドル債を22%以上支払うようになった。コロナウイルスに起因する世界経済の対決の結果、原材料やその他の輸出品の需要が減少し、第…