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読んでみて好きになれなかった本のことを、ここで取り上げる意味があるのか訝りつつ、これほど自分に合わなかった作品は珍しく、それゆえ思うところも多々あり、一応個人の一意見として簡単に記しておこうと思う。 その作品は "Simple Passion" by Annie Ernaux、翻訳本タイトル「シンプルな情熱」アニー・エルノー。 2022年にノーベル文学賞を受賞したフランスの作家、アニー・エルノーによるノンフィクション。 年下既婚男性との2年間に渡る関係を赤裸々に綴ったベストセラーとあり、この中でどんな世界が繰り広げられているのかと興味を持って読み始めるも、私的には妙に違和感の残る作品となった。…
2022年のノーベル文学賞をとったアニー・エルノーの『シンプルな情熱』読了。 うーん。どうするよ、これ。 翻訳されたものは、本来の文とは違うだろうし、国柄、人…